厚いスモッグに覆われた道路を走行する自転車=10日、パキスタン・ラホール/Arif Ali/AFP/Getty Images (CNN) パキスタン東部とインド北部で先月から記録的な水準の大気汚染が続いている。米航空宇宙局(NASA)の衛星画像は、パキスタンのパンジャブ州からインドの首都ニューデリーにかけての一帯を覆う巨大な灰色のスモッグをとらえた。 大気汚染の悪化を受けてパキスタンでは学校や公共の場が閉鎖され、有害スモッグによって数千万人の健康が脅かされている。 パキスタンのラホールやムルタンなどの大都市では、スモッグに覆われて街が暗くなり、視界が遮られて建物は見えなくなった。 パキスタンでは農業廃棄物の焼却や石炭を燃焼させる火力発電のほか、交通量の多さや風のない日が続くことなどの影響で、冬になると大気汚染が悪化する。

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