ソフトウェアを作成するには、プログラム用の特別な言語(=「プログラミング言語」と呼ばれる)で、そのソフトウェアの動作や見た目を記述する必要がある。本稿で紹介する「Small Basic」とは、そのようなプログラミング言語の1つである(※ただし、執筆現時点での最新バージョンは「0.6」で、まだ正式版ではなく、日本語版もまだない。2010年2月8日現在、「0.8」で日本語版の提供が開始された)。 なぜ、いまさらそのようなプログラミング言語が新たに作られてようとしているのか。 Visual BasicやC#、Java、Rubyなどの最近のプログラミング言語は長年蓄積されてきた技術や考えが多数導入されており、プログラミング言語が誕生した当時から比べると、非常に洗練されてきている。しかも、機能も盛りだくさんである。洗練されて機能が豊富ということは、それだけ「プログラミング初心者が学ぶには難しい」とい
超簡単プログラミング「MS Small Basic」が正式版で無料公開、サンデープログラミングにどうですか? いまベテランのITエンジニアとして活躍している方々の中には、子どもの頃にBasic言語で初めてプログラミングを覚えた、あるいは駆け出しエンジニアの頃に最初に仕事で使った言語がVisual Basicだった、という方も多いのではないでしょうか? 実は僕も、最初に使ったプログラミング言語はPC-8001のN-BASICでした。もう30年くらい前のことですね。 マイクロソフトが2月24日に正式版を公開した最新のBasic言語「Small Basic」を使うと、もしかしたらその頃の気持ちが思い出せるかもしれません。 exeファイルも生成できる Small Basicは、そのホームページに「Microsoft Small Basic puts the "fun" back into comp

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