神奈川中央交通は相模原市緑区で運行する13路線のうち11路線を2027年までに廃止予定だ。平均年齢55歳・給与450万円前後のドライバー不足、1km480円の運行コスト高騰が背景で、地域公共交通の構造的限界を浮き彫りにしている。 神奈川中央交通は、相模原市緑区の旧津久井・相模湖・藤野地域で運行する13路線のうち、11路線を2027年3月までに廃止する方針を明らかにした。相模原市は乗り合いタクシーや地域協議会による代替運行の拡大を検討している。住民には衝撃が走っただろう。 日本全体でドライバー不足は深刻化している。路線バスの車両が2ナンバー規格(事業用バス(貸切・路線))に限られる以上、 「大型二種免許保有者」 の確保が必須だ。しかし、運賃収入の低下で給与水準が伸びず、離職が相次いだ。コロナ禍はこれに拍車をかけた。平均給与は450万円程度で、平均年齢は55歳前後の事業者も少なくない。高齢化に

神奈川県警の20代の警察官が、交番勤務の時間などにオンラインカジノでおよそ500回にわたり金を賭けたとして賭博の疑いで書類送検されました。 書類送検されたのは、相模原警察署の地域課に所属する20代の巡査です。 警察によりますと、ことし6月までのおよそ3か月間、スマートフォンを使ってオンラインカジノにアクセスし、サッカーの勝敗予想などにおよそ500回、合わせて250万円ほどを賭けたとして賭博の疑いが持たれています。 このうち、120回余りは交番での勤務時間中だったということです。 警察が、オンラインカジノの事件について捜査を進める中、巡査の関与が分かったということで、19日、書類送検するとともに減給10分の1、6か月の懲戒処分にしました。 これまでの調べに対し、巡査は「簡単にお金が稼げると思った」などと話し、19日、依願退職したということです。神奈川県警察本部の向井洋監察官室長は「警察への

相模原市緑区の中山間地域(津久井、相模湖、藤野の旧3町域)が公共交通の再編に揺れている。神奈川中央交通(平塚市)は同地域の乗り換え地点「三ケ木」より西側で運行するバス13路線のうち11路線を2027年3月までに廃止する予定で、住民らに衝撃が広がる。相模原市は現行の乗り合いタクシーの運行エリアを拡大して“地域の足”を確保していくことを目指し、今年10月から実証運行を始める。 30年までに25%の要員不足 市によると、昨年6月に同社からバス路線の統廃合などに関する協議の申し入れがあった。市は中山間地域を中心に採算面が厳しいバス路線に年間約1億5千万円(昨年度)を補助して維持に努めてきたが、同社が今回挙げた理由は「運転士不足」。 同社によると、現状も必要数に足りておらず、このままでは30年度に約25%の要員不足になると試算しているという。 同社は「大型二種免許保有者の減少と高齢化により採用が難し

2016年7月26日、相模原市にある県立の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で、入所者19人が殺害された事件から9年となった26日、現場に再建された施設で追悼式が行われ、遺族など80人あまりが参列しました。 まず黒岩知事が、「犯人は『ちゃんとした会話ができない人間は生きている意味がない』という考えでしたが、これは自分勝手で、デタラメで完全に間違ったものです。そのことを私たちは決して忘れてはいけません。そして、このような悲しい事件を二度と繰り返してはなりません」と式辞を述べました。 続いて黙とうが行われ、参列した人たちは19人を悼みました。 また、津久井やまゆり園の永井清光園長が入所者代表の島田昌尚さんとともに式壇の前に立ち、「どうか天国から、大好きなご家族や津久井やまゆり園のみんなのことをお守りください。皆さんはこれからもいつまでも私たちにとって、かけがえのない存在です」と追悼のことばを述

JR東海のリニア中央新幹線神奈川県駅(仮称、相模原市緑区)の開業を見据え、京王電鉄は相模原線の終点・橋本駅をリニア駅の近くに移設する。乗り換えの利便性を高め駅機能を強化するとともに、周辺の街づくりにも乗り出す。 2030年度を目標年とする6カ年の中期経営計画(中計)に、「リニア開業とそれに伴う周辺のまちづくりに先行し、駅移設計画を具体化し、工事に着手する」と初めて示した。 着工時期について、京王は「関係者との協議が継続中で未定だが、中計の期間内に着手したい」としている。具体的な位置も「検討中」(京王)とするものの、中計で明示した地図には、現在地よりも百数十メートル程度、リニア駅側に移動するよう描かれている。 市リニアまちづくり課によると、京王の線路は現在と同じく高架とし、改札口は2階に設ける計画という。移設先は県有地で、現在は工事関連施設がある。 橋本方面への通勤需要も

神奈川県平塚市の下水道処理施設から盗まれた電線ケーブルおよそ800キロを盗まれたものと知りながら買い取ったなどとして、金属買取業者の工場責任者ら2人が逮捕されたことがわかりました。 捜査関係者によりますと、盗品等有償譲り受けなどの疑いで逮捕されたのは、いずれも中国籍で、金属の買い取りなどを手がける「ナンセイスチール」・相模原工場の責任者、ソン・イー容疑者(46)と従業員のヤン・レイ容疑者(41)です。 2人は去年7月、神奈川県平塚市の下水道処理施設から盗まれた電線ケーブル6本、およそ800キロを盗まれたものであると知りながらおよそ60万円で買い取った疑いなどが持たれています。 この事件をめぐっては、下水道処理施設から電線ケーブルを盗んだとしてカンボジア国籍の男ら6人が逮捕されていますが、男らが犯行直後、「ナンセイスチール」の相模原工場に盗んだケーブルを運ぶ様子が工場の近くの防犯カメラに映っ

相模原市にある金属買い取り業者の工場の責任者ら2人が、盗品の可能性があると知りながら電線ケーブルをおよそ60万円で買い取ったとして、警察に逮捕されました。調べに対し、いずれも容疑を否認しているということです。 逮捕されたのは、金属の買い取りなどを行う「ナンセイスチール」の相模原工場の工場長で中国籍のソン・イー容疑者(46)ら2人です。 警察によりますと2人は去年7月、盗品の可能性があると知りながら電線ケーブル6本、重さおよそ800キロを60万円余りで買い取った疑いが持たれています。 この電線ケーブルを神奈川県平塚市にある下水処理施設から盗んだとしてカンボジア人などのグループが逮捕・起訴されていて、その後の捜査で、盗んだ直後に工場に持ち込んだ疑いがあることが分かったということです。 調べに対して2人はいずれも容疑を否認し、このうち工場長は「その時間には出勤していないから関わっていない」と供述

災害リスクの少ない安定した地盤や、都市圏に近い通信メリットを生かし、2020年ごろから米グーグルなど多くの事業者のデータセンター(DC)が集まってきた千葉県印西市。「データセンター銀座」の異名を取るが、急速に伸びる電力需要に供給が追い付かず、今後の集積が円滑に進まない懸念がある。そこで印西市の後釜を狙おうと誘致に力を入れる自治体が出てきた。 「連日、北から南まで様々な自治体からDCに関する問い合わせが来る」。日本データセンター協会運営委員事務局の今村圭氏はこう話す。自治体がDC誘致を目指すのは、DCが生む税収が理由だ。印西市では固定資産税が伸び、その税収は10年で2倍以上になった。DCは物流施設や工場と比べて車両の出入りも少なく、施設自体の騒音リスクも抑えられるため、地権者から好意的な反応を得やすいという。


次期衆院選を巡り、自民党の神奈川20区(相模原市南区、座間市)の公認候補予定者となる支部長に元会社員の金沢結衣氏(34)の就任が有力となっていることが25日、神奈川新聞社の取材で分かった。 …


行く先々で「うちの会社にはいないタイプだよね」と言われるが、本人はそんなこともないと思っている。愛知県出身。むかない安藤。(動画インタビュー) 前の記事:グリーン車入門 > 個人サイト むかない安藤Twitter >ライターwiki リニアは相模原市に リニア中央新幹線の神奈川県内の駅は、相模原市の橋本駅あたりに建設中であると聞いた。 京王線とJRが乗り入れる橋本駅 リニアといえば子どもの頃から夢の乗り物の代名詞で、空飛ぶ車と同じくらい夢とずっと思っていたのだけれど、いつのまにかどっちも実現されそうな未来が来ていて感慨深い。 相模原市のリニア駅についてはデイリーポータルZでも建設計画が発表された2013年に現地をレポートしている(記事)。 あれから12年。工事はどのくらい進んだのだろうか。橋本駅に行ってみた。そしたら駅を出てすぐ驚いた。 橋本駅を降りるとすぐに白い壁とその奥に土嚢でできた

これまで指摘されてきた下水道施設の老朽化問題が改めて浮き彫りに――。相模原市は2月4日、埼玉県八潮市の道路陥没事故を受け、下水道施設の緊急点検を開始した。相模原市内に埋設される下水道施設は他都市に比べ比較的新しいとされるが、今後20年で5割が耐用年数を超過する。喫緊の課題にどう対応するのか、各自治体の警戒が高まっている。 1月28日に埼玉県八潮市で道路の陥没によってトラックが転落した事故は、腐食して破損した下水道管内に土砂が流れ込んだことにより、道路下に空洞ができたことが原因とみられている。 埼玉県の発表などによると、陥没現場の下水道管は直径4・75メートルのコンクリート製。1983年から使われ、さいたま市の一部や川口市の一部、春日部市など周辺の12市町から排出された汚水が流れ込んでいるという。 全国で陥没事故頻発 公共施設やインフラの老朽化は全国的な社会問題となっている。 国土交通省の資

1日午前、神奈川県相模原市の登山道で60代の女性がクマに襲われ、手にけがをしました。 また、山形県新庄市の市街地でクマが目撃され、現在も市中心部の最上公園の中にとどまっているとみられます。 相模原 68歳の女性 かみつかれけが 相模原市や消防によりますと、1日午前10時ごろ、緑区鳥屋の林道で登山をしていた県内在住の68歳の女性が、体長1メートルほどのクマにかみつかれ、左手親指の先が欠けるけがをしました。 女性は病院に搬送され手当てを受けましたが、命に別状はないということです。一緒に登山をしていた別の女性にけがはありませんでした。 クマは成獣のツキノワグマとみられ、登山道の近くにある巣穴から飛び出してきて女性を襲ったあと、山中に逃げたということです。 市はふもとの地区に対し、注意を呼びかける防災無線を流すとともに、登山者にはクマよけの鈴を鳴らすなどの対策を呼びかけています。 市によりますと、


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