任天堂の元社長、山内溥氏が亡くなられました。山内社長というと、ファミコンやゲームボーイなどをヒットさせ、世界に名だたる大企業である今の任天堂を育てた立役者、カリスマ経営者という印象を持っている人も多いと思います。 もちろん、カリスマ経営者ということに僕は異論はないんですが、彼のその功績を、輝かしく彩られた成功だけを見て語るのは少し違うんじゃないかと思います。 山内社長は大きな成功を掴んだ経営者ではありますが、非常に沢山の失敗も経験しています。 ■たくさんの失敗と、復活 例えば、任天堂の主力商品がトランプだったころ、多角経営に乗り出しダイヤ交通株式会社というタクシー会社や、三近食品という食品会社を設立。しかし、どちらも上手くいかなく経営から撤退。多角経営に失敗した頃、任天堂本体もトランプの売れ行きが落ちてきて経営が危うくなっていきます。 その危機を救ったとされるのが、かの有名なゲームボーイの

大乱闘スマッシュブラザーズ for Nintendo3DS:2014年9月13日発売 希望小売価格 5,200円(税別) 大乱闘スマッシュブラザーズ for Wii U:2014年12月6日発売 希望小売価格 7,200円(税別) © 2014 Nintendo Original Game: © Nintendo / HAL Laboratory, Inc. Characters: © Nintendo / HAL Laboratory, Inc. / Pokémon. /Creatures Inc. / GAME FREAK inc. / SHIGESATOITOI / APE inc. / INTELLIGENT SYSTEMS / SEGA / CAPCOM CO., LTD. /BANDAI NAMCO Games Inc. / MONOLITHSOFT / CAPCOM

いわた・さとる 1959年北海道札幌市生まれ。東京工業大学工学部情報工学科卒。81年HAL研究所入社、92年社長。2000年任天堂入社、経営企画室室長などを経て、02年現職。Photo by Teruyo Ishijima ――昨年12月に発売した新型家庭用ゲーム機「Wii U」の手応えはいかがですか。 まだまだこれからではありますが、いいスタートを切れたとは思います。 ――Wii Uは2年前の「E3 2011」で初めて発表されたわけですが、その時の反応はあまり芳しくありませんでした。 確かに、反応がもうひとつ我々の期待通りにはなりませんでした。ですが、一般論として、新しい商品の価値を一瞬で理解してもらうことは難しい。その観点からは、Wii UはWiiのときよりもむしろ2004年に発売した「ニンテンドーDS」のときに近い覚悟でやらないといけない、と思っています。 DSのことを思い出すと、発

『MOTHER』というゲームって、なんなんだろう。 いまでも、ほんとうに答えるの、むつかしいです。 子どもたちが、おもちゃ箱にある人形やら、 台所のいらなくなった食器やら、 工具入れの中から探し出したボルトやナット、 庭先の葉っぱや小花、 そういうものを、でたらめな歌を歌いながら カーペットいっぱいに並べて、 その世界についていくらでも話しはじめるような。 そんな感じで、『MOTHER』はつくられたのです。 そりゃ、ぼくも、おとなですから、 もっとこのあたりに角度をつけようだとか、 このへんに、こうしてこの秘密を隠しておいてとか、 少々いじわるな工夫も、惜しみなくいれてますけどね。 そして、そこに、 ほんとうにたくさんの友だちが遊びに来てくれて、 それぞれの楽しみ方で、 シンプルな根っこと幹だけの物語に、 枝や葉や花をつけてにぎやかにしてくれた。 だからもう
コピーライターの糸井重里氏が監修し、人気を博した任天堂のRPG「MOTHER」シリーズ。そんな「MOTHER」シリーズの新しい動きについて、ネットでは昨年からジワジワと話題を呼んでいるが、糸井氏は1月18日にTwitterで進捗を報告すると共に、“復活”との言葉を用いながら、なぜいま「MOTHER」なのか、その理由にちょっぴり触れている。 「MOTHER」シリーズは開発に紆余曲折があり、ファミコン向けの第1作は1989年、スーパーファミコン向けの第2作は1994年、ゲームボーイアドバンス向けの第3作は2006年と、長い年月をかけて展開された。今なお多くの熱烈なファンに支持されており、近年は登場キャラクターの“どせいさん”グッズがクレーンゲーム用景品で登場するなど、再び盛り上がりを見せている。 そんな「MOTHER」に新しい動きがあったのは、昨年11月のこと。糸井氏がTwitterに寄せられ

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