理化学研究所(理研)脳神経科学研究センター親和性社会行動研究チームの大村菜美研究員、黒田公美チームリーダーらの国際共同研究グループは、科学的根拠に基づく赤ちゃんの泣きやみと寝かしつけのヒントを発見しました。本研究成果は、赤ちゃんの泣きに困る養育者のストレスの軽減や、虐待防止につながると期待できます。 黒田公美チームリーダーらは2013年、親が赤ちゃんを運ぶとおとなしくなる「輸送反応[1]」をマウスとヒトにおいて発見しました。しかしこの研究では、運ぶ時間が約20秒間と短く、かつ運ぶのをやめると赤ちゃんは再び泣き出すという課題がありました。 今回、国際共同研究グループは、赤ちゃんが泣いているとき、母親が抱っこして5分間連続で歩くと、泣きやむだけでなく、約半数の赤ちゃんが寝付くことを発見しました。また、親の腕の中で眠った赤ちゃんをベッドに置くとき、赤ちゃんが目覚めやすいのは親から体が離れるタイ

はじめに あるデータの組み合わせが手元にあるとき、それらがどれほど依存関係にあるのか?というのはデータを触っていると自然に湧いてくる疑問だと思う。 データの依存関係を見る時、「相関係数」なるものを計算するのは大半の人が行うと思うが、この相関係数は「ピアソンの相関係数」を指すことがほとんどであろう。この相関係数は Y = aX + b という線形の関係を捉えることはできる。 と、ここまで書いてたのだが、つい先日 Qiita にこんな記事が投稿された。 まさにこういう話をしたかったので完全に先を越されてしまった。悔しい… だがせっかくなので、実はこの相関係数は「バイアス」があると指摘した論文についてでも紹介しようかと思う。以下はarXivに投稿されたワーキングペーパーをベースにしたものである 注意:以下は夜中に勢いで書いたので、構成とか変わる可能性がある (12/10) 新しいセクションを追加

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに 今回は、「新しい相関係数」と銘打ったインパクトのある論文を紹介します。 この論文で定義を見ただけだとイマイチぴんと来ないかもしれないので、図を使ってわかりやすく説明します。 紹介する論文はこちら: Chatterjee, Sourav. "A new coefficient of correlation." Journal of the American Statistical Association 116.536 (2021): 2009-2022. Stanford大の重鎮による単著で、統計学4大誌のJASAに掲載。この

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