いよいよ13日に開幕する大阪・関西万博。大阪にこの春赴任した記者は12日にあった開会式の取材で、大阪市此花区の会場に初めて足を踏み入れた。出会ったのは「ミャクミャク」ではなく、「モクモク」とたばこをくゆらす人たちだった。 万博で会場内での喫煙は全面的に禁止されている。たばこを吸うには東ゲート外側にある2カ所の喫煙所を利用する必要がある。 天皇、皇后両陛下も出席して開会式が行われた12日。ある外国パビリオン2棟の間にある通路には「すいがら入」と書かれた赤い灰皿が置かれていた。貼り付けられた段ボール用紙に、関係者以外の利用は禁止と記されていた。 パビリオン関係者なのか、外国籍とみられる人たちが紫煙を立ち上らせて一息ついていた。日本人男性も訪れ、たばこを取り出して一服。この男性に会場は禁煙であることを知っていたか聞くと、「工事期間ならいいんじゃないの?」と返ってきた。 万博を運営する日本国際博覧

1リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く