【※本記事はラインクラフト、アストンマーチャン、ネオユニヴァース、ケイエスミラクル、ツインターボの育成シナリオ、およびメインストーリー第2部前編のネタバレを含みます。ご注意ください】 【※本記事執筆者はスイープトウショウ未所持につきスイープ育成シナリオ未読です。ご了承ください】 【※25日20:47:最後のあたり微修正】 2024年3月21日、アプリ『ウマ娘 プリティーダービー』のメインストーリー第2部前編とともに、ラインクラフトが育成実装されました。 140連でした ラインクラフト。ウマ娘に育成実装された中では5人目(登場はロイスアンドロイスの方が先ですが)となる、モチーフ馬が現役中に夭折しているウマ娘。サイレンススズカを目当てに始め、アストンマーチャンとケイエスミラクルの育成シナリオに脳を焼かれ、カノヤザクラとサンアディユのウマ娘化を待ちわび、2022-2023POG1位指名がスキルヴ

『バービー』を観た。 驚いたのは、予想してた以上に“死”にまつわる映画だったということ。 全然気付かなかった。なにしろキャッチコピーは「バービーの世界、初の実写化!」。キービジュアルもピンク色のカラフルな仕上がりだし、予告編もまるでおとぎ話のようなコメディタッチの映像。きらびやかでポップな世界観が全面に打ち出されている。 www.youtube.com ただ、その一方で、『バービー』が単なるファンタジーじゃなく、ジェンダーを中心にさまざまな社会問題を取り扱った映画だということは、いろんな記事を通して、なんとなく伝わってきていた。 たとえば以下の記事には「映画『バービー』は女性をエンパワーメントするフェミニズム映画として大絶賛されている」とある。 globe.asahi.com たしかにそのことは映画の大事な要素になっている。 「完璧な毎日が続くバービーランドから、ある日、バービーとケンが“

あーあ。 俺はさ、ゆるキャンが大好きなんだわ。アニメ化する前から追いかけてきて。ゆるキャンのためだけに芳文社のマンガしか読めないアプリに月数百円払って。お前らの誰よりもゆるキャンが好きなんだわ。でも今回の映画はマジで最悪だった。 ぶっちゃけさ、映画をやるって聞いたときは嬉しかったけど、「映画は大人になったなでしこ達を描きます」って発表があったときはモヤっとしたよね。お前らもそうだろ? 原作差し置いて何未来の話描こうとしてんの?って 大人になったなでしこ達なんて見たくないんだが?って でも考え直した結果さ、すばらしい出来のアニメを作ったスタッフなんだから良いものを作るはずだろう、って思うようになったのよ。 大人になったなでしこ達なんて見たくないけど、このスタッフなら大丈夫だろうと思った。 原作を差し置いて大人になったなでしこ達登場させてでも描きたいものがあるんだろうなって思った。それはさぞ素

ゾンビ映画は「ゾンビ映画です」ってちゃんと言ってくれ もともとシャーロックもののドラマが大好きで英ドラマのシャーロックもミス・シャーロックもディーンフジオカのシャーロックも好きだ。推理が楽しい。 シャーロックとワトソンの関係性が好きだ。 大好きな中村倫也が「屍人荘の殺人」でシャーロックとして出るという触れ込みだったので映画が発表されてからとても楽しみだった。 そして観に行った。 びっくりした。 ゾンビ映画だった。 原作は「このミステリーがすごい!」とかいう賞を獲ったらしいのだが、ゾンビ映画なのだ。 ストーリーがちょこっとゾンビなのではない。 ほとんどゾンビ。 死んだ人は生き返るし、残虐なころし方はするし、今まで思い入れがあった人もゾンビになったからといってころす。 画面を縦横無尽に歩き回るゾンビ。 ミステリーじゃないじゃん。 ゾンビ映画じゃん。 公式は「ネタばれ禁止!」って売り方をしている

■連載「小原篤のアニマゲ丼」 新海誠監督「主人公の帆高(ほだか)は終盤、大きな決断をして世界のかたちを変えてしまう。賛否が分かれると思いました。許せない人もいるだろうし、似たような体験をした人を傷つけ…

※この文章は『天気の子』のネタバレ内容を含みます。映画館でまだご覧になっていない人はご注意ください。新海誠監督作品天気の子 公式ビジュアルガイド 作者: 東宝,コミックス・ウェーブ・フィルム,角川書店出版社/メーカー:KADOKAWA発売日: 2019/08/09メディア: 大型本この商品を含むブログを見る新海誠監督の2019年の新作『天気の子』は、賛否があることを承知のうえでつくられた作品と耳にして、とりあえず期待しながら雨の日の映画館に向かった。 なるほど、こういう作品が許せない人はいるに違いない。少なくとも『君の名は。』と比べて賛否のわかれる物語だろう。それだけに、この作品をこういうかたちでリリースしたことに感心した。 意表を突かれた、とも思った。 あれだけ売れた『君の名は。』の次に、こういう作品をぶつけてくるとは。 なんにしても、『天気の子』を2019年の7月に映画館で見れ

(注意!)映画「天気の子」の「内容のネタバレ」はありませんが、 とある「ちょっとだけ出てきたキャラクター」についてのネタバレがあります!! それがOKな方だけ、ご覧ください!!新海誠監督「天気の子」を観てきました。プリキュアファンにはちょっとビックリのサプライズがありました。 単刀直入に言うと、 「キュアブラック」と「キュアホワイト」のコスプレをしたキャラクターが少しだけ出てきたのです。 あくまで「キュアブラックとキュアホワイトのコスプレをした人」が出てきた、というだけなのですが、その造形は「それっぽい」キャラではなくて、ブラックとホワイトそものでした。 1~2秒パっと映る様なレベルではなく台詞もそれなりにありました。 エンドクレジットの「ロケーション・プロダクト協力」に「東映アニメーション」が入っていたので間違いないものと思われます。 「日清カップヌードル」から「月刊ム―」から缶ビ

『天気の子』をみました。新海誠という作家は、これからもますます果敢に自分自身を更新していくのだろうな、と感じさせる傑作だったと思います。以下、感想。ネタバレが含まれます。 雨の降りしきる東京、新宿。病室から外を眺める少女。不意に差し込む光。その光に誘われ、少女は不可思議な力を手にする。 孤島を旅立ち、東京へ向かう少年。船中で偶然出会ったオカルトライターに拾われた少年は、おしつけられた雑用を処理する中で、「晴れ女」の噂を耳にする。「100パーセントの晴れ女」である少女と少年は出会う。そして彼女は、あるいは彼は、世界を変えてしまう。他ならない彼女のために。新海誠の最新作は、雨の降り続ける東京、おもに新宿界隈を舞台に、意志することで天候を操作し、雨の世界に陽ざしをもたらす少女をめぐる物語が語られる。新海誠のフィルモグラフィから雨の記憶を探っていけば、当然、『言の葉の庭』にたどりつく。『言の葉の

悲惨な事件があった。テレビやネットでは連日その話題で持ちきりで、何とも言えない負の感情が僕を支配していた。それは決して怒りや憎しみで心が燃え上がっているのではない。ただただ、巨大なマイナスの感情に身体中が覆われ、どうしようもない無気力さに打ちひしがれ涙がこぼれ落ちるだけだ。 それでも目の前にはやらないといけない仕事があるし、サラリーマンとして、大人としての責任も一応ある。この社会では自分の感情と社会とルールとの折り合いをつけながら生きていかないといけない。今までの人生そうやって生きてきた。どんな時も、どんな悲しい時も。それは分かっている。分かっているが、非常に苦しい。 心がどうしようもなく苦しいのだ。ゲームをしたり、テレビを見ても心が晴れることなどなく、この映画も観る元気が沸かなかったが、まだ、こんな事件が起きるなんて微塵も思っていなかった時に予約したIMAX料金の2800円を無駄にす

庵野監督のエヴァ新劇場版シリーズ所信表明は、挑発的でありながら2006年時点では確かに説得力を持っていた。 10年以上昔のタイトルを何故今更、とも思います。エヴァはもう古い、とも感じます。 しかし、この12年間エヴァより新しいアニメはありませんでした。 (庵野秀明「我々は再び、何を作ろうとしているのか?」より抜粋) しかし『Q』から約7年、旧劇場版から約22年が経過した現在、その呪縛は着実に弱まっていると感じる。庵野信者としては、呪縛を解くのは庵野自身だと信じていたが、もしかしたら新海監督は『天気の子』で、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』に先んじてその領域に足を踏み入れたのかもしれない。そう感じさせるなにかがある作品だった。 誰か誠の住所知ってる奴がいたら今すぐ教えてくれ。ビッグマック走って届けてくるから……。 — さめぱ (@samepacola) July 20, 2019 あるいは

映画のバーフバリが川崎のチネチッタでまだやってきたので見てきた。 感想は「あれ、これ、俺TUEEEE系ラノベの実写化では…?」 マジで俺TUEEE系に抵抗ないなら絶対見た方がいい 「無職転生」とか「八男って、それはないでしょう」とかが大丈夫なら絶対好きだと思う 主人公のバーフバリがとにかく強くて勇敢で聡明!ってシーンが続く。 理由とか細かい説明はほとんどない。 考えるな、感じろ。 ここから一部ネタバレあり ==== 特にラノベっぽいなと思ったシーンがある。 主人公のバーフバリは大国の王子なんだけど、 途中で身分を隠して他国の宮殿に愚鈍な下働として勤めるシーンがある。 バーフバリは自分の力を隠しながら、自分が使えてる男が武勲を立てるように うまくサポートするんだけど、ヒロインの宮殿の王女様からは バーフバリが本当に無能な男なのか疑われてしまう。 色々な駆け引きをやっている中で敵がせめてきて、

カエルくん(以下カエル) 「えー、先に言っておきますと、このブログはアニメ映画を多く論評しています。当然のようにジブリ映画は昨年の『レッドタートル』なども鑑賞していますが、比較的厳しい論調が多いということを念頭に置いていただきたいです」 ブログ主(以下主) 「いや、誤解があるな。別にジブリだから厳しいってわけではないよ?」 カエル「でも下書きを書こうかな? としていた時、結構厳しい論調が並んでいたじゃない。まだ鑑賞もしていないのに、なんとなくこんな感じだろうな、ってことを並べたてて……」 主「その下書きは全て抹消したから。 それに自分は宮崎駿アンチでもなければ、スタジオジブリアンチでもない。アニメファンとしてはジブリも宮崎駿も好きだし、尊敬しているよ。 ただ『ポスト宮崎駿論争』というものが大ッッッッッッッッ嫌いなだけでさ。 そんなことをぬかした奴は端から怒声を上げていきたい気分だよ」 カエ

物語的に辻褄合ってない(理解不能)っていう批判が多いが、 これとか https://note.mu/akiko_saito/n/n3c3d6b264f7e まじで?そんなわかんないもんなの? 俺はリアルタイムで見ながら普通に解消していったけど... 一個一個答えてみると、 なんで学校の場所もわからないのに自分のクラスはわかるの?友達が呼びに来て一緒に行ったんじゃないの...?ちょっと恐くても「夢だし、やっちゃえー」って思ったんじゃない?社会人とかだと無理だろうけど学生ならコンテクストある程度共有してるから(授業とか、学校生活のシステムとか)ギリいけるかなーと思ったけど。 でもバイトはちょっと無理あるね...毎日持ってくるお弁当は父と息子どっちが作ってるの?! 父じゃない?場合によっては息子...えそこ関係あるの?作らなそうに見えたってこと?男子高生がパンケーキ1600円もするようなカフェ

※シンゴジラネタバレもちょっと有るので注意 君の名は。観てきた。広島の小規模イオンでも客席は7割以上埋まっていた。 鑑賞後感は「すげえ」。泣きはしなかったが鳥肌が立った。シン・ゴジラも「すげえ」って感じだったがこちらも負けず劣らず。 しかし冷静に考えてみると内容は深夜アニメでよくあるセカイ系とかループものものとかいわれるものである。まあ実際は3年間の行き来しかしないのでループものというかは微妙だが(タイムリープもの?)、その系統ということで。ループものは観客に手軽に「なんとなく壮大な印象」を与えるには抜群の素材であるが、ちょっと映画やらアニメやら齧ってる層にとっては「またこれかよ…」と食傷気味の反応をされ兼ねない諸刃の剣でもある。 にも関わらず僕は「すげえもん観た…」と思った。既視感もシラけもなく新鮮な気持ちで熱中できた。僕がなぜそう感じたかをちょっと書く。 まずこの作品の構成要素をざっく

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