経緯と概要 当社が運営する緊急対応サービス「サイバー119」は、昨年の後半より複数の大手企業様より遠隔操作ウイルスに関連する対応要請を受け、調査を行ってまいりました。 これらの事案で発見された遠隔操作ウイルスを調査したところ、攻撃者がインターネット側から企業内ネットワークで動作する遠隔操作ウイルスを操る際に、DNSプロトコルを使用するDNSトンネリングとも言われる手口を利用していることが確認されました。 これまでの代表的な遠隔操作ウイルスにおいては、Web閲覧で用いられるHTTP(S)プロトコルを使用し、Webサーバを模した指令サーバを使用しています。しかしながら今回はDNSサーバを模した指令サーバを構築していることが確認されました。 図1:Web閲覧におけるDNSの動きDNSプロトコルはインターネットにおいて、ドメイン名(FQDN)からIPアドレスなどの情報を得るためにDNSサーバとの
Windows7が複数あるネットワーク環境でLANのスピードが遅い場合、 下記方法を試してみてください。私の会社の環境では、かなりの 効果がありましたので..... →Windowsのスタートメニューから「ファイル名を指定して実行」を選択 →「gpedit.msc」と入力して「OK」をクリックすると「ローカルグループポリシーエディター」 が起動する →「コンピュータの構成」内の「管理用テンプレート」をWクリック →「管理用テンプレート」内の「ネットワーク」をWクリック →「ネットワーク」内の「DNSクライアント」をWクリック → 開いた中の「マルチキャスト名前解決をオフにする」をWクリック →「マルチキャスト名前解決をオフにする」の画面が開く →画面内の「有効」をクリックし「適用」「OK」と押し、画面を閉じて、PCを再起動 以上の手順です。
先週、忍者ツールズ全サービスが一時的に利用できなくなりました。 株式会社サムライファクトリー:忍者ツールズ全サービスが表示不可となる障害につきまして お名前.com:忍者ツールズ全サービスが表示不可となる障害につきまして本の虫:DNSの終焉が垣間見える、ぶっ飛んでて危険すぎるお名前.comの検閲事件 その理由として、株式会社サムライファクトリー(忍者ツールズ)のプレスリリースには以下のようにあります。 忍者ツールズのサービスを利用したユーザーサイトの一部に、お名前.comの約款に抵触するサイトがあり、お名前.comへのお問い合わせが複数あったため、約款に基づきお名前.comでは一時的にドメインの停止措置をとる対応を行いました 個人的な感想としては、忍者ツールズのドメイン停止措置事件は今までにない新しいタイプのものであると思いました。 まず、お名前.comとninja.co.jpに関して
さくらインターネット株式会社のDNSサービスにセキュリティ上の問題がありましたが、改修されましたので報告します。DNSサービスへのドメイン登録時における不具合について 障害内容 : 当社の提供するネームサーバサービスにおいて、既に登録されているドメインのサブドメインが、他の会員IDの方に登録できる状態となっておりました。この障害により、悪意のある第三者がドメインの一部を乗っとれる脆弱性につながる危険性がありました。本問題につきましては現在は解消されており、全ての登録について不正がないかの調査を行っております。 この問題の発見者は前野年紀氏で、私はさくらインターネット株式会社に問題を通告し、改修を促すための連絡などでお手伝いをしました。 (12:00追記)なお、この脆弱性が混入したのは6月8日頃で、さくらインターネットは6月11日から修正を開始し、昨日(6月13日)には改修されましたので

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