うちには、自閉スペクトラム症の知的障碍児が二人いる。 いろいろと心境変化はあったけど、人生のいろんなことに興味がなくなった。 昔から、貧富の差とはなんだろうと考えてた。 イーロンマスクでも生活保護民でも、食ってるものも着てるものもたいして変わらない。 イーロンマスクがするように、生活保護民だってTシャツだってジーンズだって着れる。 イーロンマスクがするように、ハンバーガーを食えるし、ビールを飲める。 庶民だからって、シャワーを浴びることも、布団で寝ることも禁じられることもない。 でも、それでも、俺が働くのは、子供たちに選択肢を増やしてやりたかったからだった。 少しでもいい学校に入れてあげたかったし、やりたい習い事は挑戦させてあげたかった。ディズニーランドに行きたいとせがむ子供たちに、お金がないからダメと言いたくなかった。 それが、子供の成長と共に、そんな心配は不要だと現実が突きつけられる

子どもを産んだら、もっと博愛的な感情が強くなるのかと思っていたが、逆に優生思想(といっていいのかわからない)のような思想が強くなった。 障害児を産んで一生死ぬまで障害児のケアに人生を捧げ、一生まとまった睡眠を取れず、自分の死後も子どもの世話をしてくれる場所を生きてるうちに探さなければならない。 そんな母親をSNSでたくさん見て、自分だってそっち側になってたかもしれない、ただ健常児を産めたのも運がよかっただけだと何度も思った。 もう一生寝たきりで意思疎通もできない低酸素脳症の赤ちゃんとかは、親が生かすかどうか選べるようにしてあげてはと思う。 日本の医療は生かしすぎだと思う。 子どもを産んで人口を増やさなければいけないのに、こんなリスクを一定数の人が背負うのはあまりにも酷すぎないか。 実際自分が当事者になったら、という意識が強くなるほど「もう初手で〇してあげてよ」と思うようになった。

昨夜の帰宅時、電車に乗ったらそこそこ混んでて、 とあるタイミングで座席前の吊革が空いたので、荷物を棚に乗せて立っていた。 途中目を瞑ったりして。 自分が立っていたのはドアの近くの端の席辺り。 ふと気が付くと、ドアの脇、自分の斜め前に3歳位の男の子を抱いたお母さん、 5歳くらいの二女、3年生位の長女と思しき女の子と立っていた。 あの男の子を抱いて揺れる電車で立ってるのはきついだろうなと思ってた。 乗車してから20分位で停車した駅で一番端の席が空き、 その時その親子連れが降りるのかどうか分からず、一瞬間を置いて手招きすると、 こくっと頭を下げて母親が座り、男の子を横に座らせた。 隣に座っていた女性が、反対隣が空いたので一つズレてくれた。 そこで二女の子に私が手招きすると、直ぐに座った。 譲ってくれた女性は見ていなかったかもしれないが、母親がこくっと小さくお辞儀していた。 また何駅か過ごしてから

交通事故で膝の骨が粉々になり、半年くらい車椅子の生活を強いられていたことがある。俺はその間、一時的に「ひまわり学級」いわゆる特別支援学級に登校することになった。もといた教室までの階段を登れなかったし、エレベーターもなく、車椅子が入れるフラットなトイレも1階にしかなかったのが理由だ。 でもひまわり学級は身体障害者向けと言うよりは少し知能や精神に問題のある児童のためのものだった。3〜6年生のそういう児童が集められて、各自の進行度に合わせたプリントを進めたり、先生が一対一で教科書を読んで説明したりする。先生は二人いて、一人は児童の勉強を見て回り、もうひとりは大人しくしていられない子どもを落ち着かせたり指導をする、という感じだった。 俺は車椅子用に広めのスペースを開けてもらった教室の右後方からそれを眺めながら「こりゃヤバいところに来たな」と純粋に焦った。常に奇声が上がっているし、自閉症やダウン症の

母校での講演が終わったあと、俺はしばらく放心状態だった。 いや、我ながら頭おかしいとしか言いようがないが、これ以外に母校で話したいことは特になかった。特に、俺の母校、新潟大学教育学部附属長岡中学校は、教員から校長から全員新潟大学の人なので、新潟大学こそが至高の学校であり、新潟大学を愛する愛大学教育みたいなのを受ける。だから俺だって「新潟大学ってまあまあイケてる大学なのかな」と思って育ったのだが、俺より成績がいい奴らがどんどこ新潟大学にブラックホールのように吸い込まれていって、その後どうなったかわからなくなってしまう。というか、全く中央で活躍しない。 俺が、せいいっぱいの覚悟で、故郷の後輩たちガキどもに言えることが、俺の考える、俺の同級生がもっと輝けたはずの事実を指摘することだった。それが (附属長岡の生徒は)新潟大学に行ってはいけない。 (附属長岡の生徒は)教育学部に行ってはいけない。 と

“境界知能”の子どもを持つ女性は、将来の不安を抱えています。 子どもに学習面などの困難がありますが、将来、特別支援高校や障害者雇用枠に応募することができないからです。 女性は、社会的な支援を得られるよう模索していますが、大きな壁に直面しています。 境界知能の特徴は?境界知能かなと思ったらどうすれば? 詳しくは「首都圏情報ネタドリ!」の配信で↓ 配信期間 10/18(金) 午後7:30~10/25(金) 午後7:57 境界知能の子ども 将来への不安 境界知能の特徴や、境界知能の人が直面しているさまざまな困難について前編の記事でお伝えしました。 境界知能とは、IQ=知能指数が「平均的な数値」と「知的障害とされる数値」の間の領域のこと。 統計学上は日本の人口の約14%、7人に1人いるとされています。 東京都町田市で暮らす松成由美子さんの娘・深頼さん(小学6年生)は、知能検査の結果、境界知能だとわ

イスラエルとイスラム組織ハマスとの戦闘が始まってから1年。 パレスチナのガザ地区では死者が4万人を超え、いまも深刻な人道危機が続いています。 ガザの現状や、日本で支援に立ち上がった人々の姿を前編の記事でお伝えしました。 今回は、ガザの子どもたちを20年以上にわたって支援してきた桑山紀彦医師の活動を通じて、私たちにできることを考えます。

この令和になっても転勤族の子供病む説がインターネットにあんまり出てこないのが不思議。 まあ、親の側からしたらどうしようもない親の都合で子供を巻き込むわけだし、そらポジティブなことしか見たくないわな。 当事者だけど歪むよー。 まあー歪むよー。幼稚園もころころ変わり、小学校中学校も入ったところと出たところ違う、トータルで通えたの高校が初めての転勤族の子供だけどさ。 例えば学校のお勉強、習い事、友人関係。頑張っても一定期間でリセットされ続けるわけよ。 そりゃ今大人になって見たら、その経験は次に活かせるわー✨とか綺麗事も言えるけどさ、 教科書もドリルも変わる、 進度の差でやってないところが出る、 微妙なルールとかお作法が変わる、 その度に肩身狭い思いする、 みたいに、短期目線しかない子供からしたら、引越ごとに完全リセットに近いのよ。特に小さい頃ね。 賽の河原にいる状態ですよ。親より先に死んでないど

うめを@小学校教員 @edcmonster 教員人生初、国語科「やまなし」の授業。子どもたちから出た問いを処理しきれず大敗北。クラムボンが気になって仕方ない子どもたちと、教師用教科書の「クラムボンについての議論は避けた方がよい」という文言の対比に、笑う… 2024-09-26 18:34:51

不妊治療がつらい!という日記を書いてから5年、子どもが生まれました!不妊治療は結局、あの日記を書いた少しあとに挫けて中断してしまって、「でも不妊治療をやめて一体どうするんだ?」「何もしなきゃ妊娠しないぞ」「でももうしんどい!」「デモデモダッテ……」と自問自答を繰り返しているうちにコロナ禍になって、3密回避で病院自体に行きにくくなり、なんとなくそのまま不妊治療から遠ざかり、どんどん歳だけ重ね、もういいか!夫婦2人でも楽しいし!これはこれで!という気持ちに切り替えようとしていた矢先に、自然妊娠。 あんなに心をすり減らして時間もお金も費やして通った不妊治療だったのに、治療の手を借りずに、しかもあの頃よりも歳をとった身体機能で妊娠するんですもん。読めなさすぎる。人生わからん。人生むず。 生まれた子どもはとびきり可愛いです。 抱っこ紐の中から世界を眺める横顔を見ていると、これ以上に尊いものは

うちの娘、生まれつきの身体障害と知的障害(いずれも軽度)がある。 生まれる前にはわかっててそれでも生んで娘にも「ママもパパも娘ちゃんに会いたかったから生まれてきてもらったんだよ、生まれてきてくれてありがとうね」って話を沢山した。 知的障害が軽度だからむしろ他者との違いを認識して辛い思いをしたり、人間関係もうまくいかないことが沢山あった。 娘が小学校高学年〜中学あたりの思春期、コミュニケーションとか勉強とか周囲と比較してうまくいかない、思うようにできないことがより顕著になってきたとき、パパもママも娘ちゃんの味方だし、生まれてきてくれてとても幸せだよって話をたくさんしたけどそれでもやっぱり 「ママとパパは私がこういう思いすることをわかってて産んだんだね」って言われたよ。 ごめんねって言ったけどそれでも会いたかったから、娘ちゃんが少しでも幸せになれるように一緒に頑張らせてっていった。いまでもうま

7/11 なんかツイッターの有名な方に拡散していただいたようでありがとうございます!!!とんでもないことになってしまった… 子育て終わった開放感で書き殴った日記がこんなことになるとは思ってもみませんでした。 取材に関しては、別の媒体で内容を掲載されることで息子に微妙に違ったニュアンスでこの日記の内容が伝わってしまうもしれないリスクがあるので申し訳ありませんがお断りさせてください。 ひぇーーーー!なんかめちゃくちゃ読まれてる!!今更恥ずかしい!! お祝いのコメントありがとうございます!!! めちゃくちゃ嬉しいです!!! 子どもはインスタとかビーリアル(ビリアル?かどっちか)をちょっとしかやってないらしいし、仕事に関する勉強で忙しいらしいからこの日記も読まれないと思ってはいるけど、もし読んじゃったら教えてね!!! 私が本当は愛せるか分からなかったし子供産むの怖かったって話はちょっと前チラッとし

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