日本共産党の吉良よし子参院議員は19日、一連の発言が問題視されているNHK籾井勝人(もみいかつと)会長らを招いた総務委員会で発言の真意をただし、まともな答弁のできない籾井会長の辞任と、反社会的言動を行っている2人の経営委員の罷免を求めました。 籾井会長は就任会見で「政府が右ということを左というわけにはいかない」などと発言、NHKが政府広報であるかのような認識に批判が集まり「取り消し」を表明しました。吉良氏は、取り消した理由について「放送法に基づいて誤った認識だったからか」と問いました。籾井会長は「不慣れな会見で、不適切な発言だったから取り消した」とだけ語り、不偏不党を柱とする放送法と、会長の持論との矛盾については答えられませんでした。 吉良氏は、そもそも戦前の国営放送が国民を戦争へと導いた反省から戦後の放送法が生まれたとして、「NHKの公共放送としての命は放送の政府からの自立にある」と指摘

今、最も多忙な党首かもしれない。都議選で議席を倍増(9→17)させた共産党の志位和夫・委員長だ。「取材依頼が殺到している」(党広報部)という“大人気”をどのように受け止めているのか、志位氏に聞いた。 ──共産党は“第1極”、すなわち政権党を目指しているのか。 志位:もちろんです。ただし単独政権でなく、(連立を組んで)「民主連合政府」をつくろうという方針です。 ──でも、共産党に投票した無党派層は、共産党政権がどんな国になるのかまでは考えていない。 志位:私たちが政権をとった瞬間に日本が共産主義にチェンジすると思う方もいるかもしれませんが、そうではありません。まずは資本主義の枠内で、日本が抱える2つの歪みを正そうというのが我々の目標です。一つは日米安保条約を廃棄して米国の言いなり政治から脱却すること、もう一つは「ルールなき資本主義」を正すことです。 日米安保をやめるというと「とんでもない」と

昨年、東京大学教養学部学生自治会が、長らく加盟していた日本共産党系の全学連(全日本学生自治会総連合)からの脱退を決議。日本共産党が将来の幹部党員の養成所兼資金源を失った事件として、注目を集めた。 その東京大学から、ついに日本共産党が完全に拠点を失うことが明らかになった。さまざまな組織・政治団体の草刈り場としての側面もある東京大学の今後はどうなるのだろうか? ■「日が変わる前に提出した」と強弁する共産党教養学部学生自治会が全学連を脱退。同時に、多くの党員・民青(日本民主青年同盟。共産党傘下の学生青年組織)同盟員からも三行半を叩きつけられた共産党。彼らが最後の拠点としていたのが、駒場キャンパスのキャンパスプラザB109号室にある「平和研究会」と「環境研究会『青空の会』」の部室だ。この同居する2つのサークルは、学内の共産党員で構成される、いわばダミーサークル。このサークルが、駒場キャンパスの部

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