ある日売れないジャニーズJr.を好きになった。 きっかけは簡単で、売れてるデビュー組のファンからの、いわゆる担降りというやつだ。 このタイプのジャニーズJr.のファンになるひとの大半がこの道を通ってきていると思う。 詳細は省くが、彼はほとんどテレビへの露出はなく、先輩のバックダンサーを務めるか、先輩が座長の舞台に出るかで1年を過ごしている。 コンサート、舞台。仕事数のわりに、彼は本当に人気がなかった。 知られていないわけではない。この界隈のジャニオタには名前も顔も知られていたし、目立つ方でもあった。 ただ、彼のファン、彼だけのファンは、ごく少数であった。 初めて彼を見に行ったとき、まだそれはあの子ちょっと気になる、程度の時期で、 初めて作った彼の名前のうちわを持って、大きくない会場の後方の席に入った。 数曲終わり、彼らが出てきて、ほんの数秒。何小節か踊ったところで、顔を上げて、私のうちわを

とあるジャニーズJr.を追いかけ始めて1年になった。ジャニーズJr.っていうのはテレビに出てるジャニーズの後ろでペラペラな割に色やスパンコールやフリンジのきついジャケットと黒いタンクトップを着て踊ってたりするアレで、今まで全くそういうのに興味がなかったのに大学生になってからはじめて本格的に好きになった。山Pはずっと好きだったけど毎月毎月見たいっていう欲求はなかった。テレビでよかった。今はテレビでよくないので、これは異変なんだと思う。 いろいろあって、そのジャニーズJr.にはまってから1年間で100万円使った。これはチケット代だけの金額で、遠くの会場でのコンサートにも行ったから交通費もたくさんかかったしいろいろなプレゼントも渡したけどその費用は別。計算が面倒なのでしません。 100万円という金額が多いのか少ないのかはわからない。都内実家在住、親からはジャニーズのために1円も出してもらってな

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