複数の野球部員が下級生に暴力をふるったことなどをめぐる問題を理由に夏の全国高校野球の出場を大会途中で辞退した広陵高校は長く指揮を執ってきた中井哲之監督を交代させ、第三者の視点を学校運営に反映させるための外部の学識経験者などでつくる「学校改善検討委員会」を設置すると発表しました。 広陵高校は8月に開幕した夏の全国高校野球に広島代表として出場していましたが、部員の暴力問題などをめぐりさまざまな情報がSNS上で取り上げられている事態を重く受け止め、2回戦を前に出場を辞退しました。 野球部は2年生と1年生の新チームになっていて指導体制の見直しを進めていましたが、学校はこれまでの体制で今後の活動を続けるのは難しいと判断したとして、21日、中井哲之監督と息子の中井惇一部長を交代させると発表しました。 中井監督は63歳。1990年に母校の広陵高校の監督に就任し、春のセンバツで2回の優勝を果たすなど甲子園

第107回全国高校野球選手権大会(甲子園)に出場中の広陵(広島)が10日、今大会の出場を辞退した。この日、同校の堀正和校長が兵庫・西宮市内で会見し、明かした。14日の2回戦で津田学園(三重)と対戦予定だった。 広陵を巡ってはSNS上で暴力事案が判明。5日には日本高野連が3月に厳重注意とした事案があったことを発表し、6日には学校も野球部員の暴力行為を公表した。さらには別の事案で元部員が被害を訴えていることも判明し、同校では元部員の保護者からの要望を受け、第三者委員会を設置して調査を進めてきた。 8日には阿部俊子文部科学相が閣議後の記者会見で、同校の野球部員の暴力行為があったことについて言及。「大変遺憾で、決して許される行為ではない」と述べた上で、出場の判断について「日本高野連で適切にされるものと承知しているので、コメントは控える」と話すなど、波紋が広がっていた。 選手権大会中の出場辞退につい

MeToo運動が広まり、映画界をはじめとする「性暴力問題」の告発が相次ぐなか、それを報じる新聞社が見ないふりをしている性被害があった。その現場は、高校球児の聖地・甲子園。当事者たちが実名で告発する。【前後編の前編】 * * * 夏の甲子園を目前に、全国各地で高校野球の地方大会が開催されている。 今年の甲子園は3年ぶりに観客の入場制限が撤廃されて盛り上がることが予想されるが、その陰で浮上したのが、女性記者が被る性被害問題だ。 〈詳細を初めて知って衝撃。私も甲子園で担当チームの取材中に被害を受けたから。表に出ていないだけで、女性記者への性加害はこれまでもけっこう起きているのではないだろうか〉 7月4日にツイッターでそう発したのは元朝日新聞記者の柴田優呼氏だ。高校球児たちが夢見る聖地で性被害が起きているという告発には多くの反応が寄せられている。 柴田氏が改めて本誌・週刊ポストの取材に答えた。 「

選手のけが防止のため議論されている高校野球の投手の球数制限について、福岡県高校野球連盟が今春に実施したアンケートで、野球部員の87%が「反対」と回答した。 アンケートは2~3月、県高野連が加盟校136校(当時)に尋ね、部員1533人と指導者の意見が集まった。部員は指導者を通じて答えた。球数制限には部員の203人が「賛成」、1330人が「反対」と答えた。指導者では19人が「賛成」、102人が「反対」、「どちらともいえない」が3人だった。 理由(自由記述)として、賛成では「出場機会の増加」、反対では「部員に完全燃焼してほしい」などの意見が挙がった。 賛成と答えたある監督は、選手時代にひじを痛めて野手に転向した。取材に「卒業後も野球を続けてほしい」と理由を説明した。 一方、反対と答えた県立校の監督は「球を打たず、多く投げさせて交代を待つ作戦などで野球が変わり、選手が少ない公立校は厳しくなる。大会

新たなスター候補が甲子園から消えた。 15日、創志学園(岡山)の最速150キロ右腕・西純矢(2年)が下関国際(山口)戦で179球の完投負け。2回戦で敗退した。 【写真】清宮幸太郎 早実“最後の学ラン”姿 試合後、この2年生エースは、複雑な表情を浮かべながら、報道陣にこんなことを口にした。 「試合の序盤にベンチに帰るとき、球審から『必要以上にガッツポーズはしないように』と結構、強い口調で言われました。自然と出てしまうんですが……」 初回、先頭打者を見逃し三振に打ち取った際、大きなガッツポーズをして雄たけびを上げた。これが球審の不興を買ったというのだ。 感情をむき出しにしながら、相手に立ち向かうのが西の投球スタイル。試合中にそれを否定され、「リズムが狂った」と言う西は、被安打3ながら9四死球と大乱調。初戦で優勝候補の創成館(長崎)を無四球で完封したのとは別人だった。 その後も自然と握りこぶしを

第100回全国高校野球選手権記念大会(5日開幕・甲子園球場)の出場校による甲子園見学が31日、スタートし、春夏通じて初出場の白山(三重)の女性部長・川本牧子氏(40)が打席に立ってスイングし、大会関係者に制止される場面があった。 【写真】史上初めて甲子園のグラウンドに立った可愛すぎる女子マネの今 例年の甲子園練習が、今大会は56校と出場校が多く、甲子園見学に切り替えられた。選手たちはグラウンドを見学し、ボールを使わずにボール回しのふりやシャドーピッチをする中、それまで選手たちを見守っていた川本部長は、ナインや東拓司監督(41)から招かれるようにグラウンドへ。白いポロシャツに紺のスカート、野球帽姿で右打席に入り1回スイングをしてみせた。チーム全員は大喜びだったが、すぐに大会関係者に制止、注意を受けた。 川本部長は「監督がぜひぜひ、という感じだったので…。でも、打席に立ってはいけないと注意され

<高校野球福島大会:大沼・西会津・坂下・猪苗代・湖南10-0長沼>◇11日◇2回戦◇あいづ球場 【写真】並んで父兄や先生らにあいさつする「会津西連合」の選手たち 福島大会で女子記録員が、マウンドに上がる珍事が起きた。長沼が0-5と大沼・西会津・坂下・猪苗代・湖南の「会津西連合」に点差を広げられ、佐藤大樹投手(2年)が四球を出した直後。4回表、2死一、三塁で影山高見監督(48)が伝令を送った。白線をまたいで選手の輪に走って加わったのは、革靴にスカートの制服姿の女子だった。 福島県高野連の担当者も「あれっ? いいの? って感じでまずいなと思った。本部に問い合わせようとしたら、終わってしまった」と困惑していた。本来は部員15人だが、都合によりベンチ入りは男子9人と女子記録員1人のみ。苦肉の策だった。高野連側は試合中に佐川英太部長(31)を通じ「次からは特例として捕手をベンチ前に呼んで伝えてくださ

人を殴ったら暴行の疑いで逮捕される。公の場でも家庭内でも、である。ところが、学校の部活動という世界に入るといきなり治外法権となり、大人が子どもを日常的に殴っても許されてしまう。 読売ジャイアンツで活躍した元プロ野球選手の桑田真澄氏は、共著書『新・野球を学問する』の中で自分自身の部活動を振り返ってこう書いている。 〈 今でも思い出したくない記憶です。頬に手の跡がつかない日がない、お尻にもケツバットの跡が数本。お尻がはれ上がって帰りの自転車は普通に乗れない。そんな毎日でした。 〉 これは小学生時代の話である。こうのような日々は中学・高校でも続く。「指導」や「しごき」という域をはるかに越え、「児童虐待」ではないか。 「ひたむき」「すがすがしい」は本当か? 8月に入り「夏の甲子園」たけなわだ。全国高等学校野球選手権大会は単なる高校生のスポーツ大会ではなく、国民的な祭典になっている。旗振り役は、日本

【高校野球】 埼玉大会で選手が相次ぎ熱中症に→監督「何をやっているのか」とあきれ顔 1 名前:デニウ損φ ★:2013/07/12(金) 18:21:13.72 ID:???0 埼玉大会は11日、熊谷市で最高気温38・3度を記録したのをはじめ、県内全域で酷暑となり、熱中症で倒れる球児や関係者が相次いだ。 川越初雁球場の第3試合では、川越西のエース井原彰吾(2年)が1点リードの9回2死で、突然マウンドにうずくまった。熱中症で右手にしびれを感じ、そのままグラウンドを後にした。熱中症による交代はチームで3人目。3回に横手優樹外野手(3年)、6回に森田京介内野手(3年)が、それぞれ暑さから両足をつり、救護室で治療を受けた。筒井一成監督(41)は「試合で倒れるなんて初めてです。 何をやっているのか」とあきれ顔だった。 試合後も川越西のダンス部員、熊谷西のマネジャーが倒れ、2台の救急車が出動する騒ぎと

女性 「炎天下での高校野球は危険。ドーム球場でやればいいのに」 1 :名無しさん@涙目です。(catv?):2011/08/17(水) 15:20:10.32 ID:Ioq5wRpj0 ?PLT 高校野球をドームでやるのはどうでしょう? 年々、暑くなっていく日本の夏。この時期、高校野球を見ていていつも思うのですが、 もうそろそろ、真夏の炎天下での大会は安全上、限界なのでは・・・と。 湿度も温度も高くなるばかりの日本、試合をする生徒達はもちろん、 観戦する人達、応援(ブラスバンドやチア・応援団など)の生徒達、こんなに暑くては熱中症が心配です。 そこで、高校野球をドーム球場でやったらどうだろう?と思ったのですが、 主人に話すと不愉快そうにされ無言。息子に聞いても「そんなのダメだろ」と、 全く相手にされません。 私としてはすごくいいアイディアだと思っているのですが・・・。 全天候型
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