Published 2025/05/26 22:05 (JST) Updated 2025/05/26 22:23 (JST) 農林水産省は26日、政府備蓄米の随意契約に関する業者向けのオンライン説明会を開き、約320社が参加したと明らかにした。生活用品大手のアイリスオーヤマ(仙台市)が申し込みを決めた。小売り大手やインターネット通販事業者が意欲を示しており、関心の高さが浮き彫りになった。 農水省によると、26日夕までに複数社が購入を申し込んだ。 随意契約を巡っては、セブン&アイ・ホールディングスが同日、傘下の総合スーパー、イトーヨーカ堂が参加すると説明。流通大手イオンも前向きな姿勢を示した。ネット通販では、楽天グループが日本郵便と組み参入に向け調整。LINE(ライン)ヤフーも購入を検討する。

備蓄米の「随意契約」による売り渡しについて、農水省は午後に説明会を開き、大手小売業者およそ320社が参加しました。 アイリスオーヤマ担当者 「申請終わりました」「(Q 気持ちは)できれば一番乗り目指したい」「シールか何かを貼って政府備蓄米と分かるような内容で販売したい」 26日午後4時から行われた備蓄米の随意契約についてのオンライン説明会。 説明会に参加したのは大手小売業者およそ320社で、大手スーパーの「イオン」や「ライフ」、「イトーヨーカ堂」、「オーケー」。さらに「日本生活協同組合連合会」や「カインズ」、ヤフーショッピングを運営する「LINEヤフー」、ネット通販の「楽天」などです。 「ドン・キホーテ」の運営会社は… ドン・キホーテ運営会社PPIH 常務執行役員 初山俊也さん 「当社の理屈は抜きにして、どれだけスピード感持ってお客様に届けられるか」「申請は本日します。こういうのはスピード

コメの価格高騰が続く中、新たに就任した小泉農林水産大臣は、来週予定していた備蓄米の「競争入札」をいったん中止し、「随意契約」での売り渡しを検討していく考えを示しました。 ただ、随意契約の実施に向けては、売り渡す業者や価格をどう決めるかなど課題も多く、見直しを速やかに進め、コメの値下がりにつなげられるかが焦点です。 小泉農林水産大臣は21日夜の就任会見で「来週、予定していた備蓄米の入札をいったん中止し、随意契約のもとでどのような条件で売り渡しができるかなど具体的な対応策を早急に整理するよう事務方に指示を出した」と述べました。 農林水産省は、これまで備蓄米の放出にあたっては希望する業者の中で最も高い価格を提示したところから売り渡す「競争入札」で行ってきました。 しかし、競争によって備蓄米の価格がなかなか下がらずにコメの価格の高止まりにつながっているのではないかと、見直しを求める声が上がっていま

Published 2025/05/19 17:40 (JST) Updated 2025/05/19 17:57 (JST) 江藤拓農相は19日の参院予算委員会で、高騰するコメ価格の安定に向け実施している政府備蓄米の放出に関し「国民の期待する結果が出せておらず、大変重く責任を感じている」と陳謝した。備蓄米が早期に行き渡るよう、集荷業者や卸売業者への指導、監督を強めるとも語った。 石破茂首相は「生産を増やすと価格は下がる。その分をいかに補填するか、話を進めなければならない」と述べ、農家への所得補償の可能性に言及。大規模化や機械の共同利用を挙げ「一生懸命努力し、コストを下げた方々に対して、補償するという考え方は成り立ち得る」と説明し、農家全体への補償には否定的な考えを示した。立憲民主党の打越さく良氏への答弁。

備蓄米、卸で上乗せ金額増 最大3倍超、高止まりの一因か 時事通信 経済部2025年05月17日07時14分配信 【図解】備蓄米の経費・利益の上乗せ額 政府備蓄米の流通で、卸売業者がスーパーなど小売業者に販売する際の経費・利益などの上乗せ金額が、通常のコメの流通時に比べて1.6~3.4倍の金額になっていることが16日、分かった。備蓄米専用袋の発注やトラック手配などで経費がかさんだ側面もあるが、高止まりが続く店頭価格が十分に下がらない一因になっている可能性がある。 備蓄米出荷、41%に 供給前倒し要請受け―JA全農 農林水産省が集計した3月17日~4月13日の備蓄米の流通実績では、政府から備蓄米を買い受けた集荷業者は、経費・利益などを60キロ当たり平均961円上乗せして卸売業者に売り渡していた。2022年産米でコスト調査をした際の上乗せ額は最大2400円で、通常時より抑制されている。 一方、次

政府備蓄米、7万336トン落札 2回目、4事業者参加―農水省 時事通信 経済部2025年04月01日11時26分配信 閣議後記者会見で政府備蓄米の2回目の入札結果を公表する江藤拓農林水産相=1日午前、東京・霞が関 江藤拓農林水産相は1日の閣議後記者会見で、政府備蓄米の2回目入札で7万336トンが落札され、落札率は100%だったと発表した。落札価格の加重平均は60キロ当たり2万722円だった。入札は3月26~28日に実施し、4事業者が参加した。今回落札されたコメは、4月中旬以降に店頭に並び始める見通しだ。 備蓄米、契約通り納入せず 7事業者に違約金請求―農水省 約14万トンを2万1217円で落札した初回の入札に比べ、落札価格は約2%下落した。江藤氏は、前回に比べて2023年産米の割合が24年産より多かったことが影響した可能性を指摘した。 初回と合わせた落札数量は21万2132トンで、落札価格

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