
メンタルヘルス(心の健康状態)を扱う「心理カウンセラー」は、ネット上では無法状態になっている――。そう聞くと驚く人も多いのではないだろうか。そもそもメンタルヘルスに関わる資格としては、公的資格に準ずる臨床心理士や、国家資格の公認心理師があり、そのハードルは高い。それにもかかわらず、無資格のいわば「野良カウンセラー」が跋扈(ばっこ)するのは、法律上、「業務独占」ができないからだという。その「闇」を筑波大・原田隆之教授に聞いた。(Yahoo!ニュース オリジナル 特集編集部) 長く続くコロナ禍の中で、未来への不安に苛まれたとき、あなたならどうするだろうか? 家族や友人、恋人に話を聞いてもらえるならいいが、もしそれもできないほど孤立していたら――。 最近ネット上で多く目にするのが、そんな人々の気持ちを受けとめる「心理カウンセラー」だ。検索エンジンやSNSで調べてみれば、多くの心理カウンセラーが優

批判と炎上 ホームレスや生活保護受給者へのヘイトスピーチで、メンタリストDaiGoさんが大きな批判を浴びている。私も動画を観たが、あまりの醜悪さに言葉を失った。 私自身、生活保護を受けている人々に対する心理的な支援を行っている身でもあり、聞いたこともないようなあからさまなヘイトを目の当たりにして、大きなショックを受けた。そして、これまで人類が人権のために闘ってきたその歴史は何だったのだろうかとさえ思わされた。 あからさまな差別に対して、われわれがまずやるべきことは、明確に声を上げて「NO」を突き付け、社会としては絶対に許容できないという態度を示すことである。 彼の言論のどこが問題であるかについては、数多くの専門家が声明等を出しているので、ここではこれ以上立ち入ることはしない。 その一方で、彼はどうしてあんな発言をしたのか、その発言の裏にある心理について聞かれることが何度かあったので、ここ

新型コロナウイルスに関するデマの影響で、小売店でのトイレットペーパーが品薄となる中、スーパーマーケット「イオン」の一部店舗で相当数のトイレットペーパーが入荷・販売されていることが、ツイッター上で称賛を集めている。「おひとり様10点まで」と掲げているイオン東雲店の写真も拡散された。イオン(千葉市)の広報担当者は2020年3月5日、J-CASTニュースの取材に、一部店舗では「入荷体制が整っていることをお客様にお伝えする意味も込めて、特設売り場を設けて告知しています」と話した。 「これだけあるなら、無理して買わなくても大丈夫じゃん!って思わせる」 「こんなに訴えかけてくれるなんて最高です」「近所のイオンのやる気を感じた!」。ツイッター上では4日ごろから、複数のユーザーがそんな声とともに店内の写真をアップし、拡散された。イオンの店内だといい、整然と積みあがったトイレットペーパーが写されている。


ここまで人は、デマに踊らされるのか――。ドラッグストアの前で長い行列が作られているのを目にし、そんな思いを持つ人もいるだろう。 *** 新型コロナウイルスによるデマを原因として、ティッシュペーパーを中心に多くの日用品の買い占めが続いている。「明らかな嘘八百なのに、それでも買い占めを続けるのはなぜだろう」と首を傾げる向きも少なくないはずだ。 まずは経緯を振り返っておこう。新聞や雑誌記事のデータベース「ジーサーチ」で検索を行うと、日本で最初に新型コロナを原因とする買い占めが報道されたのは、シンガポールのケースだったようだ。 時事通信アジアビジネスの報道によると、ウイルスに対する警戒レベルが引き上げられたことを契機として、2月7日ごろから米やトイレットペーパー、即席麺の買い占めが始まったという。 だが、同紙は10日に「スーパー買いだめ、日曜日には沈静化か=シンガポール」と報じた。記事に登場する女


カウンセラーの信田さよ子さんが「自己肯定感」という言葉を批判してるんだけど、その通りだと思った。労働状況の問題を個人化して自助努力に向かわせることへ、心理職が加担している。

最近の経済学は、これまで「経済学」と聞いてぱっとイメージすることと、ちょっと離れたことが研究対象になっている。 例えば感情だ。 私たちは、人が感情に左右されることを知っている。幸福感でいっぱいならやる気はでるし、なんとなくうまくいかず気分が乗らない日は成果も乏しい。 幸福度が高いと、生産性が高まることを裏付ける研究も進んでいる。大竹さんもいうように、まさに笑う門には福来たるだ。 一方で、感情を軽視すると、人の生産性を下げることにつながるという研究もある。 部下がいるビジネスパーソン必読「怒り」に着目した研究結果が紹介されている。ここは部下をもつビジネスパーソンにとって、まず必読のパートだ。 怒りっぽい上司が怒っているときに、わざわざ話をしようと思う人はいない。「落ち着いたときに話をしようかな」とか「時間を置くか」と考える。 人間が完全に合理的なら、与えられた情報に基づく意思決定は、感情に左

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