(6日、文末に少し加筆) さいば~すぺ~すの散策などをやっていると、リンクを辿ってふらふらと妙な記事に彷徨い込むことがある。 この度、こんなものに行き当たってしまった。 『DNAを摂取して健康に?話題の健康ドリンク『ナチュラルDNコラーゲン』試飲レビュー』 かねがね、DNAを経口摂取して何になるのかと疑問をもっていたので、その年間400万本も売れているとやらの健康ドリンク試飲レビューを読み始めた。『ナチュラルDNコラーゲン』は、核酸を多く含んだ健康ドリンク。通称、核酸ドリンクです。この核酸とは『DNA』のことを指します。そう遺伝子ですよ、遺伝子。遺伝子を飲むんです。 そんなもの飲んでどうするの? という疑問が当然出てくると思いますが、調べてみると傷の回復を早めたり、免疫系を活性化させたりと、免疫・がん・炎症などに効果があるようです。って、独立行政法人の国立健康・栄養研究所のページに書いてあ
消費者庁から次のような案内がありました。「アレルギー患者が食べられる」と称する卵の販売サイトに関する注意喚起についてNews Release 「アレルギー患者が食べられる」と称する卵の販売サイトに関する注意喚起について 平成22年10月29日 消費者庁 1.インターネットにおける事例今般、インターネットにおいて「アレルギー患者が食べられる」と称する卵を販売しているサイトがいくつか認められました。 これらのサイトでは、「卵アレルギーの方にも食べていただいている」、「子供さんのアトピー(卵アレルギー)が出ない。くさみが卵アレルギーの最大の原因」、「卵ア レルギーも起こりにくい卵をどうぞ」、「安心して生で食べられる卵。アレルギーの方 もぜひ試してほしい」等と記載があり、当該サイトを見た方が卵アレルギー患者でも食べられると受け取られる内容となっております。また、「卵アレルギーだった息子も、私共が
2010年07月17日23:54 カテゴリ食べ物について トーフ 2010年7月17日(土) これは2010年5月30日、毎日新聞の記事です→毎日新聞記事 貴方は→日本の豆腐には5パーセント迄→遺伝子組み換え大豆の混入が認められているのは御存知ですか?ロシアの→イリーナ V. エルマコヴァ博士によるとラットの実験で遺伝子組み換え大豆を食べたラットから生まれる子供は死亡率も高く、生まれる子供も小さいそうである。 (他参考サイトその1→不妊、幼児死亡率に関連づけられたGM大豆 by Jeffrey Smith 参考サイト→その2) この実験結果は色々論争があるようですが、→このレポートのイントロダクションの最初の処、 ~引用~ 遺伝子組換え生物は、植物や微生物、動物に他の種の生物からの遺伝子を移植し新たな性質、例えば病害虫抵抗性や除草剤耐性等を与えるために組換えDNA技術で作られたものを指す
(C6H12O5)2という見慣れない化学式でググると、この化学式で表現される化学物質が極めて危険な物質であることを思い知らされる。この物質は「白い麻薬」と言われるほど習慣性があり、様々な病気や先天的な障害を引き起こすらしい。 でも一番恐ろしいのは、この物質の正体がほとんどすべての家庭に常備されているお砂糖だということだ。 さて、問題です。 これは何だかわかりますか? (C6H12O5)2 ※数字は小さくして下さい 実はこれ「白砂糖」なんです。 (C6H12O5)2=SUGAR 白砂糖というのは、化学方程式で表せる薬になるのです。 (引用元:http://blog.biken-guide.com/?month=200807) 「白い麻薬」と聞いて何を連想しますか? 決してモルヒネやコカイン、大麻などのことではありません。 私が今回お話しするのは、「砂糖」のことです。 (引用元:http://
2008.11.18 どうして電子レンジでチンしないの? (4) テーマ:正しい食育ってなに?(1642) カテゴリ:電磁波について そんなことを聞いてきた同僚の女性がいました。 ぼくがね、冷凍の玄米ご飯を小型鍋に入れておかゆを作っていたらね、 「レンジでチンしたら簡単でしょう」 と言うわけね。 そこで電子レンジのお話が始まりました。 職場の給湯室には電子レンジが鎮座しております。 みなさん、よく利用しています。 ぼかあ何も言わずにいるけれど、 このときは質問してくれたのでお話したのでした。 「電子レンジは危険なんだよ」 と言うと、どうやら 「電磁波が漏れるおそれがあって、人体に影響があるから」 ということしか思い浮かばないようです。 そのときも言葉で説明したのですけど、 言葉よりやっぱり文字がいい、というわけで、 過去記事を検索して見つけて、それを まとめた物を印字して翌日差し上げました
(5月12日、ビタミン、ミネラルの記述一部変更) 【背景的何か】 トンデモ健康法・食事療法や○○はカラダに効くというタイトルの本が書店に平積みになっています。栄養学や食生活について妥当な内容が書かれた本その横に数冊、目をこらして探さないと見つからないぐらいの扱いといっても良いくらい。 さて、これはヒドイ状況なのでしょうか? 直感的にヒドイと思ったから記事をかいているわけだけど、本当にヒドイ状況を表しているのだろうか、もしかしたらそれほどヒドくは無いのかも知れない。まずは、考えてみる。 『ヒドく無い可能性』 多くの方が十分な栄養学的知識を持っており、妥当な本に書かれている内容に興味はないのでニーズが無いので本屋が置く意味がないから。 反対にトンデモ健康法に興味のある人口は少ないのだが、興味のある人の殆どが購入するためトンデモ系や○○に効く系の本がある程度売れているだけ。 希望的観測だけど、こ

この話は、多くの人にとって「知らぬが仏」かも知れないと思っていたので、ほとんど人に話したことはありませんでした。が、サバイブSNSで電子レンジを使った調理術の話をよく見かけるので心配になってきました。書くべきかどうか迷いましたが、書いておくことにします。 電子レンジで調理したものを食べることは、人体に有害な可能性があります。マイクロ波の照射によって加熱するという、自然な加熱方法とあまりにもかけ離れた原理がその理由です。 以下、電子レンジ調理の隠された危険より抜粋。 電子レンジ調理された食べ物は、そうでない種類の食べ物に比べはっきりと白血球を増加させる。このような顕著な増加は、マイクロ波によって生じた物質を摂取したことが原因であるようだ。 (中略) マイクロ波の直接照射が生命システムに危険な作用を及ぼすことを示す医学文献は、広範囲に存在する。それゆえ、この有害なマイクロ波技術に代わ
2008年09月(1) 2008年08月(4) 2007年11月(2) 2007年10月(2) 2007年09月(1) 2007年08月(1) 2007年02月(2) 2006年11月(1) 2006年09月(2) 2006年08月(11) 2006年07月(6) 2006年06月(6) 2006年05月(4) 2006年03月(2) 2006年02月(2) 2006年01月(6) 2005年12月(7) 2005年11月(9) 2005年10月(6) 2005年09月(11) (09/07)瀬戸際の韓国経済、未だ余談ならない (08/19)東京裁判を中心とするアメリカ占領政策による失われた日本的思想と、自由主義的思想の浸透 (08/17)写真でみる朝鮮の近代化(&半万年前への回帰?) (08/16)過去の記事を一部更新しました (08/15
2009-12-28 2009年12月16-18日の豆乳乳児用ミルクについての専門家委員会評価会合の要約 NTP CERHR Meeting Summary Expert Panel Evaluation of Soy Infant Formula December 16-18, 2009 http://www.niehs.nih.gov/news/media/questions/docs/soy-infant-formula-expert-panel-summary-conclusion-12-18-09.pdf 母乳や牛乳ベースのミルクの代用品と… 2009-12-28 Bonsoyミルク:リコール NSW食品局 Bonsoy milk: recall 24 December 2009 http://www.foodauthority.nsw.gov.au/aboutus/adviso

「ミネラル豊富な自然塩なら体にいい」という主張がある。添加物が癌の原因になるとか、牛乳は体に悪いとか、元禄時代以前の日本の食事が理想的だとかいう、いわゆるマクロビオティック系の主張によく連鎖している。工業的に精製された塩は塩化ナトリウムという「化学物質」であり、精製塩の摂取がさまざまな病気の原因になるというのだ。「天然物なら安全、人工物は危険」というよくある誤謬の典型例であろう。■どうして日本は癌大国になってしまったのか?のコメント欄で「精製塩は高血圧にするが、ミネラル豊富な塩は血圧を下げるなどとも言われており、悪いのはむしろ現代の塩と言う事なのではないか?」という主張があったので、日本の塩業について調べてみたところ*1、 1961年、イオン交換膜と電気エネルギーを利用した日本独自の製塩法による製塩が成功した。 1970年度中に全国で生産された塩量に対してイオン交換膜法で生産された塩は全体

バイオダイナミック農法に必要なもので、畑へ散布したり、堆肥へ入れたりすることによって、自然に存在する微生物の活性化をさせる。プレパラート(preparations)とも表現される。EMは菌を添加するが、調合剤は、その土地にある微生物を活性化させることによって、慣行農法で荒廃した土壌を、本来の自然な状態に復元させることを目的としている。 製法が公開させているのだが、その製法がオカルティックなため、バイオダイナミックの普及に時間がかかっている。EMの製法は公開されていないため購入せねばならないという経済的負担はあるが、使い方を知ればよいだけであり、商用として流通しているため広がっている。(EMの製法は工業的だと思われるが) 調合剤の製法は、オカルティックだけでなく、材料が特異なため調達が難しい。これも普及を遅らせている要因である。(「土壌の神秘」を読むと、どこの国でも始める時は怪しまれたよう
2009-09-30 モンサント社からの昆虫耐性除草剤耐性トウモロコシMON89034 xNK603の食品及び飼料としての使用、輸入、加工のための市販申請についての意見 EFSA GM Scientific Opinion on application (EFSA-GMO-NL-2007-38) for the placing on the market of insect resistant and/or herbicide tolerant genetically modified maize MON89034 x NK603 for food and feed uses, import and processing under Regulation … 2009-09-30 ニワトリ肥育用飼料添加物としてのBacillus subtilis PB6 (枯草菌)の安全性と有効性 EFS

幻影随想: マクガバン・レポートとはや2009-07-27で紹介されたマクガバン・レポートについてのメモ。 1977年に報告されたアメリカの食生活指針・マクガバンレポートでは「元禄時代以前の日本の食事」を理想とするという話がしばしばマクロビや日本の伝統を推奨するWebサイトに紹介されている。 しかし本当にこの記述があるのか。日本で勝手に書き加えられた可能性がある。 (仮に原文にあったとしても栄養学的に価値のあるものだとは思えないが) この問題について、とりあえず参考になりそうな情報のメモを残す。 (1)マクガバン・レポートそのものについて レファレンス協同データベースに邦訳図書の情報があった。 http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/servlet/detail.reference?id=1000031057 http://crd.ndl.go.jp/GENERAL/se
『がん』だけでなく、ほかの現代病、生活習慣病の予防にもつながる、 国家レベルで 取り組まれたアメリカでのレポート、【マクガバンレポート】についてのお話です。アメリカが、最も理想的な食事と定義したのは、なんと、元禄時代以前の日本の食事、 伝統的な日本人の食事であることが明記されています。 「なぜ元禄時代以前?」という疑問があがるでしょう。 理由は、元禄時代には精米技術が発達し、白米を食べるようになったからです。 その結果「江戸わずらい」、すなわち脚気が大流行したという話が歴史にも残っています。 お米は精白することで、胚芽に含まれるビタミン、酵素、ミネラル、食物繊維といった、 貴重で重要な栄養素が無くなってしまいます。 ですから、単に日本食とは言わず、栄養的に優れている玄米を主食にしていた頃の和食が 理想的な食事というわけです。 伝統的な日本の食事というと結局は、精白しない殻類を主食とした季

皆様はマクガバン・レポート(マクガバン報告)をご存知だろうか。マクガバンレポートで検索してみると、いろいろ怪しげなサイトが引っかかってくる。典型的なのは、こんなの。 ■なぜ昔、日本人はタンパク質をあんまり摂ってなかったのに死ななかったんですか?*1(Yahoo!知恵袋) マクガバンレポートを知ってますか。アメリカ上院議員のマクガバン氏がその議員生命をかけて取り組んだレポートです。アメリカ人の生活習慣病(癌、白血病、動脈硬化、糖尿病その他)はもうひどいもので医療費は国政を圧迫していました。数年の歳月を費やし原因を追及した報告書をマクガバン氏の名前でマクガバンレポートといいます。結果は肉食中心の食生活をあらためることでした。理想的には日本の江戸時代の食生活がよいとレポートには書かれています。日本人がいまのように1億総半病人のようになってしまったのは、タンパク質中心主義が原因です。江戸時代の日本

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