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台風27号の進路は予想が難しくなっている。もともとスピードが遅く、数日後の位置を予測しにくかった。さらに、27号を追いかけるように進む28号と接近すると、二つの台風が相互作用する「藤原の効果」により、動きが複雑になると見込まれ、予報のブレが大きくなる恐れがある。 16日に起きた土砂崩れの二次災害を警戒する伊豆大島(東京都大島町)では、台風27号の影響が読めないため、神経をとがらせる。大島町役場の担当者は、「避難が長期化することによる住民の健康への影響も心配だ」と話している。 気象庁によると、台風27号は、新たに発生した28号が接近する25日以降にかけて、本州に近づく見通しだ。本州上空に停滞する前線を刺激して、西日本を中心に大雨をもたらす可能性もある。 日本気象協会は「27号はもともと予測が難しい台風だった。それに加えて、今後は藤原の効果があるため、さらに動きが複雑になるだろう」と話している
斜線が描かれている熱帯地域が、最も早く気候変動の影響を受ける。Image:Mora et al, University of Hawaii ハワイ大学の研究者グループは、現在の温暖化がこのまま続いた場合、「新たな気候」が実感されるようになる時期を世界の各都市について推定した。 論文を執筆したカミロ・モーラらは、温暖化ガスの排出が大きく削減されない場合に、各都市の気候がいつ「通常」範囲(1860〜2005年と定義)を外れて「新たな気候」(過去数年の極端な猛暑が日常になる気候)になるのかを分析した。結果は『Nature』誌で発表された(リンク先で、「通常範囲」と「新たな気候」がわかるグラフを見ることができる)。 最初に「境界」を超えるのは、インドネシアの町マノクワリだ。マノクワリは西パプア州の州都で、286,000人が住む。マノクワリでは2020年から、「通常」の気温と降雨から外れ始めたことが
今回の伊豆大島の集中豪雨は、まさにこれまで経験したことのないような雨の降り方でした。とくに明け方は一時間に100ミリ前後の降り方が継続し、6時間雨量549.5ミリは短時間強雨のワースト日本記録です。 これほどの雨なのに、気象庁はなぜ「特別警報」を発表しなかったのか? 今回の台風について、気象庁は昨日の午前中に記者会見を開き、関東に接近する台風としては、10年ぶりの規模であることなどを発表しました。 今回の台風についての予想は、進路も含めてかなり正確だったと思います。 また伊豆大島の雨量も、レーダー解析などから、記録的な雨量に達することは予想されていました。 ただ「特別警報」が発表されるには、50年に一回規模の降雨量という基準のほか、その現象が「府県程度の広がりの範囲内で10格子以上出現・・・」という、指標があります。したがって、伊豆大島だけの観測値では「特別警報」の条件を満たさないことにな
東京の都心では、夜になっても気温があまり下がらずに30度以上のまま午前0時を迎えました。 一日(11日)を通しての最低気温は30度4分と、統計がある過去138年間で最も高くなりました。 気象庁によりますと、東京の都心では、11日気温が30度を超えたまま朝を迎え、日中は38度3分まで上がりました。 気温は午後4時すぎにいったん30度5分まで下がったあと再び上昇し、30度以上のまま12日午前0時を迎えました。 東京の都心の最低気温は、9年前の平成16年7月21日の夜遅くに観測された29度6分がこれまで最も高い記録でしたが、11日は30度4分とこれを上回り、138年前の明治8年に統計を取り始めて以降、最も高い最低気温となりました。
6日は南から高気圧が張り出して太平洋側を中心に青空が広がり、気象庁は「関東甲信が梅雨明けしたとみられる」と発表しました。 関東甲信の梅雨明けは、平年より15日、去年より19日早くなっています。
PM2.5とは 「PM2.5」とは「大気中に浮遊する直径2.5μm(マイクロメートル)以下の粒子」と定義されていますが、物質の種類は問いません。大きさも「2.5μm以下」というだけで一定していません。「2.5μm」と言われてもよく分からない単位かもしれませんが、例えば、髪の毛は50〜100μm、スギ花粉が30〜40μmほどであり、それよりもはるかに小さく、微小粒子状物質とも呼ばれています。 (画像引用元:東京都ホームページ) 最近では、メディアでPM2.5が話題になることが多いですが、そのPM2.5は私たちにとってどの程度危ないものなのでしょうか? 実は、PM2.5は、どこまで抑えれば健康に悪影響を及ぼすのか、そのあたりのことがはっきりしていません。呼吸器系や循環器系の疾患を持つ人、子どもや高齢者など、それぞれ影響の度合いは異なり、個人差が大きいとされています。このため、基準値には今のとこ
東京都心で10日、大気が白くかすんで霧のように見える「煙霧(えんむ)」が発生した。 乾いた微粒子により、水平方向で見通せる距離が10キロメートル未満となっている状態で、気象庁では「強風が吹いてほこりが巻き上がったもので、黄砂ではない」としている。
日が傾き、煙霧が黄を帯びた乳白色を呈する。香港 煙霧の天気記号(日本式) 主に北関東で舞い上がった土ぼこりの飛来と見られる煙霧、2013年3月10日、横浜市 東アジアの広範囲を覆う煙霧。2002年1月11日の衛星画像、NASA 煙霧(えんむ、英: haze)とは、目に見えない乾いた微粒子が大気中に浮遊していて、視程が妨げられている現象。気象観測上は、視程が10km未満になっているとき[1]。また煙霧のとき、湿度は75%未満の場合が多い[2][3]。発生源は、地面から舞い上がったちりや砂ぼこり、火事による煙、工場や自動車からのばい煙などさまざま。なお、大気汚染が原因であることが明らかな煙霧は「スモッグ」とも呼ばれる。 微粒子が太陽光を散乱するため、多くの場合は景色が乳白色に濁って見える。背景が明るいか、遠くに明るい色の物体があるときには、背景や物体は黄味を帯びた色、あるいは赤味を帯びた色にな
「東京23区で、10センチの降雪の恐れあり」――気象庁は2月6日、首都圏で大雪になると予報。これを受け、JR東日本が山手線などで間引き運転を実施するなど交通は混乱した。 だが実際の雪は予報を大きく下回る量で降りやみ、午後には雨に変わった。気象庁は1月14日の大雪の際も予報を外しており、「国民のみなさまに迷惑をかけた」と担当者が陳謝する事態に。南岸低気圧がもたらす雪予報の難しさが浮き彫りとなった。 一方、民間の気象予報会社・ウェザーニューズは2月6日の天気を「雪ときどき雨」と予報。1月14日は大雪を予報しており、気象庁より精度の高い予報を実現している。 同社の予報の精度を支えているのは、「サポーター」と呼ぶ全国400万人の一般ユーザーだ。 400万人の「サポーター」が支える、精度の高い天気予報 ウェザーニューズの予報は、気象庁から配信されたデータ、KDDIと共同で全国3000カ所に設置してい

摂氏50度を超える色が新しく追加された。Image:Australia’s Bureau of Meteorology オーストラリア気象局では、天気図に新しい色を追加しなければならなくなった。華氏122度(摂氏50度)という、つい最近までは文字通りメーターの針が振り切れていた気温を超えた同国の不運な地域は、濃い紫と恐ろしげなピンクで色分けされることになる。 この動きは、記録破りの熱波が7日間続いたオーストラリアで、今後さらに記録的な高温になるという予報を受けたものだ。これまでの熱波では、100件を超える自然発火による火災と、国内で最も人口の多いいくつかの地域に「大災害」の危険がもたらされた。 シドニーでは、1月7日(現地時間)の気温が華氏108度(摂氏42度)に達した。アップルによると、これはiPhoneを安全に使用するには暑すぎる温度だ。仕様では、動作時には摂氏35度以下を保つよう求め
ゲリラ豪雨をもたらす積乱雲の連鎖 局所的に激しい雨が降る「ゲリラ豪雨」。気象研究所(茨城県つくば市)が解析した結果、ゲリラ豪雨をもたらした積乱雲の下にできた冷たい空気が暖気とぶつかり、新たなゲリラ豪雨につながる別の積乱雲が生じることが分かった。 こうした「連鎖」の現象が起きることは以前から指摘されていたが、公的機関による観測で詳しいメカニズムが確認されたのは初めて。竜巻と同じように狭い範囲で短時間に起きるゲリラ豪雨の予測は難しく、気象研究所の楠研一・第四研究室長は「ゲリラ豪雨と思われる大雨が降った時は近くでまた起きる可能性があり、注意が必要だ。今後、予測技術の向上・開発に生かしたい」としている。 楠室長によると、まず海からの冷たい風が陸の暖気とぶつかり、積乱雲の温床となる「海風前線」ができる。そして陸の暖気から上昇気流が生まれて積乱雲が発達し、最初のゲリラ豪雨が起きる。その後、激しく
【AFP=時事】南極沖の海底掘削調査で、現在は氷に閉ざされている南極大陸が5200万年前には亜熱帯雨林に覆われていたことを示す痕跡を発見したという論文が2日の英科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された。 南極の氷床 2010年に東南極大陸沖の海底を掘削して採取された堆積物コアを詳しく調べた結果、始新世(5600万〜3400万年前)に南極大陸を覆っていた亜熱帯性の森林のものとみられる花粉の化石が見つかった。 調査に参加した豪クイーンズランド大学(University of Queensland)の古気候学者、ケビン・ウェルシュ(Kevin Welsh)氏によれば、コアから見つかった温度感受性のある微粒子を分析したところ、5200万年前の南極大陸は気温が約20度と非常に温暖で、氷は存在せず森林に覆われていたとみられることがわかった。 温暖な気候の主な原因は、大気中の高い二酸化炭素レ
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