コロナ禍にテレワークが推奨されたことで、働き方改革が一気に進んだ。一方で、テレワークによって“孤独”を感じている人も出てきている。 【画像】オンライン会議は口角を上げて臨んでみよう! なぜ、テレワークで孤独感を抱いてしまうのか。社員を孤立させないため、会社や上司ができる工夫はないのか。企業の働き方改革の支援を行うクロスリバーの越川慎司さんに聞いた。 コロナ禍によって進んでいる23~24歳の孤立化テレワークによる孤独は、「上司や先輩に声をかけることが難しいために感じてしまう閉塞感」と、越川さんは言う。クロスリバーが行った調査でも、“若手”の多くが孤独を感じやすいという結果が出た。 「当社では、805社17万3000人の働き方改革を支援してきています。そのすべてがテレワークを経験しているので、アンケート調査をしてみたんです。その結果、入社したばかりでテレワークをしている23~24歳の方が、孤独

今や、働き方改革は多くの企業の関心事。その一環として、「テレワーク」を導入する企業も増えています。しかし一方で、制度がうまく機能せず、いつしか形骸化、フェードアウトしてしまうケースも珍しくありません。テレワークを職場の文化として根付かせるには、社員が利用しやすい仕組みづくりや雰囲気を醸成させていくこと、さらには経営者サイドの強い意思が欠かせません。 2008年にテレワークを導入した佐賀県庁も、当初はなかなか利用が伸びず、制度開始から3年間で希望者は40名。3300名(当時)の職員に対し、わずか1.2%という割合でした。 しかし、導入から11年。今では全職員にその対象が広がり、年間の利用者は延べ17万人を超えるといいます。さまざまなトライ&エラーを繰り返しながら長きにわたりテレワークを継続してきた佐賀県庁の事例は、多くの民間企業にとっても参考になるはずです。 今回はテレワークをはじめ、ICT

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