総合人材サービスのマンパワーグループ株式会社(本社:神奈川県横浜市、取締役代表執行役社長:池田 匡弥、 http://www.manpowergroup.jp )は、日本を含む世界43カ国・地域の公的機関・民間企業の採用担当者を対象に、「組織の人材不足感」「人材確保が困難な職種」「人材確保が困難な理由」について調査を行い、その結果を発表しました。 ■組織の人材不足感 11回目を迎える本調査は、世界43カ国、42,341の公的機関・民間企業を対象に実施。人材不足を感じている世界の機関・企業は、前回の結果を2パーセント上回る40%に達しています。国別では、86%の日本が昨年に引き続き、世界で最も人材不足感の強い国となり、続いて台湾(73%)、ルーマニア(72%)、香港(69%)、トルコ(66%)という結果でした。(図1、図2参照) ■人材不足を感じている職種 日本 1位: エンジニア
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読者の皆さんもご存じの通り、アメリカにおける昨年の金融危機に端を発して、世界は空前の大不況に突入しつつある。今後もそれなりに成長が見込めるということもあってか、IT産業の求人・雇用状況は製造業などの他業種と比べれば状況はややマシのようだが、それでも予断を許さないのは確かだ。首筋が寒くなってきた方もおられるだろう。ITスキルの需要変化 ところで、調査会社Foote Partners LLCが最近出した発表によると、市場におけるITスキルへの需要に興味深いトレンドの変化が見られるらしい。というのは、プロジェクトマネジメントやITアーキテクチャといった分野のITスキルへの需要が増加傾向あるいは堅調なのに対し、ウェブ開発に関連したスキルへの需要はここ2年で減少傾向にあるらしいのである(Internet Evolutionの記事)。といっても、アンケート調査の対象はアメリカとカナダの1960社に勤

「来年の就職は結構厳しいから、覚悟しておいてほしい」 ある私立大学の担当者は、現3年生を対象にした就職セミナーでこうクギを刺している。 「日本経済新聞」の調査では、主要企業による今春の新卒採用計画(来年4月入社)は、前年比8.1%増。依然として売り手市場であることに変わりはないが、「一部の大手企業は春先から採用数を絞り始めている」(就職情報会社の営業担当者)のだ。 たとえば、過去数年間における大量採用の象徴だったメガバンク(みずほフィナンシャルグループ、三菱東京UFJ銀行、三井住友銀行)。2007年4月入社の新卒採用は3行合計でじつに7000人近かったが、来年4月入社組については6000人あまりで、明らかに減速している。ほかにも、東京海上日動火災保険(1000人強→750人)、野村證券(834人→700人)など、すでに採用計画人数を減らしている有名企業は少なくない。 ここ数年、景気回復を見
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