『マルコポーロ』の旅路の果て【新保信長】 新連載「体験的雑誌クロニクル」17冊目 新保信長「体験的雑誌クロニクル」17冊目 子供の頃から雑誌が好きで、編集者・ライターとして数々の雑誌の現場を見てきた新保信長さんが、昭和~平成のさまざまな雑誌について、個人的体験と時代の変遷を絡めて綴る連載エッセイ。一世を風靡した名雑誌から、「こんな雑誌があったのか!?」というユニーク雑誌まで、雑誌というメディアの面白さをたっぷりお届け!「体験的雑誌クロニクル」【17冊目】「『マルコポーロ』の旅路の果て」をどうぞ。 写真:著者撮影 【17冊目】『マルコポーロ』の旅路の果て まずは『DAYS JAPAN』の話から始めよう。講談社より1988年に創刊されたジャーナリスティックなビジュアル総合月刊誌。広瀬隆と広河隆一による「四番目の恐怖」で原発と放射能汚染の問題を追及するほか、フロンガスによるオゾン層破壊、薬害エイ

NHKの連続テレビ小説「虎に翼」などで知られる脚本家の吉田恵里香氏が「炎上」した。吉田氏がシリーズ構成と脚本を担当しているアニメ「ぼっち・ざ・ろっく」についてイベントで語った「ノイズ」という言葉が問題視されたのだ。いろいろな人がいろいろな角度からこの件について語っていたが、一つ、あまり出ていない視点があったと稲田氏は指摘する。「ぼっち・ざ・ろっく脚本家の炎上」とかけて「地方のメガショッピングモール」と解く、その心は?(ライター、編集者 稲田豊史) 「原作改変」に対する反発 少し前の話になるが、朝ドラ「虎に翼」などで知られる脚本家の吉田恵里香氏が「炎上」した。正確に言えば、吉田氏の発言を載せたイベントリポートのウェブ記事が「炎上」した。それから約2週間。状況がだいぶ落ち着いてきたので、改めてこの件について考えてみたい。 記事が掲載されたのは9月14日。そこには、吉田氏がシリーズ構成・脚本を担


2022年に放送されたテレビアニメ『ぼっち・ざ・ろっく!』は、国内外で高い評価を獲得しました。その制作を脚本で支えたのが、『恋せぬふたり』や『TIGER &BUNNY』シリーズ(一部エピソード)など、数々の話題作を手掛けてきた吉田恵里香氏です。今週、その吉田氏のある発言が、ファンの間で大きな波紋を呼びました。 発端は「ノイズ」という一言 事の発端は、吉田氏が登壇したイベント講演を報じたWebメディア「KAI-YOU.net」の記事でした。 この記事の中で、吉田氏がアニメ化にあたり一部の描写(原作で主人公が裸で入浴するシーンを、アニメでは水着に変更したなど)を「ノイズ」と判断し、意図的に変更したと語ったことが紹介されています。 この「ノイズ」という言葉が、SNSを中心に強い反発を招きました。「原作者が描いたものを『ノイズ』と表現するのは、あまりに敬意を欠いている」といった声に加え、「脚本家

破壊屋ギッチョ @hakaiya 俺は表現の自由戦士なんだが、アニメ「ぼっち・ざ・ろっく」の脚本家の降板を求める署名運動(画像参照)には明確に反対する。表現の自由のために署名しないで欲しい。というか最後の二行が矛盾しているぞ!あと男性の大御所アニメ作家は思想が強い人ばっかりだぞ! pic.x.com/kvuxTGTxb6 2025-09-20 09:11:17 破壊屋ギッチョ @hakaiya この署名運動には賛成しないが「思想的にニュートラルな作品であって欲しい」というのはちょっと分ったりする。たとえば自分の好きな原作が排外主義の作家に利用されたりしたら反対したくなる。 2025-09-20 10:03:52 破壊屋ギッチョ @hakaiya海外だと『らんま1/2』が「LGBT運動に利用したい層VSらんまにそういう運動を持ち込まないで層」の議論が起きたりしている。『らんま1/2』は「気


【北京共同】中国甘粛省蘭州市の警察当局が今年に入り、男性同士の恋愛を描くボーイズラブ(BL)作品を小説投稿サイトで発表していた中国人作家の全国一斉摘発に乗り出した。わいせつ物を制作・販売して広めた疑いが持たれており、一部作家が拘束されたという。香港紙、明報が14日までに報じた。中国では当局による厳しい検閲が敷かれる中、BL作品が若い女性を中心にブームとなっている。習近平指導部は1月、ポルノ・不法出版物の一掃に向けた工作会議を開き「大衆の反響が大きい問題に焦点を合わせた」徹底取り締まりを要求した。今回の一斉摘発は、結婚や出産を望まない若者の出現など「社会的価値観」が揺らいでいることへの危機感が背景にあるとの見方が出ている。 摘発対象となったのは台湾の成人女性向けサイト「海棠文学城」にBL作品を投稿していた作家たち。200人超が警察の呼び出しを受けたとの情報もある。多くは女子大生で、少数の読

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