難民キャンプから負傷者を病院へ搬送する救急車=18日、レバノン/Mohammad Zaatari/AP (CNN) レバノン南部のパレスチナ難民キャンプで18日、イスラエル軍による攻撃があり、レバノン保健省によれば、13人が死亡した。 保健省によると、海岸都市サイダ郊外にある難民キャンプが攻撃を受けた。負傷者も出ている。救急車が近隣の病院へ負傷者を搬送しており、保健省は住民に献血を呼びかけている。 国営メディアは、ドローン(無人機)が難民キャンプのモスク(イスラム教礼拝所)付近の車を標的にしたと伝えた。その後、3発のミサイルが同モスクと隣接する建物を攻撃したという。 イスラエル軍(IDF)は、今回の攻撃について、IDFおよびイスラエル国家に対するテロ攻撃の計画と実行に使われていたイスラム組織ハマスの訓練施設を狙ったものだと発表した。「IDFはレバノンにおけるハマスの拠点に対して作戦を展開し

イスラエルと隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの間の停戦合意をめぐり、イスラエル軍はレバノン南部からの撤退期限の26日を過ぎても駐留を続けています。イスラエル軍がレバノン南部の自宅に帰還しようとした住民などに発砲し、多くの死傷者が出ているとも伝えられていて、今後も停戦が維持されるのか懸念されています。 去年11月に発効したイスラエルとヒズボラの間の停戦合意では、60日以内にレバノンの正規軍が停戦監視にあたるためレバノン南部に展開し、これに応じて地上侵攻していたイスラエル軍とヒズボラの双方がこの地域から撤退することになっています。 ただ、イスラエルはレバノン側が合意の内容を完全に履行していないとして、軍の撤退期限だった現地の26日明け方を過ぎても駐留を続けていて、住民に対して、軍が展開している地域に帰還しないよう警告しています。 一方、レバノンのメディアによりますと26日、多くの


解説とてもトランプらしい思いつきの提案だが、実現可能性は低いだろう。今回の15ヶ月の戦争が示したのは、むしろどんな危機がパレスチナを襲っても、どれだけパレスチナへの連帯意識が強まっても、隣接するアラブ諸国であるヨルダンとエジプトはパレスチナ難民を受け入れることはないという教訓だ。端的に、その経済的余裕はないというのが理由であり、一度受け入れた難民が和平交渉の結果パレスチナへ帰れる可能性がきわめて低いからだ。レバノンがイスラエル建国に際して受け入れた数万人の難民は、現在登録上40万人を超え、誰ひとり帰還を許されていない。親米国であるエジプトとヨルダンはアメリカからの圧力に配慮を強いられるが、今後数十年にわたる負担を容易に受け入れるとは考え難い。 この提案はトランプの中東問題への理解の浅さと、イスラエル寄りの姿勢を改めて示すものだ。閣僚を離脱した極右のベングヴィールはさっそく歓迎を表明している

7月22日、フランスの裁判所はダティ文化相とカルロス・ゴーン日産自動車元会長(写真)に対して、コンサルティング料に関する汚職と権力乱用の容疑で裁判所の審理に出廷するよう命じた。写真は2024年5月、ベイルートで撮影(2025年 ロイター/Emilie Madi) [東京 18日 ロイター] - 日本外国特派員協会は、日産自動車(7201.T), opens new tab元会長のカルロス・ゴーン氏が23日に記者会見を開くと発表した。会見はオンラインで行い、ゴーン氏は現在暮らすレバノンから参加する。 会社法違反(特別背任)などで起訴されたゴーン氏が保釈中にレバノンに逃亡してから5年が経つのに合わせ、同国で日産に対して起こした裁判などについて見解を示す見通し。また、「日産の財政的苦境」についても話す。

イスラエルの砲撃の標的となったレバノン南部のアルヒアム平原。(2024年9月10日撮影、資料写真)。(c)Rabih DAHER / AFP 【12月12日 AFP】米中央軍(CENTCOM)は11日、イスラエル軍が同日、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐる停戦合意に従い、レバノン南部からの撤退を開始したと発表した。同地域には代わりにレバノン軍が展開している。 撤退に立ち会った米中央軍のマイケル・クリラ司令官は、「これは永続的な停戦の実施に向けた重要な第一歩であり、継続的な進展の基盤となる」と述べた。 レバノンのナジブ・ミカティ首相も、同国南部アルキアムとマルジャユンへの同国軍の駐留は、軍備強化と停戦合意の履行における「重要な第一歩だ」と述べた。 ミカティ氏はX(旧ツイッター)に「南部の安定確立に向けた(レバノン)軍の努力を称賛する」と投稿した。 イスラエル軍も、第7旅


イスラエルのネタニヤフ首相は地元メディアのインタビューで、レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの停戦が破られた場合に備えるよう軍に指示したことを明らかにし、ヒズボラを強くけん制しました。 一方、ガザ地区でのイスラム組織ハマスとの戦闘については「戦争を終わらせる用意はない」と述べ、ハマスの壊滅まで続ける姿勢を改めて強調しました。 イスラエル軍とヒズボラの戦闘が続いていたレバノンでは、今月27日に停戦が発効しましたが、その後、イスラエル軍がヒズボラの戦闘員に対する空爆を行ったなどと発表したほか、レバノン南部の一部の地域への住民の移動を禁止すると一方的に通告しました。 緊張した状態が続く中、イスラエルのネタニヤフ首相は28日、地元テレビ局とのインタビューで「停戦が破られ、激しい戦争になった場合に備えるよう軍に指示した」と述べ、ヒズボラを強くけん制しました。 一方、ハマスとの戦闘が続くパレス

停戦履行へ「レバノン軍と連携」 ヒズボラ指導者、合意後初声明 時事通信 外信部2024年12月01日00時18分配信 29日、ベイルートで放送されたレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラ最高指導者カセム師のビデオ演説(EPA時事) 【カイロ時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの最高指導者カセム師は29日、イスラエルとの停戦発効後初めてビデオ演説を公開し、停戦合意を「承認した」と表明した。その上で「合意履行のためヒズボラとレバノン軍は緊密に連携することになる」と述べ、停戦維持に取り組む意向を示した。 イスラエル軍、レバノン南部で再び空爆 ヒズボラ指導者「偉大な勝利」 しかし、イスラエル軍は30日、「イスラエルを脅威にさらす活動」があったとしてレバノン南部に複数回空爆を加えたと発表した。イスラエル軍はレバノン南部からの段階的撤退を約束しているが、空爆は28日から3日連続。イスラエル

イスラエル軍は、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐる停戦合意が発効したあとも、ヒズボラ側に違反があったとして2日続けて空爆を行っていて、合意が順守されるかが焦点です。 イスラエル軍とヒズボラの戦闘をめぐっては11月27日に停戦が発効し、双方は激しい戦闘を続けてきたレバノン南部から今後撤退することになっています。 こうした中、イスラエル軍は29日、レバノン南部でヒズボラがロケット弾の発射装置を移動させ、これが合意違反にあたるとして空爆を行ったと発表しました。 イスラエル軍がヒズボラの合意違反を主張して空爆を行ったのは2日連続です。 また、イスラエル軍は依然、レバノン南部を占拠していて、30日もイスラエルとの国境に近いおよそ60の集落に戻らないよう住民に通告しました。 一方、ヒズボラの最高指導者カセム師は停戦合意後、初めてとなる演説の動画を29日に公開し、イスラエル軍に

イスラエル軍は、隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘をめぐる停戦が発効したあとも、違反があったとしてヒズボラへの攻撃を続けています。 レバノン側はイスラエル軍の攻撃で子どもを含む3人がけがをしたと発表していて、合意が順守されるかが焦点です。 イスラエル軍とヒズボラの戦闘をめぐっては先月27日に停戦が発効し、双方は激しい戦闘を続けてきたレバノン南部から今後、撤退することになっています。 こうした中、イスラエル軍は先月30日もヒズボラ側が武器を移動させようとしたり拠点に近づいたりするといった違反行為があったと主張し、空爆を行いました。 イスラエル軍がヒズボラの合意違反を主張して空爆を行うのはこれで3日連続です。 また、イスラエル軍は依然、レバノン南部を占拠していて、新たに現地時間の1日朝までレバノン南部での住民の移動を禁止すると通告しました。 一方、レバノン保健省は30日、イス

ヒズボラ、停戦は「神が授けた勝利」 レバノン南部へ住民帰還開始 時事通信 外信部2024年11月28日23時22分配信 27日、レバノンの首都ベイルート南郊で、イスラム教シーア派組織ヒズボラの旗を掲げる人々(EPA時事) 【カイロ時事】レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラは27日、イスラエルとの停戦を受けて声明を出し、レバノン南部の集落を占領しようとしたイスラエル軍の試みは失敗したと断じた上で、「全能の神から授かった勝利だ」と強調した。停戦発効後、ヒズボラが公式に反応を示したのは初めて。 親イラン組織、レバノン停戦を歓迎 イスラエルの「幻想砕いた」 ヒズボラは「敵国イスラエルの野望や攻撃に対処する態勢は維持している」と指摘。「侵攻が終わる日まで」ヒズボラ戦闘員はイスラエルを標的にすると述べ、警戒心を隠さなかった。 AFP通信によると、レバノンでは過去数週間に90万人以上の住民が戦火を逃

イスラエル・レバノン停戦 米発表、対ヒズボラで転換点―ネタニヤフ氏「違反なら攻撃」 時事通信 外信部2024年11月27日16時11分配信 27日、ベイルート南郊でイスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの停戦を歓迎する人々(AFP時事) 【カイロ、ワシントン時事】イスラエルとレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラとの戦闘を巡り、バイデン米大統領は26日、イスラエルとレバノン両政府が停戦で合意したと発表した。停戦は現地時間27日午前4時(日本時間同11時)に発効した。昨年10月に始まった戦闘は大きな転換点を迎え、今後は実際に停戦合意が履行されるかが焦点となる。 平穏戻るか不透明 レバノン停戦、実効性に懐疑論もバイデン氏はホワイトハウスで演説し、「イスラエルとヒズボラの破滅的な戦いに終止符を打つ米国の提案を(イスラエルとレバノン)両政府が受け入れたことをうれしく思う」と表明。

イスラエルと隣国レバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラの戦闘をめぐり、停戦合意が発効したことを受けて、激しい戦闘が続いていたレバノン南部では、避難していた住民が自宅に戻る動きが広がり始めています。 合意が守られ、中東地域の緊張緩和につながるかが大きな焦点です。 イスラエル軍とヒズボラの戦闘をめぐっては、イスラエル・レバノン両政府がアメリカの停戦案を受け入れ、現地時間の27日午前4時、日本時間の27日午前11時に停戦合意が発効しました。 その後、新たな攻撃などは確認されておらず、イスラエル軍の激しい攻撃が続いていたレバノン南部では、避難していた住民が自宅に戻る動きが広がり始めています。 停戦合意では今後60日以内に、レバノンの正規軍も停戦監視にあたるためヒズボラの勢力範囲となっていたレバノン南部に展開し、これに応じて地上侵攻していたイスラエル軍が徐々に撤退することになっています。 また、ヒ

People watch television as BenjaminNetanyahu announces a ceasefire near Martyrs Square in Beirut, Lebanon, on Nov. 26. Photographer: Ed Ram/Getty Images イスラエルとレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラの停戦が27日未明に始まった。数週間にわたる米国の仲介による協議を経て、双方が停戦で合意していた。 停戦はバイデン米大統領が26日に発表。米政府は数千人もの死者を出した紛争に終止符を打つための大きな一歩と合意を評価している。バイデン氏はイスラエルとレバノンの指導者と電話で会談した後、「イスラエルとヒズボラの壊滅的な紛争に終止符を打つ」60日間の停戦合意にすべての当事者が同意したとホワイトハウスで述べた。 また、中東全域の「安全保障や経済面で

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