第一回目は、SQLite を使った実用的なプログラムとして、郵便番号から住所を検索するソフトウェア postal を実装します。 Unix ではおなじみのコマンドラインで動作するソフトウェアとなります。 ソフトウェアが提供する機能は、 「郵便番号を引数に渡すと住所を表示する」だけとします。 完成版は、以下のような実行と結果を出力するプログラムとなる予定です。 % postal 1006090 1006090: 東京都千代田区霞が関霞が関ビル(地階・階層不明)SQLite は、FreeBSD の ports のdatabases/sqlite3 で導入できます。 要求 指定した郵便番号に該当する住所を返す 設計郵便番号と住所のデータをデータベースで管理する コマンドラインで動作するプログラムとする 引数には 7桁の郵便番号を取る 検索に成功した場合のみ、郵便番号に対応した住所を返す
概要 MS-Access 上で郵便番号を住所変換するためには、住所入力支援機能が提供されている。 しかし、元になっている辞書ファイルのアップデートが遅れたり、用途に応じてカスタマイズするには限界があるなどの理由から、日本郵政公社が配布している郵便番号データを利用して、オリジナルの郵便番号⇒住所変換機能を実装する方法も、広く知られている。 日本郵政公社(執筆当時。現・郵便事業株式会社)が配布している郵便番号データは単純なCSV 形式のため、加工がしやすく、初・中級クラスのVBA の知識があれば簡単に応用が効く、というのが、私が見聞きした範囲での一般的な認知のようだ。 しかし最近になって、ふとしたことから実際にそのCSV データを見る機会が有り、いくつかの疑問点・問題点が浮かび上がってきた。 はたして日本郵政公社のCSV データは、本当に使いやすいのだろうか? 仕様 まず、仕様を確認し
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