ミャンマー国内で多くの外国人が特殊詐欺に加担させられているとみられ解放を目指す動きが続く中、犯罪拠点から保護された日本人の高校生2人のうち、先週、愛知県の16歳の高校生をタイ側で保護した軍の関係者がNHKの取材に応じ、当時の様子を証言しました。 タイとの国境近くにあるミャンマーの犯罪拠点では、多くの外国人が特殊詐欺に加担させられているとみられ、日本人の高校生2人も先月から今月にかけて、タイの当局に相次いで保護されました。 このうち、今月12日に国境の川のタイ側で愛知県の16歳の高校生を保護した、タイ軍で国境警備を担当する部隊の隊員が19日、NHKの取材に応じ、高校生の安全を確保するため、複数の関係機関が連携して保護にあたったことを明らかにしました。 そのうえで隊員は「ミャンマー側の関係者と一緒に少年1人が船で川を渡ってきた。少年は帽子をかぶり、サングラスをかけていて表情はよく見えなかったが

去年9月、中国南部の※深センで日本人学校に通う10歳の男子児童が男に刃物で襲われて死亡した事件で、現地の裁判所は24日、40代の被告に対して死刑を言い渡しました。 ※深センの「セン」は土へんに「川」中国広東省の※深センで去年9月、日本人学校に通う10歳の男子児童が、保護者と一緒に登校中に男に刃物で襲われて死亡しました。中国当局は現場で拘束した中国人の40代の男を起訴し、24日、初めての裁判が現地の裁判所で開かれました。NHKを含め日本のメディアには傍聴は認められず、広州駐在の貴島善子総領事が裁判を傍聴しました。 日本の外務省によりますと、殺人の罪に問われたのは鐘長春被告(45)で、裁判所は「インターネットで注目を集めるために刃物を購入し何ら罪のない児童を殺害し犯行後にメディアに電話をかけるなど極めて悪辣かつ重大で極刑が相当である」と指摘し、死刑を言い渡したということです。 24日の裁

【11月13日 AFP】中国南部・広東省珠海市で11日夜、自動車が暴走して多数の人をはね、35人が死亡する事件があったのを受け、日本大使館は12日、中国在留の邦人に対し、大声で日本語で話さないようにするなど慎重な行動を呼び掛けた。 大使館の警告は12日朝、発せられた。事件に関しては日本人が被害に遭ったとの情報はないとしているが、中国で最近、攻撃的な事件が相次いでいる点を指摘している。9月には隣接する深セン市で日本人の男子児童が刺殺される事件が起きたばかり。 大使館は警告文で、「現地の習慣を尊重し、周囲に注意を払い、中国人と接する際には言動に気をつける」よう忠告。「夜間に1人で外出するのを控える」ほか、日中でも「日本語で大声で話すことや、集団で騒ぐなどの挑発的で目立つ行動を避ける」よう呼び掛けている。(c)AFP

パキスタン南部カラチにある国際空港付近で10月6日、中国人たちが乗車する車列に対する爆破テロが発生し、中国人2人を含む3人が死亡、10人以上が負傷した。 爆破テロで中国人2人が死亡した 10月6日 カラチ この記事の画像(6枚) 実行したのはパキスタン南西部バルチスタン州の分離独立を主張する反政府武装組織「バルチスタン解放軍」で、事件後、バルチスタン解放軍は中国人を狙ったとする犯行声明を出した。 「一帯一路」への反発中国の習政権は巨大経済圏構想「一帯一路」を進めるにあたり、パキスタンを戦略的同盟国に位置付け、長年多額の経済支援を行い、高速道路や湾岸施設などインフラ整備で協力を深めてきた。 習近平政権はパキスタンを「戦略的同盟国」としている しかし、バルチスタン州には鉄鉱石や石炭、天然ガスなど資源が豊富であるにもかかわらず、失業率や貧困率がパキスタンでも最悪のレベルで、その恩恵が現地のバル

諸葛孔明や元寇などがどうとらえられ、活用されているかは中国人の歴史感覚を知る大きなヒントだ[東京電力福島第一原発の処理水放出が始まった昨年秋、中国人民抗日戦争記念館前を中国国旗を手に歩く子どもたち=2023年9月3日、中国・北京](C)時事 今年9月18日、中国広東省深圳市で日本人学校に通う10歳の男児が男に刺されて命を落とす痛ましい事件があった。発生したこの日は満洲事変の記念日で、中国政府側の説明はなされていないものの中国国内の反日感情が関係していた可能性が高い。奇しくも同日に新著『中国ぎらいのための中国史』(PHP新書)を刊行した安田峰俊氏が、事件の背景と中国人の歴史観について解説する。 *** 現地に滞在する日本人には「常識」だが、日本国内の一般人はほぼ意識していない中国のタブーは多い。その最たる例が「日付」だ。かつて盧溝橋事件が起きた7月7日、満洲事変(柳条湖事件)が起きた9月18

日系企業、広がる帰国支援 中国当局に危機感訴え―男児刺殺1週間 時事通信 外経部2024年09月26日07時20分配信 日本の尖閣諸島国有化に抗議する中国のデモ隊=2012年9月、広東省深セン(AFP時事) 【北京時事】中国広東省深センで日本人学校の男児が刺殺された事件から25日で1週間。同国では6月にも日本人母子が襲撃される事件が起きており、日系企業の間では、駐在員の一時帰国支援などを決める動きが相次いでいる。進出日系企業で構成する中国日本商会がこのほど、中国当局と会合を開き危機感を訴えていたことも分かった。 地方幹部が対日ヘイト発言 邦人男児襲撃巡り―中国パナソニックホールディングス(HD)は事件直後、会社負担で駐在員らの一時帰国を容認した。この他に複数の日系メーカーが同様の方針を決定しており、「警備員の増員を検討している」「カウンセリング窓口を新設した」といった声も上がる。 日系商

事件当日は、中国で反日感情がひときわ高まる満洲事変の記念日だった。同じく歴史的にセンシティブな日である7月7日(盧溝橋事件の日)を控えた今年6月にも、江蘇省蘇州市で日本人学校のスクールバスが刃物を持つ中年の中国人男性に襲われ、中国人乗務員の女性が死亡した事件があった。短期間に類似の事件が連続した背後に、強い反日感情が関係しているのは間違いない。 9月20日、深圳日本人学校に供えられた花束 ©時事通信 いっぽう、事件は一部の中国人にも波紋を投げかけた。近年、日本には中国の強権的な体制を避けて移住してきたリベラル派の中国人知識人が増えている。彼らのグループは事件を受けて、発生翌日の19日夜に追悼集会を開くなど活発に活動。また、深圳の日本人学校前にも多数の献花が集まった。現地での献花の理由はさまざまなはずだが、近年の体制下での硬直的な愛国主義宣伝に批判的な、リベラル層の中国人たちが行動した面も大

中国で日本人学校に通う男子児童が登校中に刃物を持った男に襲われ死亡した事件をめぐり、中国外務省は24日、一部の日本人が事件とSNS上の反日的な投稿を結びつけ、安全リスクを誇張していると反発しました。 先週、中国南部の※深センで日本人学校に通う10歳の男子児童が刃物を持った男に襲われ死亡する事件が起きたことを受け、日本政府は再発防止の観点から、日本人学校に関するものを含む根拠のない反日的な中国のSNS上の投稿について、取り締まりを徹底するよう求めています。 こうした中、中国外務省の林剣報道官は24日の記者会見で「一部の日本人が事件と中国のSNS上のいわゆる反日的な投稿を結びつけ、安全リスクを誇張している。こうした論調は明らかに事実と一致していない」と述べました。中国としては、今回の事件と、反日的な中国国内の動きを結びつける日本側の論調に反発した形です。 しかし、中国当局は今も事件の動機など

Published 2024/09/21 16:47 (JST) Updated 2024/09/21 17:05 (JST) 【深セン共同】中国広東省深センで日本人の男子児童が刺殺された事件を巡り、中国の動画投稿アプリ「快手(クアイショウ)」は21日、日本と中国の対立をあおるデマ情報を流すなどした90以上のアカウントに閉鎖などの措置を取ったと明らかにした。中国の交流サイト(SNS)などでは「日本人学校はスパイの拠点だ」といったデマ情報が多く流れており、日本人に危害を加えることに賛意を示すような書き込みも少なくない。 6月に江蘇省蘇州で日本人母子が中国人の男に刃物で切り付けられた事件の後も、反日感情をあおるような投稿があふれた。中国のIT大手は当時、アカウント閉鎖などの措置を取った。

<深圳日本人学校に通っていた日本人の男子児童が殺害された。日本政府は「誠に遺憾」と述べ、中国政府は「どの国でも起こりえる」と主張しているが、反日感情が生み出した凶行に対し、私たちはもっと怒るべきではないか> 深圳日本人学校に通っていた日本人の男子児童(10歳)が9月18日、中国人の男(44歳)に刃物で襲われ、翌日未明に死亡した。 今回の事件によって、日本人の対中感情は一段と悪化した。2012年の尖閣国有化によって生じた反日デモ以来、最悪かもしれない。いや、「中国=何をするか分からない怖い国」というイメージは、2012年の頃よりも今のほうがずっと強いだろう。中国に対して多くの日本人が抱いている嫌悪感や恐怖心を、今回の事件は決定的に強めてしまった。事件について上川陽子外相は「今般の事案を極めて重く受け止めている。登校中の児童に対して卑劣な行為が行われたことは誠に遺憾だ」と述べ、岸田文雄首相
日本人学校の10歳男児刺される 登校中に負傷、44歳の男拘束―中国・深セン 時事通信 編集局2024年09月18日19時35分配信 記者会見する森屋宏官房副長官=18日午前、首相官邸 【深セン時事】中国南部・広東省深センで18日朝、日本人学校に登校していた10歳の男子児童1人が44歳の男に刃物で刺され、負傷した。男児は病院に搬送され、治療を受けている。現地当局が男を拘束し、犯行の動機などを調べている。 日本人母子、刃物で襲われ負傷 ほか女性1人重体、男拘束―中国蘇州中国外務省や地元警察などによると、深セン市南山区で同日午前8時(日本時間同9時)ごろ、男児が徒歩で登校中、校門から約200メートル離れた場所で男に刺された。負傷の程度は不明。学校は臨時休校となり、保護者が子供を迎えに来た。 森屋宏官房副長官は同日の記者会見で、在広州日本総領事館などが中国側に対し、日本人の安全確保や詳細な情報共

スクールバスの案内係、胡友平さんと日本人母子への切り付け事件現場とみられるバス停=26日、中国江蘇省蘇州(共同)中国江蘇省蘇州で日本人母子が中国人の男に刃物で切り付けられた事件で、男を阻止しようとして刺され死亡したバス案内係の中国人女性、胡友平さん(54)の葬儀が28日、市内の葬儀場で執り行われた。地元メディアが29日伝えた。 遺族は地元メディアを通じて、各方面から哀悼の言葉が寄せられ寄付の申し出もあったことに感謝したとしつつ「正義と思いやりのある人ならば同じ選択をしただろう。寄付は受け取らないことに決めた。静かに故人の冥福を祈りたい」とのコメントを発表した。 母子は日本人学校のスクールバスを待っていた際に切り付けられた。新華社電は、胡さんが男を背後から抱えて止めようとしていなければ「さらに多くの負傷者が出ていた」との目撃者の証言を報じていた。事件は24日発生。日本人の30代女性と未就

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