──村松さんはなぜ、傷あと専門治療の病院をつくろうと思ったのですか。 村松 きっかけのひとつは、勤務医時代に出会った患者さんです。 群馬の総合病院にいたとき「アゴの傷が気になる」という若い女性が来たんです。僕は「手術すれば傷あとは目立たなくなる」と伝え、その女性は手術を受けました。 その半年後、感謝の手紙をもらいました。「今まで前を向いて話せなかった。これから新しい人生を生きていける」と。でもそのあと、僕にとってショックな言葉が続いていました。 手術後、あごの傷はかなり目立たなくなった 村松医師提供 「手紙を読んだあと、猛烈な怒りが込みあげてきました」 ──何が書いてあったのでしょう。 村松 「この病院を見つけるまで数年かかった」「他の病院の皮膚科や外科で相談しても『その傷あとは治らない』『傷自体は完治しているから気にしないで』と言われ、ずっと悩み続けていた」と書かれていたんです。 読んだ


【ワシントン共同】新型コロナウイルスワクチンを接種した肺がん患者は接種していない患者に比べて生存期間が長い傾向を確認したとの分析を、米テキサス大MDアンダーソンがんセンターなどのチームがまとめた。接種により、がん細胞に対する免疫機能が活性化された可能性があるという。成果が英科学誌ネイチャーに23日までに掲載された。 免疫の仕組みを利用した「免疫チェックポイント阻害剤」を使った治療を受けていた患者が分析の対象。インフルエンザワクチンなど、メッセンジャーRNA(mRNA)以外の仕組みを使ったワクチンを接種した患者では効果は見られなかった。 チームは肺がんや、皮膚がんの一種「悪性黒色腫(メラノーマ)」の患者約千人の治療記録を分析。ファイザー、モデルナのコロナワクチンを接種した肺がん患者の生存期間は約37カ月で、約21カ月だった未接種患者の2倍近かった。メラノーマについても同様に接種患者の生存期間

仕事が忙しいので速報。 少し追記。 予約時間から三十分過ぎ。部屋に呼ばれた。中田翔っぽい医師曰く、「最初のクリニックの病理検査の"癌疑い"はうちで再検査したらやっぱりNETだった」とのこと。サイズ的に手術になるとのこと。診断書にはNET G-1(G-1がいちばん軽い)とあった。でも、リンパ節には転移があった。その場では手術がどうなるとかの話はなく、すんなり終わる。おれも詳しい話を聞く余裕はなかった。中田翔っぽい医師もとくに中田翔っぽくなく、普通に話が終わる。 その後、おれはすぐにトイレに行った。予約時刻が遅れていたため、なにやら我慢していたのだ。その小用を足しているとき、横にさっきの医師が来たのではないかと思ったが、別にスルーした。 外科。待ち時間はさらに長かった。入ってみると若い感じの医師だった。「はじめて内視鏡受けたんですか。わたしも45歳なんですが、このくらいの歳の人にそういうの多い

アルツハイマー病は記憶力や認知機能の低下などを引き起こす神経変性疾患で、アミロイドβというタンパク質が凝集したアミロイドβプラークが、脳に蓄積してしまうという特徴があります。新たに、スペインのカタルーニャ生物工学研究所(IBEC)や中国の四川大学華西病院などの研究チームが、マウスの脳からたった数時間でアミロイドβプラークを大幅に除去する治療法を開発しました。 Rapid amyloid-β clearance and cognitive recovery through multivalent modulation ofblood–brain barrier transport | Signal Transduction and Targeted Therapy https://www.nature.com/articles/s41392-025-02426-1 Scientists r

希少がんらしいです 「たいしたことないだろう」と思いながら、お気楽に大腸内視鏡検査を受けたら、がん疑いの結果が出た。 お気軽に大腸内視鏡検査受けたら癌疑いの診断が出た話 上の記事は、市大病院に行くことになった、というところで終わっている。 つづきを書きたい。 なお、最初に断っておくが、おれは自分のがん(今回の記事から「癌」ではなく、より広い範囲を示す「がん」という言葉を使う)についていろいろと調べたが、そのソースへのリンクは貼らない。 用語などについても自分の言葉でいちいち説明することはできるだけしない。 あくまで自分は一患者の素人であり、下手に書いて誤解が広がるのはよくない。いや、おおいに誤解しているのに違いないし、間違った思い込みを書くのだから、あえてリンク先を巻き込むようなことはしたくない。 あくまで、がんに巻き込まれた一人の患者の気持ちを書く。それ以上の情報は、自分で検索して、調べ

日本緩和医療学会、日本腎臓学会、日本透析医学会は2025年9月29日、「腎不全患者のための緩和ケアガイダンス」をホームページで公表した。がん以外の疾患における緩和ケアの手引としては国内初であり、人生の最終段階で苦しむ患者とその家族を支えることを目的としている。 ガイダンス作成の背景 腎不全患者の身体的・精神的な苦痛に対する緩和ケアの提供体制が十分でないことはかねてより指摘されてきたが、緩和ケアに対する社会的要請はこのところ一段と高まりを見せていた。このことは、2025年6月13日に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2025(骨太方針2025)」において、慢性腎臓病対策として緩和ケアの推進が明記されたことからも明らかだろう。 当サイトで9月に学会レポートを掲載した『透析を止めた日』の著者・堀川惠子氏の講演(第68回日本腎臓学会学術総会特別講演1「透析を止めた日」レポート)でも緩和ケ

大須賀 覚 @SatoruO 坂口先生の「制御性T細胞」発見はどうがん治療を変えたのかを解説 体の中には免疫細胞がいて、これは警察のように、体内におかしな細胞がいないかをパトロールしていて、変なのがいると見つけて殺します ただ、この警察は時々暴走してしまうことがあって、正常な細胞を捕まえて殺してしまうことが起こることがあります。このようなイカれた警察を抑える役目をしているのが「制御性T細胞」 警察軍団の中の押さえ役として、ヤンチャな警察たちを抑えて、おかしな暴走をするのを制御しています。警察ドラマなら本庁のお偉いさん的な感じ。これはとっても大事な役目をしていて、免疫の暴走を防いでいます ここでがんの話に移ります がん細胞は体の中に生まれたギャング。警察が捕まえないといけない標的です。しかし、なぜか体内の免疫細胞は捕まえることがうまくできません。体の中には免疫細胞はちゃんといるのに、がん細胞

新型コロナ後遺症克服に向け新たな研究結果が発表されました。コロナ後遺症の1つ「ブレインフォグ」と呼ばれる症状を訴える患者の脳内を調べたところ、情報伝達に必要なタンパク質の密度が健康な人と比べて高いことが横浜市立大学の研究で明らかになりました。 新型コロナウイルスの後遺症には、倦怠感や味覚障害のほか、頭に霧がかかったような感覚になり思考力が低下する「ブレインフォグ」と呼ばれる症状があります。後遺症の診断は難しく、治療法は現在も確立していません。横浜市立大学の研究チームは、「ブレインフォグ」の症状を訴える患者30人の脳内を「PET検査」と呼ばれる特殊なCTを使って分析しました。 その結果、30人の患者全員で、脳内の情報伝達に重要な役割を果たす「AMPA受容体」と呼ばれるタンパク質の密度が、健康な人と比べて高いことが分かりました。横浜市立大学医学部 高橋琢哉 教授 「色がついている領域が『A

近頃の増田はアルコール依存がひどく、家に帰るなりストロング系チューハイやテキーラやら、強めの酒を飲んでは少しのあいだ高揚感を味わい、やがてトイレにこもって吐くという最悪の時間を繰り返していた やばいという自覚はあった。でも自制できてる時期があったり、健康診断の肝機能が悪くならないので先延ばししていた。しかし、ここ最近はめちゃくちゃに酒を飲むようになり、まるでドラッグ依存のようで恐ろしくなってメンタルクリニックに電話した。1ヶ月後にしか予約が取れなかった。仕方がないので臨床心理士のカウンセリングを予約した。こっちは保険効かなくて高いからすぐ予約取れた カウンセリングしてきたが、正直ChatGPTでいいなと思った。でも一つ収穫があったのはその心理士が実際にアルコール依存の人をみてきた話だった。強度に依存してた人が断酒したら離脱症状で心神錯乱状態になり、精神科に強制入院して独房みたいな部屋で暴れ

2025年にもなって丸山ワクチンを称賛する記事が出るとは 丸山ワクチンとは、結核菌を熱水処理して作られた、がんに効果があるとされる注射薬で、承認はされていないものの、有償治験薬という特例的な扱いで使用が可能である。その丸山ワクチンに肯定的な記事がプレジデントオンラインに掲載された。ちなみに、この記事を書いた「医療ジャーナリスト」の木原洋美氏は、線虫がん検査(N-NOSE)を擁護する一連の記事も書いている。 ■「あんぱん」では描けない、やなせたかしが晩年に明かした後悔…"余命3カ月"の妻・暢と過ごした"最期の5年" 「カミさんを翻意させることはできなかった」 | PRESIDENT Online(プレジデントオンライン) この記事では、NHK連続テレビ小説「あんぱん」のヒロインのモデルである、やなせたかしさんの妻・暢さんが、丸山ワクチンを使用し、「余命3カ月だったはずが5年間、お茶の稽古や好


"もう終わってる。 治療に費やしてほとんど貯金のない30代の男 いざとなって助けてくれる親戚のいない孤独な人間 今まで異性との関わりの無かった本当に本当の弱者男性" うおおお、ストップストップ。奨学金200万と消費者金融2社各100万、あわせて借金400万の32歳で童貞の俺も記事読んでるんだぞ。もう終わってるとかいうなよ。 「俺の方が辛いから頑張れ」とは言わんよ。たぶん増田のほうが辛いんだろう。知らねえけど。 ただ、虐待話はちゃんと読んだよ。頑張ったな。正確には、頑張ったのはカウンセラーの方かもしれねえけど、たぶん増田も頑張ったよ。 俺は借金返すために頑張ってるよ。具体的にはもっと給料いいとこに転職。今度、社長面接があるから緊張してる。 あとは…弱者男性なりの楽しみはやっぱエロかな。FANZAとか。エロコンテンツ好きで、アフィリエイト登録してレビューブログもやってる。全然稼げねえけど、たま

男。 虐待を受けてきた。 子どもの頃からずっと心が限界だった。 大学の頃、ついに力尽きて部屋から出られなくなりそのまま中退した。 自分で奨学金を借りて学費を払っていたため、その分の借金だけが残った。 「穀潰し」や「失敗作」等の罵倒や、包丁を握らされて「殺せ。その後お前も死ね」なんて泣かれたりして(なんで生まれてきたんだろう)と思いながら、かといって死にきれずに2020年。 給付金10万が配られるとニュースでやっていた。 俺はこれが最後のチャンスなんだと思って、その金でスーツを買い就活をはじめた。仕事はあっさり決まった。 親は「やっと私の気持ちが伝わった」と涙を流していたけど、俺が(この家から離れるため)県外の会社に就職したのを知ると怒り狂っていた。 その日、深夜そっと実家を出て、駅で寝た。 それから家には帰っていない。 就職先は建設系。 金の無い人間でも親元から離れられる寮付きの、しかも


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