はじめに この記事は、freee Developers Advent Calendar 2025 の 13日目の記事です。 今回はfreee支出管理 を開発しているシバタがAGENTS.md(CLAUDE.md)に関しての記事を書きます。 弊社でも各々の開発しているサービスのリポジトリでCLAUDE.mdやAGENTS.mdを書いてます。 担当しているプロダクトを開発する際、Agentに事前に知ってほしい内容をどこまで書くべきか私自身悩むことがあり、一度会社のコンテキストから離れ、OSSではどのような内容が書かれているのか調査してみました。 調査結果 スターが多く、日頃開発者がお世話になっているだろうOSSにはCLAUDE.md や AGENTS.mdはありませんでした。以下、調べてみたOSSです。 名前GitHub URLReact https://github.com/faceb
[2025-12-16 追記] 手っ取り早く手元で使いたい方は「6.1. drawio CLI のインストール」を済ませてこちらの記事をチェック! 1. はじめに 株式会社GENDA データエンジニア / MLOpsエンジニアの uma-chan です。 この記事は GENDA Advent Calendar 2025 シリーズ4 Day 12 の記事です。 1.1. この記事について Claude Code にdraw.io 形式の図を描かせようとすると、意外とハマりポイントが多いです。フォントが反映されない 矢印がラベルと被る テキストが意図しない改行をする本記事では、私が実際にプレゼン資料の図を Claude Code に描かせる中で学んだコツをまとめます。 1.2. なぜ Claude Code にdraw.io を描かせるのかdraw.io のGUI で図を作成する

React Grab はブラウザ上で要素を選択し、その要素に対応するコードコンテキストをコーディングエージェントに提供するライブラリです。この記事ではReact Grab のセットアップ方法と使用方法を紹介します。 コーディングエージェントに期待したコードを生成してもらうためには、適切なコンテキストを提供することが重要です。しかし Webフロントエンドの分野ではコーディングエージェントの出力結果を元に修正を依頼する、という一般的なワークフローが困難な場合があります。 例えば実装したコードに対してテストを実行するのであれば、コーディングエージェントはターミナルの出力結果を元に修正できます。しかしUI の見た目や動作に関するフィードバックを提供する場合、コーディングエージェントはブラウザ上で実際に動作しているUI を直接確認できません。 そのため、UI のスクリーンショットや DOM


CodexについにSkillsが来たので徹底解説 先日のアップデートでようやくCodexにも待望のSkillsが実装された。この機能を待ち望んでいた方も多いのではないだろうか。今回はこのSkillsをまだ活用していない方に向けて仕組みと利用例を徹底解説している。ぜひ参考にしていただけたら嬉しい。 ちなみにSkillsはCodex特有の仕組みではなく、もともとClaude Codeで実装されていた概念で、エージェントが動的に発見・ロードできる、指示・スクリプト・リソースのパッケージだ。「ナレッジの目次だけ最初にLLMに渡して、本当に必要な時だけ中身を読み込む」仕組み。コンテキストエンジニアリングの一環として位置づけられる。 一言で言うと 個人的な解釈だと、Skillsは必要な時にLLMの判断で自動的に読み込まれるカスタムコマンドに近い。 ただ、その説明だけでは「で、それの何が便利なの?」とい


この記事は 実践で フルAI コーディングするための考え方とノウハウを凝縮したものです。筆者が持ってるノウハウはほぼ全て書いたつもりです。 Algomatic アドベントカレンダー 12/8 です。 この記事は、必要となる前提知識・考え方と、実践ノウハウと、AI デトックスについての三段構成になっています。 注意事項: この記事は、実践で、本格的なプロダクト開発をフルAI コーディングするためのものです つまり、メンテナンス性がとても重要です フルAI コーディングとは、コーディングエージェントなどのAI のみでコーディングすることです。一部人間がちょっとした手直しをすることもあるかもしれませんが、基本的にはAI に書かせます LLM とは何かを知ってる人向けの記事です Claude Code や Codex や gemini-cli などをコーディングエージェントと呼ぶことを知

クラスメソッドではAI駆動開発を推進するための取り組みを行っており、クラスメソッド社員も実際に日常的にAIを使って開発を行っています。 弊社メンバーが日常的に実践するAI駆動開発のナレッジやTipsを共有するために、AI駆動開発 Advent Calendar 2025を開催しています。本ブログは、この企画の3日目の記事になります。 もしAI駆動開発の最先端を知りたい方は、この1ヶ月間、ぜひ本アドベントカレンダーをチェックしてみてください。 はじめに さて、本題に入りますが、みなさんNanoBanana Pro(Gemini 3 Pro Image)(以後NanoBanana Pro)使ってますか? 自分も先日初めて使ってみて、かなりすごいと感じ、画像生成が一段階上のレベルに上がったという印象を受けました。 また、このNanoBanana Proは、NotebookLMにも組み込ま

本記事は、AIに下書きを生成させた後、人によるファクトチェックや調整を慎重に行なった後に投稿しています。 こんにちは。AIエンジニアのYusukeです。 先日参加したハッカソンで、ひとつの発見がありました。 コード内に存在する複雑なアルゴリズムをわかりやすく説明するスライドを、コードから生成できる——というアイデアです。 アイデア出しから実装、プレゼンを準備する時間はわずか3時間。プレゼン資料をゼロから作っている余裕はありませんでした。そこで試したアプローチが思いのほかうまくいったので、記録として残しておきます。 ありがたいことに、この方法をハッカソンの運営の方がポストしてくださり、反響をいただいています。(12/4現在1600いいね&180リポスト) ハッカソンのプレゼン、今は実装からスライド生成までできる時代なの、めちゃくちゃ良い Claude Code で実装、コードからNoteb


その②:通知をONにする モデルが強化されるにつれて、長時間の作業を自律的に行えるようになっています。その間、人間がずっと見ている必要はないため、作業が終わったら通知で連絡をもらうように設定しましょう。 個人的に参考になったブログはこちらです。 その③:音声入力を活用する 音声入力なら、タイピングの 3 〜 4 倍の情報量を、背景や意図を含めて自然に伝えられます。入力の負担が減って思考に集中できます。 個人的に参考になった動画はこちらです。 2. CLAUDE.md を作成し、育てる CLAUDE.md とは? CLAUDE.md は、Claude にプロジェクトの背景知識(コンテキスト)を持たせるための設定ファイルです。通常、AI は会話のたびにプロジェクトの構成やルール(コーディング規約など)を忘れてしまうため、毎回説明する必要があります。しかし、プロジェクトのルートディレクトリに C

How isAI changing the way we work? Our previous research onAI’s economic impacts looked at the labor market as a whole, covering a variety of different jobs. But what if we studied some of theearliest adopters ofAItechnology in more detail—namely, us? Turning the lens inward, in August 2025 we surveyed 132 Anthropic engineers and researchers, conducted 53 in-depth qualitative interviews, and
TLDR:Bun has been acquired by Anthropic. Anthropic is betting onBun as the infrastructure powering Claude Code, Claude Agent SDK, and futureAI coding products & tools. What doesn't change:Bun stays open-source & MIT-licensedBun continues to be extremely actively maintainedThe same team still works onBunBun is still built in public onGitHubBun's roadmap will continue to focus on high performan
Claude Code のプランモードはリリース当初から定期的に改善が加えられており、より正確な計画を立てられるようになっています。この記事では最近の改善点について紹介します。 Claude Code v2.0.51 のリリースノートでは「Plan Mode nowbuilds more precise plans and executes more thoroughly(プランモードがより正確な計画を立て、より徹底的に実行するようになりました)」と記載されています。リリースノートでは 1 行だけの説明で具体的な改善内容がわからないのですが、実際に Claude Code のプランモードは定期的に新しい機能が追加されており、プランモードが生まれた当初と比べて大きく進化していることがわかります。 プランモードの改善点は主に以下の 3 つです。 プランの計画に専用のサブエージェントを使用する

本稿は、Claude Code のスキルとサブエージェントを確実に発動させるための実践ガイドである。公式ドキュメントには記載のない罠がいくつか存在するため、検証結果を踏まえて攻略手順をまとめる。忍耐力が試される区間なので気長に頑張りましょう。 発端:スキルが発火しない まず目標を確認する。やりたいのは「プロジェクト固有のコーディング規約を Claude に守らせる」こと。 スキルを作成する。 # .claude/skills/tech-stack/SKILL.md --- name:tech-stack description: このプロジェクトの技術スタック --- #技術スタック - HTTP クライアント: ky(axios は使用禁止) - テスト: Vitest(Jest は使用禁止)

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