人工光合成の効率を世界最高水準まで高めることに成功した、豊田中央研究所の「人工光合成セル」=21日午後、愛知県長久手市トヨタ自動車グループの豊田中央研究所(愛知県長久手市)は21日、太陽光を使って水と二酸化炭素(CO2)から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表した。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。早期実用化を目指す。 豊田中央研究所は2011年に、水とCO2のみを原料とした人工光合成に世界で初成功。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0.04%だったが、改良を重ね7.2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。

【クルマ人】「86(ハチロク)」開発の陰にはマツダエンジニアの助言があった トヨタのチーフエンジニア多田哲哉氏に直撃インタビュートヨタ自動車はスポーツ車「86(ハチロク)」を約4年ぶりに改良し、8月1日に発売する。エンジンの吸排気部品を改良し、低速域でも力強さを発揮するなど「走り」を追求。車体先端部(ノーズ)を下げるなど外装も変更している。チーフエンジニアを務めたスポーツ車両統括部長の多田哲哉氏に狙いを聞いた。(会田聡) ――従来モデルからの進化は 「一番大きいのは、より運転手の思い通りに動くようになったことだ。スポーツ車は操作に対して期待通りに動くことがポイントで、究極の姿はレーシングカーだ。(トヨタが挑戦してきた)独ニュルブルクリンク24時間耐久レースは長く、天候の変化も激しい。完走を目指して鍛えられたことが開発に生きた」 ――主な購買層は 「プロジェクトが始まった平成19年は若者の

【戦後70年 高度成長の軌跡(1)】カローラ開発秘話、「打倒サニー」へ渾身のエンジン変更、33年国内首位の怪物生む 昭和41年3月、トヨタ自動車工業(現トヨタ自動車)技術管理部主査付だった佐々木紫郎(89)=現顧問=は、上司の長谷川龍雄(故人)にこう告げられた。 「排気量は1100ccに決まったぞ」 開発中の新型車の発売予定は11月。すでに8カ月を切った時期での排気量変更に佐々木は驚いた。「コンピューターもなく手書きで図面を書いていた時代。今だから言えるが、常識では考えられないことだった」と佐々木は打ち明ける。 長谷川の指揮の下、佐々木たちが開発を進めていた新型車こそ、日本を代表する大衆車、初代「カローラ」だ。3年後の44年から33年間、国内販売首位を維持し、日本のモータリゼーションを牽引(けんいん)した名車は、高度成長を迎える日本と同様に、がむしゃらなバイタリティーの中で生まれた。 土壇

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県は東日本大震災で発生したがれきの処理加速に向け、トヨタ生産方式「カイゼン」を取り入れる。本県のがれき処理率は2012年末の時点で27%にとどまっており、カイゼンの導入による作業の効率化で、目標としている14年3月末の処理完了を目指す。県は皮切りとして、29日に盛岡市でセミナーを開く。 カイゼンは13年度から本格的に導入。沿岸各地のがれき破砕・選別施設のうち、県が市町村から運営を委託されている4カ所(野田村、宮古市、山田町、大槌町)を中心に取り組む。 作業を請け負っているJV(共同企業体)の中からモデルJVを選定。トヨタのグループ企業社員が現場に定期的に出向き、作業工程に無駄がないか、迅速化できる部分がないかなどを直接指導する。内容は他JVと共有して効率化の取り組みを広める方針だ。
ソニーセミコンダクタソリューションズ(神奈川県厚木市、指田慎二社長)は、2027―29年度が対象の次期中期経営計画において、経営指標である投下資本利益率(ROIC)の目標を12―1... マイクリップ登録する
「現代自動車」躍進の真因は「脱トヨタ生産方式」にあり 現場にはカイゼン活動を極力させない/井上 久男 現代ビジネス 3月6日(日)7時5分配信韓国の現代自動車が世界各国で販売を伸ばし、躍進しているニュースが日本でもよく報じられるようになった。その理由についてデザイン戦略や品質力の向上が指摘されている。しかし、その本質的な原因についてはあまり触れられていない。 現代自動車の躍進の理由はずばり、トヨタ生産方式(TPS)を敢えて捨て、自前の方式を編み出したことにある、と筆者は感じている その詳細を説明する前に現代自動車の躍進ぶりを紹介しよう。 子会社の起亜自動車を含む現代の2011年のグローバル販売計画台数は前年比10%増の約633万台。この計画値を達成すれば、トヨタ自動車、米ゼネラル・モーターズ(GM)、独フォルクスワーゲン(VW)に次ぐ世界4位の座を確保することになるだろう。 世界
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