フジテレビと親会社が設置した第三者委員会は先月31日、元女性アナウンサーが中居正広氏から業務の延長線上で性暴力の被害を受けたと認定し、人権意識の低い企業体質や経営陣の責任を厳しく追及しました。 フジテレビは再発防止策をつくり人権やコンプライアンスを尊重する姿勢を示していますが、スポンサー企業が見合わせているコマーシャルの再開は依然、見通せない状況です。 各企業の反応をまとめました。 このうち、生命保険大手の日本生命は「第三者委員会の報告も踏まえ、対策の妥当性はもちろん、適切に実行されているかどうかが重要だと考えている。会社の今後の動向・対応を見極め、ガバナンス上の問題が解消されるとともに、当社の人権方針に照らした懸念が払拭(ふっしょく)されるような状態になったと判断されれば、コマーシャルの出稿の再開を検討するものと考えている」とコメントしています。 また、トヨタ自動車は「グローバルにBto

「CMに何十億円投資しても売上も利益も変わらない」かつてキットカットのCMを中止したネスレ日本元社長・高岡浩三氏が考える“テレビCMの価値”「『広告しないと商品が売れない』は時代遅れ」 世間の大きな注目を集めたフジテレビ問題は、3月末がめどとされる第三者委員会の調査報告で一つの山場を迎えると見られる。フジテレビでのCM放映見送りを実施したスポンサー企業は、その後、どう対応するのか。視聴者の「テレビ離れ」が顕著な今、そもそもテレビCMにどんな価値があるのか。フリーライターの池田道大氏が、かつて看板商品「キットカット」のテレビCMを中止する決断を下した、元ネスレ日本社長の高岡浩三氏(ケイアンドカンパニー代表取締役)に聞いた。【全5回の第1回】 * * * 中居正広氏の女性問題に端を発したフジテレビ問題。記者会見での不手際など初動を誤ったフジテレビが被ったダメージは大きく、同社によると、CM放映

コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

中居正広さんによる女性トラブルなどの報道をめぐる問題で、フジテレビと親会社のフジ・メディア・ホールディングス(HD)は1月27日に異例の「10時間超え」会見を開いたが、CM見合わせを食い止めるには至らなかったようだ。 子ども衣料・雑貨大手の西松屋は1月28日、フジテレビのアニメ「サザエさん」(日曜18時30分)へのCM出稿を見合わせることを明らかにした。 1月26日放送のサザエさんでは、大半のCMがACジャパンに差し替えられる中、唯一「提供」していたのが西松屋だった。2月2日放送ではその西松屋提供のCMも放送されなくなる見込みだ。 運営する西松屋チェーンの担当者は、弁護士ドットコムニュースの取材に対し、「本日付けで決定した」と話した。「諸般の事情に鑑み、当面の間、フジテレビへのCM出稿を見合わせる」と公式ホームページでも発表している。 担当者によると、同社のフジテレビへのCM出稿は「サザエ

ITmedia NEWS Weekly AccessTop10(1月18~24日) 【画像を見る】あしなが育英会の「がんばれ、全国のすずめたち」【全3枚】 1 ほぼA3サイズの「Starlink Mini」、日本でも購入できるように 3万4800円 USB-PDでも動作可能 2 ドナルド・トランプ次期大統領、独自仮想通貨「$TRUMP」立ち上げ 3 どの程度のストレスで白髪になる? “白髪→黒髪”に戻る現象は起きる? 米国チームによる2021年の研究成果 4 「カブアンド」、利用者の平均年収は? 公式がユーザーデータ公開 5 セゾンカード、不正懸念の顧客に「ご利用内容確認のお願い」動画送信へ 6 「TikTokで新入社員が踊る」はマイナスイメージ 就活アンケートより 7 ポケカ、「テラスタルフェスex」「バトルパートナーズ」再販へ 「フリマサイトでの購入には冷静な行動を」 8 個人向け「M

中居正広さんと女性とのトラブルにフジテレビの社員が関与していたなどと週刊誌で報じられた問題で、フジテレビがコマーシャルを見合わせ、公益社団法人の広告に差し替えている企業に対し、代理店を通じて今月分の広告料金を請求しない方針を示していることがわかりました。 この問題をめぐっては、大手企業の間でフジテレビでの自社のコマーシャルを見合わせ、公益社団法人の広告に差し替える動きが広がっています。 公益社団法人の広告に差し替えても原則として広告料を支払うことになっていますが、関係者によりますと、フジテレビは代理店を通じて広告を差し替えている企業に対し、今月分の広告料金を請求しない方針を示していることがわかりました。 また、来月以降の契約済みのコマーシャルについてキャンセルを受け付けるということです。 これについて、フジテレビは「営業の詳細に関しては回答を控えさせていただきます」としています。 フジテレ

コンテンツブロックが有効であることを検知しました。 このサイトを利用するには、コンテンツブロック機能(広告ブロック機能を持つ拡張機能等)を無効にしてページを再読み込みしてください。 ✕

中居正広氏のトラブルに端を発した問題は、1月17日(金)のフジテレビ港浩一社長会見の大失態によって「フジテレビ問題」に移行した。フジテレビ自身を含む各テレビ局の厳しい批判報道で、社長会見がいかに不遜だったかがあっという間に広まった。土日の間に大手広告主がCMを差し替えることが報じられ、実際にフジテレビのCMでACジャパンが増えた。 差し替えた広告主は日本生命、明治安田生命に始まってトヨタ、NTT東日本へと広がり、日曜日には花王、第一生命、日産の名も挙がった。そのスピードに驚くほかはない。 第三者委員会による調査を開始するとの発表だったが、その結果がどうであれ港社長の責任が問われるのは間違いないだろう。 90年代から続く経営体制 だがここで私が指摘したいのは、「フジテレビ問題」の根源だ。今回はフジテレビ内で社員にタレント接待を強制させる悪弊が問題視されている。 そこには、90年代の全盛期から

「とんでもないことになった…」 そうこぼすのは現役フジテレビ局員だ。スポンサー企業から次々と「NO」を突きつけられているのだ。 18日にわかっただけでも、トヨタ自動車、日本生命保険、明治安田生命保険、アフラック生命保険などが同社に提供するCMの放送差し止めを決めた。これらのCMは公益社団法人ACジャパンのものに差し替わる。 背景にあるのは、タレント中居正広の女性トラブルに端を発した一連の騒動だ。一昨年6月、中居はX子さんとの間に深刻なトラブルを抱え、代理人を通じて解決金を支払ったとされる。これが明るみに出ると、CM2本、テレビ・ラジオのレギュラー6番組が差し替え、放送休止、出演シーンの全面カットを余儀なくされた。 これだけでは終わらない。フジが長年、女性局員をタレントに〝献上〟していたという疑惑が浮上。アテンダーとして、フジの編成幹部A氏の存在が伝えられている。16日発売の文春では、フジの

日本生命保険やトヨタ自動車は18日、フジテレビで放映しているCMを当面差し止めると明らかにした。日生はタレントの中居正広さん(52)と女性とのトラブルを巡り、フジテレビ社員の関与が報道されていることなどを総合的に判断したと説明している。NTT東日本や明治安田生命保険、アフラック生命保険も同様の対応を表明し、企業の間でフジテレビへのCM対応を見直す動きが広がった。CMを継続した場合、企業イメージに打撃となりかねないと判断したとみられる。 日生は19日から当面、「千鳥の鬼レンチャン」と「Mr.サンデー」のCMをACジャパンに差し替える。20日からは「めざましテレビ」でも変更する。明治安田も「当面の間、放映するCMを差し止める」とした。 中居さんの女性とのトラブルを巡っては、フジテレビの港浩一社長が17日の定例記者会見で「多大なご心配、ご迷惑をおかけし、説明ができていなかったことをおわびします

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く