陽介 @052ysk アウラとフリーレン、双方の魔力を秤にかけた服従の天秤《アゼリューゼ》は、果たしてフリーレンへと傾いた。 勝利を確信し敵に背を向けたフリーレンは薄氷の刃の如き声でアウラへ命ずる。 「アウラ、落語家になれ———」 敗北の色に染まる頭が言葉の意味を理解するより早く、アウラの体は戦場から駆け出していた。極東の島国を目指して。 いくつもの船を乗り継ぎ辿り着いたこの国で、土地勘もツテも無いはずのアウラは何かに導かれるまま(あるいはこれもアゼリューゼの力だったのかもしれない)とある落語家の門を叩く。 泣き落とし。癇癪。時には掴みかかるなどしながら七転八倒三日三晩。テコでも動かぬ座り込みの果て、ついに入門を許可される。 これで落語家になれた。やっと解放される。フリーレン許すまじ。様々な感情が湧き上がるも体が言う事をきかない。 ああそうか、自分はまだ入門したに過ぎず落語家になった訳では

Twitterで「クッパ姫」がトレンド入りするなど流行しています。簡単に言うと、任天堂のマリオシリーズに登場する敵キャラ「クッパ」を女体化したキャラクターで、海外ユーザーのhaniwa(@ayyk92)氏が投稿した二次創作をきっかけに、国内外で多くの絵師がイラストを公開するなどして話題に。勢いがすごい……! 流行のきっかけとなった投稿 そもそもは、先日発表されたNintendoSwitch向けの新作ゲーム「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」で登場したキャラクター「キノピーチ」が発端。プレイアブルキャラのキノピコが、新アイテム「スーパークラウン」をとることで、ピーチ姫に似た姿に変身するのですが、“キノコ族からピーチっぽい生き物に変異する”謎の現象がファンの間で注目を集めることになります(関連記事)。 そして、かぶると変身する「スーパークラウン」の設定が話題になった流れから、

この一件の幕引きは“前例”となる 5月24日、「人工知能学会全国大会」において発表された、立命館大学情報理工学部に所属する3人の研究者の論文が、議論を呼んでいる。なぜならその論文が、自作イラストやマンガを中心とするSNS・pixiv(ピクシブ)に投稿された一般ユーザーの小説10作を分析材料として扱っていたからだ。これが多くのユーザーの反発を買い、現在はその論文PDFが非公開となっている。 「ドメインにより意味が変化する単語に着目した猥褻な表現のフィルタリング」と題されたこの論文は、「猥褻表現」(論文中では「有害情報」とも表記されている)のフィルタリングを目的とした研究だ。 一方、この論文で研究対象とされたのは、性表現が多く含まれ、当初から作者が「R-18」(18歳未満閲覧禁止)にカテゴリーしていた小説だった(同時に、その多くは「二次創作」だ)。pixivでは閲覧制限の設定があり、デフォルト

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