庫ノ林 @konobayashi 時々、「国立国会図書館に行ってみたい。たくさんたくさん本が並んでいるんでしょ💕」という感じの呟きを見かけるけど。 基本、これなんですよね。😅 検索能力、基礎調査能力を養わないと、目当ての本を、閉架書庫から導き出せないんです。 pic.twitter.com/STe0lQM2Tx 2021-08-14 22:15:44 庫ノ林 @konobayashi ※自治体の電子図書館で「貸出中」があるのは利用契約が1人用のため。複数人利用契約だと料金⤴︎ 【図書館閲覧室内カフェ反対派】図書館/防災/建築/映画/TV/特撮/漫画/アニメ/etc…(レファ系話のキーワード等はぼやかして書いてます。大規模災害時にはRT増加します)我支持台湾独立建国

太田 今日は26回目のFICTIONS新人賞座談会です。みなさん、張り切っていきましょう! 一同 はい! 丸茂 今回は座談会の前に、新メンバーの紹介をしないといけませんよ。我々がかつて味わった洗礼を受けるがいい(陰惨な笑みを浮かべて)。どうぞ! 片倉 今年から編集部に合流した片倉と申します、よろしくお願いします! 石川 ……それだけですか? 片倉 えーと、オフィスに来た初日に「貴族エディター」の称号をゲットしました。ティーカップ持ち込んでスイーツ買ってきて、編集部で一人お茶会してただけなのに……。 太田 貴族は貴族でも、鳥がつく方の貴族じゃないよね? 片倉 鳥がつく貴族って何ですか……??? 一同 トリキを知らない……これはヤバい!! やっぱり貴族だ!! 太田 それでは気を取り直して座談会を始めましょう! 『革命のプレリュード』はどうでした? 片倉 これは吹奏楽がテーマの部活ものです。『
一般に、本は読めば読むほど物知りになれると思われがちだが、実際は逆だ。読めば読むほど、世の中はこんなにも知らないことであふれているのかと思い知らされる。その繰り返しが読書だ。 「ディアトロフ峠事件」をぼくはまったく知らなかった。これは冷戦下のソヴィエトで起きた未解決事件である。 1959年1月23日、ウラル工科大学の学生とOBら9名のグループが、ウラル山脈北部の山に登るため、エカテリンブルク(ソ連時代はスヴェルドロフスク)を出発した。 男性7名、女性2名からなるグループは、全員が長距離スキーや登山の経験者で、トレッキング第二級の資格を持っていた。彼らは当時のソ連でトレッカーの最高資格となる第三級を獲得するために、困難なルートを選んでいた。資格認定の条件は過酷なものだったが、第三級を得られれば「スポーツ・マスター」として人を指導することができる。彼らはこの資格がどうしても欲しかったのだ。 事

以前、HONZでも書評を書かせて頂いた(『宇沢弘文 傑作論文全ファイル』)、経済学者の故宇沢弘文氏の旧宅「宇沢国際学館」に夜ごと集まって、経済や医療や国際関係などの話をする不思議な会合がある。本書の著者の合田真氏とはその席で隣り合わせて、日本植物燃料という会社を経営しているというから、今関わっているリゾート施設のバイオマス発電の話でもしようかなと思ったら、京都大学で冒険部にいたけど中退したとか、アフリカでバイオ燃料をやっているとか、終いにはモザンビークで新しい銀行システムを作っているとか、初めはかなり怪しげな話だなと思って聞いていた。 そもそも、アフリカで「電子マネー経済圏」を作るのに、「20億人」と言っている所からして何かおかしいと思った。と言うのも、アフリカの現在の人口は12億人しかいないからだ。 ところが、合田氏の話す内容が100%フィンテック絡みの話で、それが金融出身の私には、結

名探偵の代名詞、シャーロック・ホームズ。 全作品を合計すると60作品(長編4、短編56)にもなります。 文庫本にして9~10冊ですから、全部読み切るのはなかなか大変です。 原作の著作権はすでに切れていますので、英語のテキストは数多くのサイトで公開されていますが、 邦訳はほとんど著作権が残っており、インターネット上で自由に読める邦訳はごく一部に過ぎません。 このサイトでは、既存の著作権に抵触しないように、全ての作品を改めて原作から翻訳し直して公開しています。 初出誌のストランドマガジンに掲載されたシドニー・パジェットのイラストも、ほぼすべて掲載してありますので、パソコンや携帯から、存分に世紀の名探偵シャーロック・ホームズの魅力をお楽しみください。 Tweet

ある女性から「このラノベおすすめ! 読んで感想聞かせなさいよね!」とけしかけられた僕は、その女性に気に入られたい下心で早速Amazon から取り寄せた。 このラノベについて女性は「ファンタジーものじゃないし、登場人物も2桁いかないし、ラノベ臭さもないし読みやすいはず!」というが、しかし一向に読み進めることができていない。僕は読み進めるのがどうも遅いらしい。数えると1ページにつき2分くらいかかっているのではないか。 恥ずかしながら、僕はこれまで国語の教科書以外で小説を能動的に読んだことがない。 ウィークデーの僕は朝刊を欠かさず読み、エッセイや論文もたまに読む。読むだけなら慣れているはずだ。 それなのに小説は僕の頭に全然入ってこない。 単に小説に慣れていないから、で片づけられるのならまだいいが、僕には想像力や記憶力が欠如しているのかもしれない。『小説 読み方』のような検索ワードで色々調べてみ

今更ながら...、前回直木賞受賞作品「下町ロケット」が素晴らしい! ガジェット好きなら必読だ!2012.01.17 10:00 そうこ 「その部品がなければ、ロケットは飛ばない。」 2010年に刊行され昨年夏にはドラマ化もされているこの作品をなぜ今頃...、なんて言わないで! 第146回直木賞(2011年度下半期)が発表の今日、あえて前回受賞作品に焦点をあてます。 池井戸潤さん作の「下町ロケット」は、ガジェット好きならば手に汗握り、ページを繰るのももどかしく感じる胸が熱くなる小説。いわば、ギークな大人の青春小説です。 主人公の佃航平は、精密機械の製造を請け負う佃製作所の社長。父親の死をきっかけに家業をついだのだが、前職はなんと宇宙化学開発機構の研究員、しかも専門はロケットエンジンであった。 かつて最新テクノロジーで大気圏の遥か向こうを見ていた彼だが、今は中小企業の経営者として山積みな問題の

「英文標準問題精講」(原仙作 著)。第5訂版。初版はなんと戦前の1933年。今も本屋の大学受験コーナーに行けば売られている、参考書の古典中の古典である。 10年くらい前だろうか。大学受験する時に買ってはみたのだけれど、さっぱりわからんと放り投げたこの参考書を、なぜだか分からないがふと思い出し、本棚の奥からひっぱり出してふむふむと読み進めてみたら面白くて止まらなくなってしまった。今では、寝る前に2、3本の例文を読むことが最近の日課になってしまってすらいる。 アマゾンでの散々な評価[amazon:英文標準問題精講]で見れるように,この本は確かに受験参考書としては使えない。より解説が豊富で効率的に要点を学べる本が山ほど出ており、純粋に受験生の実用性でのみ評価した場合、もう役目を終えていると言っていいかもしれない。 しかしそれでも本書の魅力自体は色あせていない。「英文標準問題精講」が持つ最大の魅力

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く