前回のブログに、DRMについてのコメントをいただいています。先週、「デジタル時代の著作権協議会(CCD)」のシンポジウムで、「権利問題研究会」の主査として私が発表した「権利者と利用者の望むDRM技術」の報道を見てのご意見です。いい機会なので、ここで改めて、この件についての私の考え方を書いてみます。 まず、EMIMusic社が、デジタル音楽の配信をDRMフリーにするというのは権利者としての一つの考え方だと思いますし、私はそれを否定するものではありません。 シンポジウムでも話しましたが、この件で思い出したのが「一太郎」のことです。ジャストシステムは、1987年の「一太郎Ver.3」で、それまで業界の常識だったコピープロテクトを外し、業界とユーザーに衝撃を与えました。当時は、5インチのペラペラのフロッピーディスクをパソコンに入れてガチャガチャとプログラムを実行していた時代で、プログラムのバック

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