老眼の人を狙い撃ち……?──米Microsoftをかたる、あるフィッシングメールがX上で話題になっている。そのフィッシングメールでは「rnicrosoft.com」のドメインを使用している。一見すると、正しいMicrosoftのドメインに見えるが、よく見ると初めの「m」が「r」と「n」に置き換えられており、とても紛らわしい偽ドメインになっている。 話題の発端となったのは、海外の掲示板サイト「Reddit」の投稿だ。あるユーザーが「Microsoftのパスワードリセットメッセージを装ったフィッシングメールが届いた」と投稿。その件名やレイアウトなどは本物とほとんど同じな一方、送信元が「rnicrosoft.com」となっていたという。そのため、他ユーザーに気を付けるように注意喚起している。 この投稿を見たと思われる、一部の日本ユーザーもX上でこれに触れて話題に。すぐにその違いに気付かなかったユ

今日は、ついに一般公開されたPerplexityのAIブラウザ「Comet」について、実際に使ってみた感想とともに、どんな風に活用できるかをお話しします。 正直、最初は「また新しいブラウザかぁ...」って思ってたんですが、使ってみたら 「これ、めちゃくちゃヤバい!(いい意味でも悪い意味でも)」 ってなりました。 ぶっちゃけ、悪い意味も強いです…😂 Cometって何がすごいの?まず、Cometは「思考の速度でブラウジング」できるAIブラウザです。 でも、これだけじゃピンとこないですよね。 わたしは来ませんでした笑 かんたんに言うと、あなたの考えたことを、あなたの代わりにAIアシスタントが勝手に働いてくれるんです。 たとえば: メールの要約や返信作成を自動で作成から送信までしてくれる カレンダーの予定も入れちゃう 複数のタブを開いて調べ物してる時も、AIが横断的に情報をまとめてくれる ショッ


つまり、Comet Assistantは現在のコンテキストを理解し、調査のために開いているタブを参照したり、コンテンツをインラインで要約したりできる。これにより、コピー&ペーストをすることなく、ウェブページに関する質問にその場で応答可能となる。こうした機能は、複数のサイトを横断して製品を比較したり、閲覧中の情報を即座に分析したりするようなタスクにおいて、特に有用である。 もし、問題を解決するために幾つものタブを開いたままにしてしまうタイプであれば、Cometがさまざまなタブから情報を引き出し、答えを提示してくれる機能にきっと魅了されるだろう。 答えそのものは、Perplexityの主要な大規模言語モデル(LLM)によって生成される。以前と同様、Perplexityは一般的に質の高い回答を提供していると感じた。さらに優れている点は、Perplexityが提示する情報に情報源を明示していること

AIテクノロジーの発展に伴ってさまざまな企業が「AIエージェント搭載ブラウザ」をリリースしています。AI検索サービスを展開するPerplexityがリリースしたAI搭載ブラウザ「Comet」には、AIを通じたプロンプトインジェクション攻撃を受けるリスクがあると、ブラウザ開発企業・Braveのセキュリティエンジニアが報告しました。AI agents that can browse the Web and perform tasks on your behalf have incredible potential but also introduce newsecurity risks. We recently found, and disclosed, a concerning flaw inPerplexity's Comet browser that put users' acco


エージェント型AIブラウザーは現在、AI分野で注目されているトレンドの1つだ。ユーザーが自らウェブサイトを閲覧して操作するのではなく、ブラウザーのAIエージェントにタスクを代行させる仕組みだ。しかし、使用するブラウザーによっては、セキュリティ上のリスクにさらされる可能性がある。 「Brave」ブラウザーの開発チームは、米国時間8月20日に公開したブログ投稿で、Perplexityが提供する新しい「Comet」ブラウザーを批判した。Cometは、エージェント型AIを前提に設計されている。例えば、Amazonで好みのプロテインドリンクを購入したい場合、ユーザーが自ら手を動かすのではなく、Cometに指示するだけで済む。 では、どこに問題があるのか。まず、AIは誤解やミスを起こしやすい性質があるため、指示を誤って解釈したり、途中で誤った手順を踏んだり、ユーザーが意図していない行動をしてしまう可能


生成AIを悪用して情報を盗み出す新手のコンピューターウイルスが海外で確認され、セキュリティー会社では、従来のウイルス対策ソフトでは検知が難しく、今後、日本へのサイバー攻撃に使われる可能性もあるとして、注意を呼びかけています。セキュリティー会社のトレンドマイクロによりますと、「LAMEHUG」と呼ばれるこのコンピューターウイルスは、7月、ウクライナの政府機関を狙ったサイバー攻撃で確認されました。 ウイルスはメールの添付ファイルを開くと感染し、ネット上にある生成AIに「パソコン上の情報を集めてコピーし、指定したサイトに送るための命令文を書いて」などと要請します。 するとAIは、要請されたプログラムを生成してウイルスに返答し、それをウイルスが実行することで、攻撃者が指定したサイトに集めた情報を送らせるという仕組みです。 実際のサイバー攻撃に組み込まれる形で生成AIを悪用したウイルスが確認される


コンピューターセキュリティ会議Black Hatでの報告とデモにより、外部から仕込まれたプロンプト(いわゆるプロンプトウェア)がAI「Gemini」を欺き、「Google Home」と連携するスマートデバイスを操作させるおそれがあることが示された。Googleは現在、Google Homeアプリに「Gemini」機能を追加し、「Googleアシスタント」をGeminiに置き換えようとしている最中だ。 このような深刻な脆弱性が生じる要因は、Geminiが英語の基本的な命令に従うよう設計されている点にある。デモでは、「Googleカレンダー」の招待にひそかに仕込まれたプロンプトを、Geminiがメールを要約する際などと同様に読み取る様子が示された。プロンプトには、特定のアクションを条件にGoogle Homeデバイスの操作を求める指示が含まれていた。 テルアビブ大学のBenNassi氏、Te



対話型生成AI(人工知能)「ChatGPT」を手掛ける米OpenAIが近くWebブラウザを発表すると、関係者3人が明らかにした。市場で支配的地位にあるAlphabet傘下Googleの「Chrome」に対抗する。 数週間以内に発表する予定で、AIを通じてWeb閲覧を根本的に変えることを目指しているという。Google成功の鍵となったユーザーデータに直接アクセスすることも可能になる。 関係者によると、新ブラウザは検索結果をクリックする形ではなく、ChatGPTのように利用者とやりとりするよう設計されている。OpenAIが提供するAIエージェント「オペレーター」などと統合すれば、ブラウザが利用者の代わりに予約やフォーム入力などのタスクも実行できるようになるという。 一方、週間で5億人に上るChatGPTのアクティブユーザーがOpenAIの新ブラウザを利用すれば、Googleの広告収入源に圧力と


Googleの新たな変更により、生成AI「Gemini」が「Android」端末にインストールされているサードパーティー製アプリのデータにアクセスできるようになる。 注目すべき点は、Geminiアプリのアクティビティーを無効にしていても、Geminiがサードパーティー製アプリへのアクセスを継続していることだ。ArsTechnicaによれば、Googleはこの件についてAndroidユーザーに対し、メールで通知したという。 Geminiアプリのアクティビティーや、各アプリにおけるGeminiの拡張機能を無効にすることは可能だが、Googleはそれでもアクティビティーデータを最大72時間保持し続ける。とはいえ、無効にしなかった場合に最大18カ月保存されることを考えれば、まだましだと言える。 では、どうすれば良いのか。Geminiによるサードパーティー製アプリのデータ取得を防ぐ方法は幾つか存在



Google は、生成AI モデル「Gemini」を悪意のある攻撃から保護するための、多層的なセキュリティ戦略の詳細を公開しました。この戦略は、特に「間接的なプロンプトインジェクション攻撃」と呼ばれる、巧妙な脅威への対策を強化するものです。 プロンプトインジェクション攻撃とは プロンプトインジェクション攻撃とは、AI に悪意のある指示(プロンプト)を与えることで、情報を盗み出したり、意図しない操作を実行させたりするサイバー攻撃の一種です。特に「間接的」な攻撃では、メールやドキュメント、カレンダーの招待など、AI が読み込む外部データソース内に悪意のある指示が隠されています。 ユーザーが Gemini を利用してこれらの情報を要約したり処理したりする際に、隠された指示が実行され、データ流出などの被害につながる可能性があります。Google の多層的なセキュリティアプローチGoogle



俳優の不倫疑惑に関連して、「LINE流出」の文字がメディアやSNSをにぎわしている。 思い起こされるのは、2016年1月に報じられたタレントとミュージシャンの不倫報道だろう。この時、2人のものとみられるLINEのトーク画面が雑誌に掲載された。その流出の原因として、「クローンiPhone」の可能性が報じられていた。 クローンiPhoneとは、1つのLINEアカウントに複数のiPhoneで同時にアクセスすることを指す。しかし、LINEは16年2月にクローンiPhoneを不可能にする対策を完了している。 また、LINEは16年2月、暗号化通信「Letter Sealing」(レターシーリング)を導入した。トークルームの「設定」を見ると、そのトークルームでLetter Sealingが有効になっていることを確認できる。現在のLINEではデフォルトでオンになっている機能だ。 Letter Seali


日本の10代はInstagramで何をしているのか Instagramは海外だけでなく、日本でも10代から圧倒的な人気を誇る。NTTドコモのモバイル社会研究所が2025年4月に公表した調査によると、SNSを利用している中学生は92%にのぼり、Instagramの利用率はLINEに次いで2位の52%で上昇傾向にある。 なお、この調査では小学生のSNS利用の実態も浮かび上がっている。本調査におけるSNSは、LINE以外すべて13歳以上の利用が規約に定められている。つまり、規約に反してSNSを利用している子どもが多いことがわかる。 10代はInstagramで何をしているのか。実は、10代のInstagramの使い方は、大人とは少し異なる。 メインとして利用している機能は、24時間で消去される「ストーリーズ」。1日に何度も投稿することも珍しくない。自動で消えるため、映えていないシーンや日常の思い


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