【赤田康和】米アップルは5日、日本向けの電子書籍販売に参入した。電子書籍販売サイト「iBookstore(アイブックストア)」で同日夜、講談社や角川書店、集英社、PHP研究所などの日本語書籍の販売が始まった。 利用者は、専用の閲覧ソフト「iBooks」をダウンロードすれば、タブレット端末「iPad」や携帯電話「iPhone」で、電子書籍を読むことができるようになる。電子書籍は、この閲覧ソフトと連携している「iBookstore」で購入する。 国内の電子書籍市場では、昨年10月にサービスを始めた米アマゾンが優位に立ち、「売り上げの半分はアマゾン経由」という出版社もある。これに対しアップルは、タブレットや携帯電話で多くのユーザーを持つため、「今後、電子書籍市場でも少なくとも1割程度のシェアを持つだろう」(大手出版社幹部)との見方もある。 国内の電子書籍市場は、アップルの参入で主要な事業者
アメリカのIT企業、アップルの去年10月から12月までの四半期決算は、主力商品の生産コストが膨らんだことなどから、最終利益は前の年の同じ時期と比べて0.1%のわずかな増加にとどまり、業績の伸び悩みが鮮明になっています。 アップルが23日発表した去年10月から12月までの四半期の決算によりますと、最終利益は130億7800万ドル(日本円でおよそ1兆1600億円)となり、前の年の同じ時期と比べて0.1%のわずかな増加にとどまりました。 主力のスマートフォンやタブレット端末の販売は四半期としては過去最高になりましたが、最終利益がわずかな伸びにとどまったのは、新商品に対応するための生産コストが膨らんだことで利益が押し下げられたからだとみられています。 さらに、新商品の投入に伴って値下げをした旧型の機種に消費者の人気が集まったことで、利益率が低下したのではないかとも指摘されています。アメリカの株式
創業者のスティーブ・ジョブズ氏が亡くなって1年以上がたっても、業績は右肩上がりだったのだが…… Photo by NaoyoshiGoto それはアップルの想定外の変調を告げる“予兆”だったのかもしれない。 2012年11月13日夜、中小型の液晶ディスプレイの世界大手、ジャパンディスプレイの能美工場(石川県)が、大きな落雷によって突如停電。工場の全電源がダウンしてしまい、生産ラインが停止するアクシデントに陥った。 実はこの最新鋭工場では、iPhone5の出荷を支えるべく、アップル向けに昼夜問わずフル操業を続けていたところだった。 世界的なヒット商品なだけに、主要部品の液晶ディスプレイの供給が止まることになれば、アップルの業績にも悪影響を及ぼしてしまう恐れがある。 「他県からも技術者を呼び集めて、工場の復旧に全力を尽くした」(同社社員) ところが、である。生産ラインの回復からまもなく、12

【ワシントン=柿内公輔】米電子機器大手アップルのクック最高経営責任者(CEO)は6日、パソコン「マック」など一部製品の製造を来年から米国内で再開する方針を明らかにした。中国での生産コストの上昇などを嫌気したとの見方もある。 クック氏は一部米メディアのインタビューで、「米国でよりたくさんのことを行うべく、ここ数年取り組んできた」と述べ、マックの一部機種について中国などから米国に生産を移管するとした。生産の移管にあたって、1億ドル(約82億円))超を米国内で投じる方針も明らかにした。 アップルは、スマートフォン(高機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」など主要製品の多くを中国で製造しているが、人件費が上昇し、下請け工場で労働者の暴動が発生するなどトラブルも相次いでいる。 オバマ政権は米製造業の再興を重点政策に掲げており、アップルの国内回帰で弾みがつきそうだ。
[Sir Jony Ive:photo] Scott Forstall の解任は大方の予期せぬところだった。 その直後に書かれた Micah Singleton の投稿がとても興味深い。 Forstall ではなく Cook の視点から書かれており、短いながら事の本質を衝いているように思えるからだ。 Thoughts of ATechnologist: “Apple, Looking Forward” by Micah Singleton: 31 October 2012 * * * 双頭のモデル スティーブ・ジョブズがCEO だった時代、アップルにおけるリーダーシップは双頭の怪物だった。あらゆるアップル製品にはスティーブの手触りがあった。一方当時 COO だった Tim Cook はオペレーションの万全を図り、製品はきちんと顧客の手に届けられた。この双頭モデルのおかげ

サムスン電子がまた最高益を更新した。2012年7~9月期決算の営業利益は8兆1200億ウォン(1円=14ウォン)。世界のIT業界でアップルに次ぐ圧倒的な収益力を見せた。 それでも11月1日の会社創立記念日でサムスン電子CEO(最高経営責任者)は「安住すれば一瞬のうちに没落する」と危機感を強調した。強すぎるサムスン電子に死角はないのか――。 ソウルの秋は短い。11月2日には朝のソウルの気温が1度にまで下がった。そんな秋のある日、日本人と韓国人の知人と3人で薄暗い時間に集まって朝食を一緒した。私以外の2人は、欧州と韓国のエクセレントとされる大企業の40代の幹部。2人とも2度以上の転職経験がある。 「強い企業」とはどんな企業か 3人の話題は、「強い企業とはどんな企業なのか」になった。出てきた答えはいずれもシンプルだった。 「メールを出したら相手が世界中どこにいても数時間以内に短く、簡潔な内容で返

印刷する メールで送る テキストHTML電子書籍PDF ダウンロード テキスト電子書籍PDF クリップした記事をMyページから読むことができます 今朝方、アップルのiOS責任者であるスコット・フォーストルSVPが退職へ、というニュースが突如流れ、世間を大いに驚かせた。 米国時間29日の夕方時点では、真相は「藪の中」だ。英語圏の各メディアでは、アップルが発表した新人事の「事実」を伝えるのにまだ終始している印象で、野次馬にとっていちばん気になるところ——「どういう経緯でこうなったのか」「フォーストルの方から辞めると言い出したのか、それともほかの誰かに三行半を突きつけられた末の苦渋の決断か」「本人が辞める意志を固めたのが具体的にいつ頃のことだったのか」等々については、まだ伝えているところを目にしていない。 (編註:フォーストル氏に関する詳細なプロフィールとアップル内での立ち位置について

10月25日、米アップルが発表した第4・四半期(7─9月)決算は、その2日前に発表された小型タブレット端末「iPad mini(アイパッド・ミニ)」の存在意義も小さく感じさせる内容となった。23日撮影(2012年 ロイター/Robert Galbraith) [25日 ロイターBREAKINGVIEWS] 米アップルが25日に発表した第4・四半期(7─9月)決算は、その2日前に発表された小型タブレット端末「iPad mini(アイパッド・ミニ)」の存在意義も小さく感じさせる内容となった。 7─9月は、iPadの販売台数が1400万台と予想を大幅に下回った一方、「iPhone(アイフォーン)」の販売台数は予想を上回る2700万台近くとなった。iPadの利益率はiPhoneに比べて低く、iPadミニの利益率はそれをさらに下回るとみられる。アップルの「生態系」に活力を与えているのは、依然としてi
米アップルの共同創業者、スティーブ・ジョブズ前会長が死去して早1年。その勢いはとどまらず、スマートフォン「iPhone(アイフォン)」やタブレット(多機能携帯端末)「iPad(アイパッド)」で快進撃を続けている。株式の時価総額はグーグル、マイクロソフト、アマゾンを足した額を上回り、世界一に昇り詰めた。 その快進撃の足元では、巨人アップルの“日本支配”が進んでいる。世界の最高水準を誇ってきた日本の電子産業は、アップルの下請けとなった。 先日発売された「iPhone5」の中身は、50%超が日本企業の製品だ。電子機器の分析会社、フォーマルハウト・テクノ・ソリューションズがこんな衝撃的な調査結果をまとめた。iPhone5を解体して、約1000個の電子部品を1つずつ顕微鏡で調べ、製造元を特定した。 部品の点数が最も多かったのは村田製作所。電流をためたり放出したりするコンデンサーなど400個以上使われ

アメリカのアップルの「iPhone」などの生産を請け負っている中国の工場で5日、数千人の従業員がストライキを起こし生産が一時停止したとの情報が流れ、アップル製品の生産への影響などが注目されています。 ストライキが起きたとされるのは、台湾の大手電子機器メーカー「ホンハイ精密工業」のグループ会社「フォックスコン」の中国・河南省にある工場です。中国の労働実態を監視するアメリカの民間団体によりますと、この工場ではアップルの「iPhone5」の生産を行っているということですが、5日、工場の従業員3000人から4000人が労働条件を巡ってストライキを起こし工場の生産が一時停止したということです。 一方これとは別に、香港の新聞は「iPhone5」の部品を生産する別の会社の広東省の工場でも5日、数千人の従業員と警察官の衝突があったと伝えました。 「フォックスコン」は、先月下旬にも山西省の工場で従業員どう
1: エジプシャン・マウ(新疆ウイグル自治区) 2012/10/03(水) 21:09:53.80 ID:b3o1SUqRP BE:4653255896-PLT(12000) ポイント特典 ソースは http://president.jp/articles/-/7269 国内家電メーカーが軒並み苦戦を強いられている。 ソニー、パナソニック、NECといった名門企業が、大幅赤字を計上し、大規模な人員削減を 余儀なくされている。 一方で、時価総額で世界最高を記録したのがアップル。スマートフォン「iPhone」、 タブレット端末「iPad」で市場をリードする。 かつてソニーに在籍し、米国アップルのマーケティング担当副社長も務めた前刀禎明氏に、 家電メーカー再生の処方箋を聞いた。 ――「ウォークマン」のように世界中の若者に支持された大ヒット商品を 世に送り出したソニーは、なぜ凋落
日本では電気シェーバーや電動歯ブラシが有名なドイツの家電メーカ「ブラウン」ですが、他にも非常にデザイン性の高いラジオや電卓、スピーカー等の製品も作っています。特に50年ほど昔の製品が現代のアップル製品に多大なる影響を与えているようです。 ブラウン社製品の非常に美しいデザインは伝説的なデザイナーであったディーター・ラムス氏(1998年に退社)が手がけたもの。「より少なく、しかしより良く」との考えのもとデザインアプローチを行なっており、現在も世界中の博物館で彼のデザインした数多くの製品が収集されています。Apple社の製品は昔から外見の設計に大きな労力が払われていますが、特にジョナサン・アイブ(インダストリアルデザイングループ担当上級副社長)が手がけたアップル社のiMacやiPodなどのデザインは、ラムス氏から大きな影響を受けていることが指摘されています。当のラムス氏は「アップル社のデザイン

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