「お堅い」「暗い」―そんなイメージを持たれがちな日本共産党で、今「アイドル」「キラークイーン」ともてはやされているのが、吉良佳子参議院議員(31)だ。フレッシュさに加え、「脱原発」「ブラック企業根絶」など主張を貫くブレない姿勢もあり、熱狂的な支持者を抱えている。 そんな吉良議員が、共産党のイメージを根底から覆すような行動を見せた。「公衆の面前で彼氏とイチャイチャ」をスクープされ、ツイッターでは「交際宣言」までしてみせたのだ。 駅ナカで20分キス、男の耳甘噛みする一幕も 吉良議員は高知県出身で、父親は共産党高知県議・吉良富彦氏という、いわば「共産一家」だ。 2013年7月の参院選で東京都選挙区から立候補し、70万票を超える票を得て3位で当選した。共産党にとって、選挙区選で議席を確保するのは12年ぶりという快挙だった。 積極的に情報発信を行っているツイッターは約1万7500フォロワーを抱え、共

共産党は、極端に離職率が高いなど、いわゆるブラック企業への対策として、サービス残業が明らかになった場合、規定の2倍の残業代の支払いを企業側に義務づけるなどとした法案を取りまとめ、来週召集される臨時国会に提出する方針です。共産党は、極端に離職率が高いなど苦情や相談が多く、若者の使い捨てが疑われる企業への対策を盛り込んだ「ブラック企業規制法案」を取りまとめました。 それによりますと、企業側に労働環境の改善を促すため、▽年間の残業時間の上限を360時間とし、▽サービス残業が明らかになった場合、規定の2倍の残業代を従業員に支払うことを義務づけるほか、▽終業から始業まで連続11時間以上の休息時間を保障するとしています。 さらに離職率が高いかどうか、求職者が事前に分かるよう、採用者数と退職者数を企業に公表させるとしています。共産党は、先の参議院選挙で党所属の参議院議員が11人となり、党単独で法案を
共産党の志位委員長は会見で、東京電力福島第一原子力発電所の汚染水問題に政府が責任を持って対応するため、東京電力を一時的に国有化すべきだという考えを示しました。 志位委員長は福島第一原発の汚染水問題について「事故処理や賠償、除染を東京電力の経営努力に任せる枠組みが事態を悪化させた。コスト最優先の考え方が、問題解決の大きな障害になっている」と述べました。 そのうえで「東京電力を破綻処理し、国が直接、事故の収束と被害への賠償、除染に全責任を負う態勢を速やかに構築すべきだ」と述べ、政府が責任を持って事態に対応するため、国が東京電力のすべての株式を取得し、一時的に国有化すべきだという考えを示しました。
「うちが2、3議席増えても政権を取ることにはならない。でも、風穴は開けられる。衆参ねじれが解消されて『国会は凪になる』といわれるが、面白くしますよ」(共産党中央委幹部) 久々に共産党が元気だ。ふがいない民主党に代わって、参院選で反自民票の受け皿になり、選挙区と比例と合わせて8議席を確保した。 選挙区で勝ち上がった吉良(きら)佳子氏(東京)や辰巳孝太郎氏(大阪)は、非正規雇用や就職難の若者の共感を得るために、共産党が「4年越しで育ててきた」(同幹部)若い候補者だ。 彼らが開ける「風穴」とは何なのか。 「ブラック企業問題です。特に、吉良議員は徹底的に追及する『キラークイーン』。標的は、自民党で初当選した外食大手ワタミ創業者の渡辺美樹氏です」(同) 渡辺氏はベンチャー企業のリーダーとして「時代の寵児」だったが、週刊誌が社員の過労自殺を報じたのをきっかけに、一転、「ブラック企業」の代名詞がついた。

参院選東京選挙区で初当選した共産党の吉良佳子氏が中東の衛星放送アルジャジーラから取材を受けた。当選したばかりの吉良氏がアルジャジーラに取りあげられたことにネット上では驚きの声が上がっている。 吉良氏が登場したのはAlJazeeraEnglishの「Moresteam rising from Fukushimareactor」。参院選直後、東京電力が福島第一原発で汚染された地下水が海に流出している可能性を初めて認めたことや3号機原子炉建屋で高い放射線量が測定された問題を報じた。原発のあり方が争点となった参院選で、共産党が脱原発を訴えて支持を集めたとして、吉良氏のインタビューを紹介。吉良氏は「多くの都民が福島第一原発事故による放射線の影響を懸念している。政治家はこうした人々の不安の声に耳を傾けることが重要だ」などと答えている。

参院選で自民党から立候補する渡辺美樹氏が会長を務める居酒屋チェーン「ワタミ」で無法な長時間労働と低賃金が横行している問題が18日、明らかになりました。“ブラック企業”の内実を日本共産党の田村智子参院議員が参院厚生労働委員会で取り上げたもの。 田村氏が紹介した元正社員Aさんは、2年間勤務し、月45時間の時間外労働を超えた月が6カ月にのぼり、年間で480時間超。しかも「所定勤務重複等調整」と称し、多い月には数万円も内容不明の天引きが行われ、“死ぬほど残業”しても手取りは十数万円にしかなりません。 さらに、休日でもワタミの経営理念や著作の学習・リポート提出を求め、「ワタミの森」という植林事業や「夢プロジェクト」という事業への寄付が半ば強制されていました。 Aさんは「こんなに働かせて、こんな低賃金しかもらえないことが我慢できない。ブラック企業そのものです」と語りました。 同社では26歳の女性が長時

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