高度な発達を続けるコンピューターテクノロジーにより、いまやコンピューターは腕時計ほどのサイズに収まるほどになりました。体調の変化を記録するウェアラブルデバイスとして健康管理にも役立つという機能を与えられてる腕時計ですが、やはりその基本はゼンマイを動力にした昔ながらの機械式腕時計です。そんな伝統的な腕時計を今でも手作業と機械を使って作っているドイツ・グラスヒュッテ地方の工房の様子が、YouTubeのムービーで公開されています。 Look over the watchmakers' shoulders - YouTube 冒頭に登場するシャフトとバネでできた謎の機械。ある種の幾何学的な美しさを感じさせます。 静かな山あいの町に建てられた社屋。多くの工房が居を構えるドイツ東部の町グラスヒュッテに位置しています。 金属製のパーツが機械に取り付けられると…… 上から刃物のようなものが押し当てられ、次

久能山東照宮(静岡市駿河区)に徳川家康公の遺品として伝わる西洋時計について、大英博物館の時計部門責任者、デービッド・トンプソン氏が17日、同宮で記者会見し「16世紀当時の最高技術を結集した傑作で、歴史的価値が高い」とする調査結果を発表した。 時計は1581年にスペイン国王お抱えのベルギー人時計職人が製作した。千葉県沖で難破した同国の船を救助したお礼として1611年に家康公に贈られた。1979年に国の重要文化財に指定された。 同氏によると、ベルギーで同時代に製作された時計は約20台が現存し、内部の部品が交換されているものがほとんどだという。だが、家康公の西洋時計は2〜3カ所を除き当時のままで、「保管用の革ケース付きで残っているのも非常に珍しい」と話す。同氏は「大英博物館のコレクションに加えたいぐらいだ」と述べ、調査結果をイギリスの学会で発表する予定だという。 調査を依頼した東照宮の落合偉洲(
平成24年5月8日 東京大学大学院総合文化研究科 1.発表者: 畠山哲央(東京大学大学院総合文化研究科博士課程学生) 金子邦彦(同研究科 広域科学専攻 教授/複雑系生命システム研究センター教授 センター長) 2.発表の概要: 生物がその体内に24時間程度の周期の時計を持っていることはよく知られています。これは概日リズム[注1]といわれています。生体内ではこのリズムは化学反応で作られています。化学反応は一般に温度が高くなると急激にスピードが増すので、その場合、周期はどんどん速くなるはずです。にもかかわらず生物時計の周期は温度を変えてもあまり変わりません。では生物は何か特別な仕組みを使っているのでしょうか。最近、生体内の複雑な過程を使わずに試験管内に数種のタンパク質を入れただけでも、こうした一定の周期が出ることが見出され、謎はますます深まりました。東京大学大学院総合文化研究科の畠山哲央 博士課
原子時計と言えば、ラックサイズの筐体に収められているのが一般的だ。小型の品種でもモジュールサイズだが、今後はこの常識を改める必要がありそうだ。米国に本社を構えるSymmetricom(シンメトリコム)は、プリント基板に実装可能なチップサイズの原子時計(Chip Scale Atomic Clock)「Quantum SA-45s」を発売した。パッケージ寸法は35.3mm×36.8mm×11.4mm、体積は約15cm3で、「業界で最小の原子時計だ」(同社)という。基準信号を生成する発振器として動作する。 Symmetricomは、チップサイズの原子時計を開発するに当たり、米国の国立研究所であるSandia National Laboratoriesと、MITからスピンアウトしたCharles Stark Draper Laboratoryから技術提供を受けることで、高い周波数安定度の原子時計
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