はじめに この記事は、Google Developer Experts Advent Calendar 2025 13日目の記事です。 先日、Go の tip に入った面白い新機能についての話をしようと思います。 このコミットで、runtime/secret という新しいパッケージが入りました。 runtime/secret このコミット、テストケースが多いだけであり実はそれほど大きな変更ではありません。実際に追加された主たる関数は secret.Do と secret.Enabled だけです。 // Do invokes f. // // Do ensures that anytemporary storage used by f is erased in a // timely manner. (In this context, "f" is shorthand for the /

はじめにGoのエラー処理Goのエラー処理に何かライブラリを利用していますか? この質問はGo 1.0のリリースから10年以上経つ今でも、日本のGoコミュニティでよくされる質問です。筆者(tenntenn)もよく他社の方からされます。 pkg/errorsやgolang.org/x/xerrorsがデファクトスタンダードだった頃と比べ、近年(2025年)はあまりデファクトスタンダードと呼べるライブラリが無いのが現状です。 また、言語仕様やerrorsパッケージについても徐々にアップデートされてきました。Go 1.13でエラーのラップやerrors.Is、errors.Asがリリースされ、pkg/errorsが作ったエラーをラップする文化が標準にも導入されました。同様にGo 1.20でerrors.Joinが入り、hashicorp/go-multierror やgo.uber.org/
OpenTelemetryではeBPFという技術を用いることで、Go言語でできたアプリケーションのコードを変更せずに観測可能にすることができます。本記事では、その手法と仕組みについて実際にコードを書きながら解説します。 こんにちは。Mackerelチームでアルバイトをしているエンジニアの id:appare45 です。本記事ではOpenTelemetryのゼロコード計装を、Go言語でできたアプリケーションに対してeBPFを用いて実現する方法について、実際に実装しながら解説していきます。 ゼロコード計装とは eBPFとはGo言語でeBPFプログラムを書く 関数の実行開始と終了を記録する uretprobeを使わずに関数の終了を知るGoroutineを追うMackerelへトレースを投稿する 引数の値を取得する eBPFを用いたGo言語のゼロコード計装のまとめ Appendix: 環境構

layerx.go #3 の発表資料です! https://layerx.connpass.com/event/372984/

概要 どすこいです! この記事では、Dockerfileを実務で扱う際に知っておくと大きく効率が上がる設計ガイドを書きました!Dockerそのものの仕組みには深入りせず、実際にDockerfileを書く場面でつまずきやすい部分だけを解説します! なお、扱う例はGoを想定しています。 この記事で行わないことDockerの基礎 ネットワーク、ボリューム、Docker Engineの詳細解説 なお、Dockerそのものについて知りたい方は以下のサイトがおすすめです! 対象読者 業務でDockerfileを0から書く機会を得たエンジニア 学習中で、Dockerfileのベストプラクティスについて知りたい方 この記事で伝えたいことDockerfileを最適化する際に何を判断基準にすべきかについて知る 解決したい課題 初心者が書くDockerfileには次のような課題が発生しやすいです。 イメー

エージェント実装の理解を深めたいなと思い、「Goで作る自作コーディングエージェント nebula 開発入門」を読みながらコーディングエージェント実装の写経をしてみた。学びが多く、非常に良かった。zenn.dev 実際に作ったコードは https://github.com/shibayu36/nebula にある。資料と違って、ちょっとだけ設計を変えてみたり、セッション一覧表示を作ったり、編集時のdiff表示を作ってみたりなどもしてみた。 この実践では、エージェントを作る時の基本構成や設計パターンについて概要を学ぶことができた。たとえばツールコール、システムプロンプト設計、メモリ機能設計など。この辺りはAIエージェントを作る上でコーディングエージェント作り以外にも役立つ知識なので、手を動かして深めに理解できたのは良かった。Goを普段書いていて、AIエージェント作りに挑戦してみたい人にとっ
はじめにGopher道場は、tenntennがメルペイ在職時に始まったGoを学ぶ人のための学習の場です。tenntennがメルペイを退職後、著作権周りの整理などが行われ、Go Conferenceなどを運営する一般社団法人Gophers Japanに運営が移管されました。メルペイのみなさまありがとうございました。 動画コンテンツを完全に公開しました 移管にあたり、Gopher道場のSlackに入った方にだけ公開していた動画コンテンツを一般公開することにしました。以下の再生リストからご覧いただけます。 なお、資料はこちらの古いスライドではなく、プログラミング言語Go完全入門をご覧ください。 古い資料はアップデートされませんが、プログラミング言語Go完全入門は今後もアップデートをしていきます。 動画は10時間以上あり、以下の内容を扱っています。Goに触れる 基本構文 型と関数 パッケージ

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