国民民主党の支持率が下落した。毎日新聞が10月に実施した全国世論調査では9月から5ポイント減の5%と半減した。昨秋の衆院選では、「手取りを増やす」と主張して支持を急伸させたが、選挙前の水準まで一気に低下した。支持層に何が起きたのか。 10月の世論調査から各政党の支持層の変化などについて分析します。公明はこちら、自民はこちら、維新はこちら 若年層中心に支持率下落 「バブルがはじけたようなもの」。支持率急落を国民民主の幹部はこう表現した。男性と若年層の支持が高い傾向は変わっていないが、全体的に支持率が下がっている。男女別では、男性が9月比6ポイント減の8%、女性は4ポイント減の3%。年代別支持率でも全年代で支持率を下げ、特に18~29歳が9ポイント減の12%、30代が12ポイント減の5%と若年層の下げ幅が大きい。 国民民主の支持率は、衆院選直前に実施した昨年10月時点では3%と伸び悩んでいたが

国民民主党の榛葉賀津也幹事長は7日の記者会見で、高市早苗首相が同日の衆院予算委員会での答弁準備のため、午前3時過ぎに公邸入りしたことについて、「さすがにしんどい」と苦言を呈した。現状では「いい仕事ができない」と述べ、国会改革の必要性を訴えた。 榛葉氏は「首相が3時からなら、事務方は1時半、2時から待機している。体力がもたない」と述べた。首相がこの時間に答弁の内容や質問、再質問への回答に関する打ち合わせをした状況を各国首脳の例と対比して疑問視した。「各国首脳は朝一番に安全保障や危機管理のブリーフィングを受けるが、日本では朝3時から答弁で『こうしよう』『ああしよう』と。日本の国会の現実だが、変えられるものは変えていかないと、いい仕事ができない」と語った。 また、「首相だって生身の人間だ。首相も大変だし、それを支えているスタッフ、官僚も首相同様、それ以上に神経を使っている」と指摘し、「こういう状

立憲民主党の枝野幸男元代表は25日、安全保障関連法の改正は必要ないとの認識を示した。「成立後の10年間、違憲の部分はない。だから変えなくていい」とさいたま市の講演で述べた。
立憲民主党、日本維新の会との党首会談を終え、報道陣の取材に応じる国民民主党の玉木雄一郎代表=国会内で2025年10月15日午後5時1分、平田明浩撮影 国民民主党の玉木雄一郎代表は15日夜、自身のユーチューブ番組で、日本維新の会の吉村洋文代表と自民党の高市早苗総裁が連立を視野に入れた政策協議を始めることで合意したことに言及し、「つい数時間前まで(維新の)藤田(文武)共同代表と野党の統一候補を目指して真剣に議論していた。二枚舌みたいな感じで扱われて残念だ」とショックをにじませた。また「維新が加わるなら、我々が連立に加わる必要もなくなった」とし、自民と維新による連立政権が成立しても参加しない意向を示した。 15日夕方にあった吉村氏と高市氏の会談に先立ち、玉木氏は立憲民主党の野田佳彦代表、維新の藤田氏と首相指名選挙での野党候補の一本化について協議していた。 玉木氏は、維新が水面下で自民と話を進めて

1立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党の党首会談が終わりました。連立の枠組みや基本政策などで折り合いませんでした。 会談はおよそ1時間行われました。 立憲の野田代表は総理指名選挙で野党候補を一本化した場合の政権構想について説明しました。 これについて国民の玉木代表は、野党3党が連立しても参議院では過半数を得られない状況に変わりはなく、「結局、少数与党となれば政権構想としては弱い」「仮に私が総理になった場合もその内閣は政権運営が厳しくなるなと思った」と述べて野党3党の連立は難しいとの見方を示しました。 また、立憲に対して説明を求めていた安全保障政策については「隔たりがある」としたほか、原発政策については「原発ゼロは維持するということだった」、憲法については「改憲を認めず隔たりがある」と述べ、基本政策でも一致しませんでした。 3党は幹事長会談を再び行い、協議が整えば週明けにもう一度党首

公明党が自民党との連立政権から離脱を表明し、政界の流動性が高まっている。自民の高市早苗総裁は首相就任に備え人事を進める一方、動向が注目される国民民主党の玉木雄一郎代表(写真)は10月14日以降、主要政党との幹事長会談を実施し、その後党首会談を目指す考えを明らかにした。7月2日、都内で代表撮影(2025年 ロイター) [東京 14日 ロイター] - 公明党が自民党との連立政権から離脱を表明し、政界の流動性が高まっている。自民の高市早苗総裁は首相就任に備え人事を進める一方、動向が注目される国民民主党の玉木雄一郎代表は14日以降、主要政党との幹事長会談を実施し、その後党首会談を目指す考えを明らかにした。今週の注目点をまとめる。 「今週は極めて重要な1週間だ。まずは幹事長間で協議し、政策が一致した政党と協力していく」。玉木氏は13日夜、自身のSNSでこう語った。自民、公明に加え、立憲民主党や日本維

立維国、15日党首会談 首相指名の野党一本化焦点―自民総裁も3党と会談へ 時事通信 編集局2025年10月14日20時28分配信 会談に臨む(左から)国民民主党の榛葉賀津也幹事長、立憲民主党の安住淳幹事長、日本維新の会の中司宏幹事長=14日午後、国会内 立憲民主、日本維新の会、国民民主の3党幹事長は14日、国会内で会談し、3党の党首会談を15日に行うことで一致した。臨時国会冒頭の首相指名選挙に向け、立民が提唱した野党候補一本化が進むかが焦点。国民民主は憲法やエネルギー分野などで立民に政策転換を求めた。 自民逃げ切りか政権交代か 首相指名選挙、交錯する思惑 一方、自民党の高市早苗総裁も15日に立維国3党党首と個別に会談する方向で調整に入った。首相指名選挙への対応を含め、今後の協力について話し合うとみられ、各党の駆け引きが激しくなっている。 野党3党の幹事長会談では立民の安住淳氏が党首会談の開

石破茂首相の後任を決める首相指名選挙を巡り、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党幹事長は14日に会談する調整に入った。野党候補の一本化を模索する。関係者が13日明らかにした。一方、自民党の鈴木俊一幹事長は盛岡市で記者会見し、公明党の連立離脱を受け、高市早苗総裁が首相指名されるよう最大限努力すると述べた。連携を視野に入れる国民との幹事長会談を調整しているとも明らかにした。14日にも行う方向だ。 首相指名選挙は、衆院で単独過半数の議席を持つ政党がないため、決選投票になる公算が大きい。立民、維新、国民の3党が一本化すれば比較第1党の自民の議席数196を上回り、政権交代があり得る情勢だ。立民の野田佳彦代表は国民の玉木雄一郎代表への投票も選択肢だとして、維新を含めた3党首会談を呼びかけている。公明の動向も結果を左右する。

石破茂首相の後任を決める首相指名選挙を巡り、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党の3党幹事長は14日に会談する調整に入った。野党候補の一本化を模索する。関係者が13日明らかにした。一方、自民党の鈴木俊一幹事長は盛岡市で記者会見し、公明党の連立離脱を受け、高市早苗総裁が首相指名されるよう最大限努力すると述べた。連携を視野に入れる国民との幹事長会談を調整しているとも明らかにした。14日にも行う方向だ。 首相指名選挙は、衆院で単独過半数の議席を持つ政党がないため、決選投票になる公算が大きい。立民、維新、国民の3党が一本化すれば比較第1党の自民の議席数196を上回り、政権交代があり得る情勢だ。立民の野田佳彦代表は国民の玉木雄一郎代表への投票も選択肢だとして、維新を含めた3党首会談を呼びかけている。公明の動向も結果を左右する。 玉木氏は13日、野党候補一本化を巡り、野田氏との党首会談に応じる意向を表

街頭演説する国民民主党の玉木雄一郎代表=山口市中園町の山口市中央公園で2025年10月13日午前11時8分、小澤優奈撮影 公明党の連立離脱表明で不透明感を増す首相指名選挙を巡って13日、各党幹部の発言が相次いだ。国民民主党の玉木雄一郎代表は、立憲民主党が呼びかける党首会談に応じる意向を表明。公明の西田実仁幹事長は野党候補一本化が実現した場合、協力する可能性を否定しなかった。今後、各党間の駆け引きが激化しそうだ。 玉木氏は13日、自身のX(ツイッター)で、首相指名選挙での野党候補一本化を巡る立憲の野田佳彦代表との党首会談に応じる意向を示した。野田氏が12日、国民民主と日本維新の会両党に党首会談を呼びかける考えを明らかにしていた。 玉木氏は「立憲との党首会談には応じます」と投稿した。党首会談のテーマを事前に整理するために立維国3党は幹事長による会談を14日に開く調整をしている。また、玉木氏は自

国民民主の玉木雄一郎代表は12日、首相指名選挙での対応が注目される中、石川県七尾市で遊説した。「どっちに付くんだとか、いろんなことを言われていますが、極めてシンプルです。良い政策を出すところ、実現するところに協力します。政策本位で判断する」と基本姿勢を示した。 玉木代表は「国政は大きな変化のまっただ中にある」と指摘し、「誰と組むかではなく、何を成し遂げるかが重要」と力説した。 演説後には記者団に対し、政界の現状を「混沌(こんとん)とした状況」と説明。公明の連立離脱について「大変な衝撃。政治の信頼を回復しようという強い意志の表れ」と評価し、連携可能であることを強調した。 一方、立憲民主に対しては「安全保障政策は足して2で割るというものではない」と指摘。原発容認などエネルギー政策と共に、党内で議論をまとめてほしいと呼び掛けた。 自民から「首相の座」の誘いがあった場合について問われると、「いろん

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