世界平和統一家庭連合(旧統一教会)が2015年に名称を変更した経緯を記した行政文書を開示しないのは違法として、大学教授が国に不開示決定の取り消しなどを求めた訴訟で大阪地裁は28日、決定の一部を取り消す判決を言い渡した。
【読売新聞】 大阪市の三つの「就労継続支援A型事業所」が障害者就労支援の加算金を過大に受給したとされる疑惑を受け、市が他の事業所で同様の過大受給が疑われるケースがないか確認するため、市内の全1649事業所に対し、加算金に関する実態調

日本維新の会の高木佳保里参院議員の事務所があるビルには、高木氏が取締役を務める会社や政策秘書が代表取締役を務める会社も入居している=堺市西区で2025年11月18日午後2時28分、高良駿輔撮影 日本維新の会総務会長の高木佳保里参院議員(53)=大阪選挙区、2期=が初当選した2016年以降、政策秘書が代表などを務める3社に少なくとも約2850万円の公金を支出していた。うち1社は高木氏が取締役を務めている。毎日新聞の取材で20日、明らかになった。秘書が代表の会社への公金支出が判明したのは、藤田文武共同代表に続き2人目。吉村洋文代表は党内規の見直しを表明している。 3社は、不動産会社「堺上グループホールディングス(GHD)」▽不動産やリースを扱う「Kaijo」▽「グローバルキャリアデザイン」(いずれも堺市)。政策秘書は3社の代表取締役や取締役を務め、高木氏はグローバル社の取締役を務めている。 毎

精神障害や知的障害のある大阪市の男性=当時(36)=が2019年、市営住宅の自治会役員から障害があることを書かされ自殺した問題を巡り、調整を担った社会福祉法人の対応に不備があったとして、男性の両親が約2300万円の損害賠償を求めた訴訟の判決で、大阪地裁は14日までに請求を棄却した。 争点は、男性と法人側との間で調整を巡る契約関係が認められるかどうかだった。斎藤毅裁判長は判決理由で「法人の担当者は男性から相談を受け、自治会役員らと調整し、話し合いに同席したが、相談への対応の延長だった」と指摘。両者の間に準委任契約が成立したとは認められないとした。 判決によると、男性は市営住宅で1人暮らしをしていた19年11月、自治会の班長決めで選出対象から外してもらおうと同法人に相談し、役員との調整を依頼。法人の担当者も同席した役員との話し合いの場で、他の住民に説明するためだとして「おかねのけいさんはできま

4月下旬、ブラックアウトのメンバーらが凶器を持って集まった大阪・ミナミの駐車場。観光客や若者が多く行き交う場所にある=大阪市中央区で2025年11月5日午後9時19分 名古屋を拠点とし、トクリュウと呼ばれる匿名・流動型犯罪グループ「ブラックアウト」のメンバーら34人が、大阪府警に相次いで逮捕・書類送検された。 きっかけは今年4月、敵対する大阪の半グレグループを襲撃しようと、凶器を持って東大阪市のマンションに侵入したことだった。 襲撃は失敗に終わったが、グループ同士の抗争が発覚したことで捜査が本格化した。 ブラックアウトは2024年秋に結成。当初は10人ほどだったが、交流サイト(SNS)を通じて半年で100人ほどに膨れ上がったとされる。多くは20歳前後の若者で、中には高校生もいた。 トクリュウは秘匿性の高い通信アプリでメンバーが連絡を取り合い、特殊詐欺や窃盗などを繰り返しているとされる。24

インバウンドらで賑わう大阪・ミナミの繁華街。民泊が彼らの主要な宿泊先となっている=7月、大阪市中央区(山田耕一撮影) インバウンド(訪日客)が激増する大阪で、彼らの宿泊先となってきた「民泊」が岐路に立たされている。利用客によるごみや騒音といった問題が噴出し、周辺住民からの苦情が殺到。これまで民泊を推進してきた大阪市は、個人宅などを貸し出す「特区民泊」について、一転して新規申請の受け付けを停止することを決めた。民泊事業者は悪いイメージを払拭しようと懸命だが、地域の理解は得られるのか。 夜中、自宅に見知らぬ外国人が…「観光客は観光地や中心市街地で金を落とす。地域は犠牲になっているだけだ」。10月26日、大阪市東成区で開かれた住民らによる民泊問題の「緊急勉強会」で、参加者の男性が語気を強めた。大阪市内で10月に開かれた民泊についての勉強会(自治フォーラムおおさか提供)問題となっている特区民泊は

会期を終えた万博会場では、さまざまな施設の撤去や解体作業が進められている=10月14日午後、大阪市此花区(安元雄太撮影) 10月13日に閉幕した2025年大阪・関西万博(大阪市此花区)の解体工事をめぐり、一部の海外パビリオンで判明した建設費の未払い問題がネックとなり、契約を敬遠する動きが業界内で目立っている。解体費用を回収できないことへの懸念が主な理由。出展国側は来年4月中旬までに解体を終え、敷地を日本国際博覧会協会(万博協会)側に返還しなければならないが、産業廃棄物の処分問題も重なり、スムーズな解体に暗雲が垂れ込めている。 【実際の写真】「許せない」「かわいそう」 万博の「ぬいぐるみベンチ」に疑問・批判の声 「未払い問題は大きな不安定要素。健全な工事環境の確保をお願いしたい」 解体業者など74社で構成する大阪府解体工事業協会は万博閉幕を目前に控えた9月26日、パビリオンの解体工事を円滑に

大阪北部地震が発生し、停止した阪急電車を降りて線路上を歩く乗客。災害時は日本語を十分に理解できない外国人への対応も必要となる=平成30年6月18日午前、大阪市東淀川区 高市早苗首相は、肝いりの外国人政策に関する関係閣僚会議を4日に開く。外国人をめぐるさまざまな課題解決の点検と、解決が注目される。 関西では、住民に占める外国人の割合が全国でも高い地域があり、インバウンド(訪日客)も激増している。一方で、高確率で発生が想定される南海トラフ地震などのリスクがありながら、災害時に外国人に速やかに情報提供する仕組みは十分に整備されておらず、早期の対応が求められる。 外国人割合に関し、住民基本台帳人口を基に、全国の自治体について政令指定都市を行政区ごとに分けた集計では関西が上位に入った。大阪市生野区が全体で3番目に高い23・3%だったほか、同市の浪速区や西成区も高水準だった。さらに大阪府の訪日客は、昨

道頓堀を歩く3人に1人は中国人 東京・上野の「アメ横」と並び、くいだおれの街・大阪を代表する商店街といえば「道頓堀」だ。道頓堀川沿いに多くの飲食店が立ち並び、昼夜を問わず、多くの観光客がひしめくこの商店街もまた、大きな変貌を遂げている。 道頓堀商店街には現在、平日でも1日およそ4万人もの客が押し寄せる。「コロナ禍は、もぬけの殻だったが、今では中国人観光客が増え、毎日がお祭り騒ぎだ」。道頓堀商店会の上山勝也会長(63)の表情からも、自然と笑みがこぼれる。 その勢いは、データが物語る。ドコモ・インサイトマーケティング(東京都豊島区)の協力を得て、取材班が携帯電話の位置情報から訪日観光客の動態調査を試みると、道頓堀商店街周辺(1キロメートル四方)には、1カ月で約39万3000人、1日当たりにすると約1万3000人もの中国人が押し寄せていることが分かった。 単純計算すると、道頓堀を歩く3人に1人は

2500万人の来場者を受け入れた大阪・関西万博は13日、熱気に包まれたままフィナーレを迎えた。閉幕を前に取材に応じた作家の高村薫さんは「国力の衰退を感じた」と語った。 多額の税金投入に足る成果見えず大阪・関西万博の会場に開幕直後に一度だけ足を運んだが、日本の国力の衰退を如実に感じた。かつてのような経済、技術、文化を世界に誇れる日本ではなくなったと落ち込んだ。これが今の実力だ。 1970年の大阪万博には未来への夢や希望があり、「太陽の塔」が象徴していた。今回は「万博の華」といわれるパビリオンも安普請だった。大屋根「リング」も集成材でできている。企業のパビリオンでは映像展示が多かった。誠実に質の高い物、みんなを驚かせる物を作るべきだった。 会期の途中から、万博に行くこと自体が目的になったと思う。「テーマパーク」に行って、お祭り騒ぎに染まったように見えた。

大阪・関西万博、13日閉幕 最大280億円の黒字 時事通信 内政部2025年10月12日19時22分配信 閉幕を控え、多くの来場者で混雑する大阪・関西万博の会場シンボル「大屋根リング」=12日午後、大阪市此花区大阪市の人工島「夢洲」で開かれていた大阪・関西万博が13日、閉幕する。開幕前には全国的な機運が盛り上がらず、前売り券販売は目標を下回った。ただ、大型連休以降、売り上げが好転し、運営収支見通しは最大280億円の黒字となった。 日本国際博覧会協会は12日、一般来場者数(速報値)が11日までの累計で約2507万人となったと発表した。閉幕間近で2500万人を突破した。 国内で開催される大規模な万博は、2005年愛知万博以来20年ぶりで、大阪では1970年以来55年ぶり。準備段階では、会場建設費が2度にわたって上振れし、一部の海外パビリオンの建設も遅れたため、予定通りの開催を危ぶむ声も相次い


〈関連リンク〉 ・坂口志文 免疫学フロンティア研究センター特任教授が共同記者会見を行いました(2025年10月6日) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2025/10/nobel_press_conference ・【報道機関の皆様へ】10月7日以降の個別取材の申込方法について(坂口志文先生 ノーベル生理学・医学賞受賞)(2025年10月6日) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2025/10/nobel_interview ・坂口志文先生が大阪大学本部事務機構棟を来訪しました(2025年10月8日) https://www.osaka-u.ac.jp/ja/news/topics/2025/10/08003 ・大阪大学免疫学フロンティア研究センター https://www.ifrec.osak

スウェーデンのカロリンスカ研究所は6日、今年のノーベル生理学・医学賞を、大阪大の坂口志文(しもん)特任教授(74)らに贈ると発表した。業績は「免疫が制御される仕組みの発見」。病原体を攻撃する免疫細胞…

リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く