文藝春秋 平成十八年二月号 天皇さま その血の重み なぜ私は女系天皇に反対なのか わずか一年の議論で決定 これは皇室伝統の破壊ではないか 寛仁親王ともひとしんのう殿下 聞き手 櫻井さくらいよしこ(ジャーナリスト) 櫻井 昨年一月の「皇室典範に関する有識者会議」の設置以来、皇室や皇族のあり方について盛んに議論されるようになりました。しかし、私たちは皇室伝統についても、皇族の方々がどのようにお暮らしになり、何をお考えになっているのかについても、ほとんど知るところがありません。 そんな時、寛仁ともひと親王殿下は、ご自身が会長をおつとめになっている福祉団体「柏朋会」の会報のエッセイというプライヴェートな場所で、「有識者会議」の議論に異議を唱えられました。このエッセイは昨年十一月に読売新聞が掲載して世間にも知られることになったのですが、拝読して、有識者会議の議論の問題点を明解に指摘したものであると思
秋篠宮さまは30日、46歳の誕生日を迎えられた。 これに先だち22日に開かれた記者会見で、「皇室を維持していくためには、一定の数(の皇族)は当然必要」との考えを示されたほか、天皇陛下の公務の負担に関連して「(天皇の定年制も)必要になると思う」と述べられた。 また、皇室典範の見直しは国会の議論に委ねられるとした上で、「今後の皇室の在り方を考えるときには、私、もしくは皇太子殿下の意見を聞いてもらうことがあってよいと思います」と述べられた。 皇族の確保、次世代の皇族の意見反映についての発言は、天皇陛下のお考えとも合致している。政府は25日、皇族女子が結婚後も皇室にとどまることを可能にする「女性宮家」の創設に向け検討することを明らかにしている。長女、眞子(まこ)さま(20)、次女、佳子(かこ)さま(16)、長男で皇位継承順位3位の悠仁(ひさひと)さま(5)の父、秋篠宮さまが自ら一定数の皇族確保の必
天皇、皇后両陛下が、東日本大震災の被災地に思いをはせ、お住まいの皇居・御所の電気を一定時間使わない「自主停電」を続けられていることが分かった。「国民と困難を分かち合いたい」という趣旨で15日に始めたもので、宮内庁の羽毛田信吾長官らによると、陛下は「寒いのは(服を)着れば大丈夫」とおっしゃっているという。 両陛下は計画停電で「第1グループ」に分類された地域の停電時間に合わせ、1回約2時間にわたり、明かりや暖房といった電気の使用を一切控え、時にはろうそくや懐中電灯を使いながら過ごされているという。暗い中で夕食を取られることもあったようだ。 両陛下は、第1グループで停電が計画されたものの、実際には電力供給が逼(ひっ)迫(ぱく)せず、停電がなかった日も、当初の計画時間に合わせ、自主的な停電を実行された。15日から23日までは1日も欠かさずに行い、スケジュールに合わせて同じ日に朝晩2回、電気を止めら
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