【9月3日 AFP】ウクライナ当局は3日、ロシア軍が500基以上の無人機とミサイルで大規模攻撃を行い、広範囲で停電が発生したと発表した。攻撃は、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領が中国を訪問中に実施された。首都キーウのAFP記者は、防空システムによる迎撃と上空で響く爆発音を確認した。 攻撃の発生当時、安全保障協力に関する会談のため、英国のジョン・ヒーリー国防相がウクライナ入りしていた。 北部チェルニヒウ州のビャチェスラフ・チャウス知事は、ドローン攻撃により「民間インフラ」が被害を受け、約3万人が停電の影響を受けたと明らかにした。ウクライナ空軍によると、ロシア軍は502機のドローンと24発のミサイルを発射。西部の地域当局は負傷者が数人出ているとし、住宅や民間インフラが損傷したと報告した。「3発のミサイルと69機の攻撃ドローンが14か所に命中し、撃墜された弾薬の破片が複数個所に落下した」と

インドのジャイシャンカル外相の到着を待つヘグセス米国防長官=1日撮影/Kevin Dietsch/Getty Images (CNN) ヘグセス米国防長官は先週、ホワイトハウスへの事前通告なしにウクライナへの兵器の搬送停止を承認していた。事情に詳しい情報筋5人が明らかにした。この動きは政権内部に混乱をもたらし、関係者らは停止が実施された理由の把握や米連邦議会並びにウクライナ政府への説明に追われた。トランプ大統領は8日、兵器の搬送停止が自身の責任による措置ではなかったことを示唆。同日の閣議で自ら搬送停止を承認したのかどうか問われたものの明確には答えず、米国は今後も防御用兵器をウクライナに搬送し続ける意向だとのみ返答した。搬送停止を承認したのは誰かとの質問には、「分からない。こっちが聞きたい」と答えた。 この事案は、トランプ政権内部の政策決定がしばしば無計画に行われることを浮き彫りにする。そ

トランプ大統領は「イランの核施設攻撃は大成功を収めた」「イランの主要な核濃縮施設は完全に破壊された」と宣言したが、国防総省の情報機関が作成した初期評価がリークされ、CNNは「濃縮ウランも遠心分離機もほぼ無傷」「イランの核開発計画を数ヶ月程度遅らせただけ」と報じた。 参考:Early US intel assessment suggests strikes on Iran did not destroy nuclear sites, sources say 現時点でイスラエルが「支払った代償以上のもの」は手にしたかどうかは誰にも分からないトランプ大統領は22日「フォルド、ナタンズ、エスファハーンを含むイランの核施設攻撃は大成功を収めた」「この作戦に使用された航空機はイラン領空外に脱出して無事に帰還中だ」と発表、国民に向けた演説の中でも「私は世界に今回の攻撃が目覚ましい軍事的成功であったことを
ドナルド・トランプ米大統領は米東部時間23 日(日本時間24日)、イスラエルとイランの停戦合意が成立したと発表し、同24日午前1時(日本時間同日午後2時)すぎ、自分のソーシャルメディア「トゥルース・ソーシャル」で「停戦合意が発効した。頼むから違反しないでもらいたい!」と書いた。 しかしその約90分後になると、イスラエル軍はイランからのミサイル発射を確認したと発表。イランが停戦に違反したと非難した。イスラエルのイスラエル・カッツ国防相はその後、イランによる停戦違反を受け、イスラエル国防軍(IDF)に対し「テヘラン中心部の政権拠点に対する強力な報復攻撃」を命じたと声明を発表した。IDFのエヤル・ザミール参謀総長も、「イラン政権による重大な停戦違反に対し、我々は力で応じる」と宣言した。

アメリカ軍は現地時間の22日、イラン中部のナタンズとイスファハン、それに地下にウラン濃縮施設が設置されているとされるフォルドゥの3つの核施設への攻撃を行いました。 イラン側は激しく反発していて、ペゼシュキアン大統領は22日「アメリカは当然、報いを受けなければならない」などと述べ、報復を示唆しました。 また、イラン軍の高官は声明で「イスラエルを全面的に支援するアメリカが公然とイランの主権を侵害し、戦争に突入した。アメリカの権益と軍事力に対し必要なあらゆる行動を取る自由をイラン軍に与えた」と述べ、対決姿勢を強調しました。 さらにイランのアラグチ外相は22日、アメリカへの報復として、原油の海上輸送の要衝、ホルムズ海峡を封鎖する可能性について聞かれたのに対し「イランにはさまざまな選択肢がある」と答えて可能性を排除しませんでした。アメリカは、イランがアメリカ軍基地などに報復攻撃した場合、さらに攻撃

イスラエル軍は21日、イラン中部でミサイルの貯蔵庫や発射設備などを空爆したと発表しました。イランメディアは中部イスファハンにある核関連施設が攻撃を受けたものの、放射性物質の外部への漏えいはなかったと伝えています。 また、イスラエル軍は「コッズ部隊」と呼ばれる、イスラム組織ハマスなどイスラエルと対立する勢力を支援する部隊の幹部を相次いで殺害したと発表しました。 中東の衛星テレビ局アルジャジーラはイランの保健当局の話として、一連のイスラエル軍の攻撃でこれまでに430人が死亡、3500人以上がけがをしたと伝えています。 イスラエルのメディアは20日先制攻撃を始める前に、政府が閣議でイランの核開発やミサイル開発に大打撃を与えたうえで、こうした計画を長期的に阻止するため、外交を展開していくなどとする政策を承認していたと伝えました。 攻勢を強めるイスラエルに対してイランも断続的に弾道ミサイルなどによる

6月17日、イスラエルはイラン領空を支配し、ほぼ障害無しに同国への爆撃を拡大している。写真は16日、イスラエルの攻撃う受けて炎上するテヘランのイラン国営放送局(2025年 ロイター/Majid Asgaripour/WANA) [エルサレム 17日 ロイター] - イスラエルはイラン領空を支配し、ほぼ障害無しに同国への爆撃を拡大している。ただ専門家によると、米国が攻撃に参加しない限り、地中深くに建設された核施設に致命的な打撃を与えるのは困難だとみられる。 イランはイスラエルの都市に対するミサイル攻撃で応戦した。しかしイスラエルは戦闘機が中東上空を縦横無尽に飛び回り、イランの核施設やミサイル貯蔵庫、科学者、将軍らを攻撃。軍事・諜報面での優位性を見せつけた。

この写真にはショッキングな表現、または18歳以上の年齢制限の対象となる内容が含まれます。 ご覧になる場合にはご了承の上、クリックしてください。 【6月17日 AFP】イスラエルのベンヤミン・ネタニヤフ首相は16日、イラン最高指導者アリ・ハメネイ師の暗殺計画を排除せず、この計画は両国間の「争いを終結させる」と述べた。 ネタニヤフ氏は米ABCニュースとの20分間のインタビューで、イラン攻撃を同国の「牙を抜く」ために必要だと正当化し、ハメネイ師を「現代の(ナチス・ドイツ総統アドルフ・)ヒトラー」になぞらえた。 だが、ドナルド・トランプ米大統領が、イランとイスラエルの対立をエスカレートさせる懸念から、イスラエルによるハメネイ師暗殺計画を拒否したとの報道について問われると、ネタニヤフ氏は「これ(ハメネイ師暗殺)は紛争をエスカレートさせるのではなく、終結させるものだ」との見解を示した。 「イランは『永

イスラエル軍は15日、イラン中部のイスファハンにある核関連施設に激しい攻撃を加えたと発表したほか、テヘランでも核開発の中心となっている施設など、80以上の標的を空爆したと発表しました。 また、16日には、首都テヘランで「コッズ部隊」と呼ばれる、イスラム組織ハマスやイエメンの反政府勢力フーシ派などイスラエルと対立する国外の勢力を支援する部隊の拠点を空爆したと発表しました。 さらに、地対空ミサイルの発射を担う部隊を空爆したとしてさらに制空権の優位を確立し、攻勢を強める構えを示しています。 イランの保健省は16日、イラン国内でけがをした人が少なくとも1800人に上り、死傷者のほとんどは一般の市民だと明らかにしました。 その上で、1か所の攻撃で高齢者や子どもを含む50人以上が巻き込まれたところもあるとしています。 一方、イランによるイスラエルへの報復も続いていて、前日から16日にかけてイスラエル中

イスラエル軍は13日からイラン各地にある核関連施設や軍事施設などへの大規模な攻撃を始め、イラン軍のトップなどを殺害したほか、首都テヘランがある州では少なくとも78人が死亡したと伝えられています。 これに対し、イランは日本時間の14日未明、イスラエルに対する報復攻撃に乗り出し、軍事精鋭部隊の革命防衛隊は弾道ミサイルや無人機でイスラエルの軍事拠点や空軍基地などを標的にしたとしています。 イランの国営テレビは、革命防衛隊の幹部がイスラエルへの報復でこれまでに150の標的を攻撃したとしたうえで「作戦は必要なだけ続く」と述べたと伝えています。 イスラエルではイランによる攻撃で中部にある最大の商業都市テルアビブやその近郊などで被害が出ていて、複数の地元メディアはこれまでに3人が死亡、70人以上がけがをしたと伝えています。 イスラエルでは14日午前も一部の地域で防空警報が出され、イスラエル軍はイランが発

トランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ担当、写真)は、ウクライナが週末にロシア・シベリアの軍事基地を攻撃し、核兵器を搭載可能な長距離爆撃機を攻撃したことについて、ウクライナ戦争がエスカレートするリスクが「急上昇」していると述べた。2月18日、ワルシャワで撮影(2025年 ロイター/Kacper Pempel) [モスクワ 4日 ロイター] -トランプ米政権のケロッグ特使(ウクライナ担当)は、ウクライナが週末にロシア・シベリアの軍事基地を攻撃し、核兵器を搭載可能な長距離爆撃機を攻撃したことについて、ウクライナ戦争がエスカレートするリスクが「急上昇」していると述べた。 同特使はFOXニュースに「リスクレベルが急上昇している」とし「敵国の核の三本柱(戦略爆撃機、大陸間弾道ミサイル、潜水艦発射弾道ミサイル)の一部を攻撃すれば、リスクレベルが上がる。相手が何をするか分からなくなるからだ」と述べた

ロシアがウクライナ各地に激しい攻撃を続ける中、アメリカのトランプ大統領は25日、プーチン大統領について「まったく気にくわない」と述べるなど、非難を強めました。ただ、これまでもプーチン大統領を批判する発言をしながらも、新たな制裁の措置などは行われておらず、今回の発言が具体的な対応につながるのかは不透明です。ロシアは23日からウクライナ各地に、無人機や弾道ミサイルなどによる攻撃を続けていて、軍事侵攻後「最大の空襲」と伝えられています。 こうした情勢について、トランプ大統領は25日、記者団に対し「プーチンのしていることが不満だ。彼とは長いつきあいで、うまくやってきたが、街にロケットを撃ち込み、人々を殺害している。まったく気にくわない」と強い口調で非難しました。 さらに、SNSの投稿で、ロシアのプーチン大統領について「私は常々、彼がウクライナのすべてを欲していると言ってきたが、もしそうするならば

【5月7日 AFP】インドとパキスタンが領有権を争うカシミール地方のインド側支配地域のプーンチ地区で7日、両国軍による激しい交戦があり、インド側で少なくとも8人が死亡、29人が負傷した。インドの地元当局者が明らかにした。 一方、パキスタン軍は同日、インド軍による攻撃で民間人26人が死亡したと発表した。 パキスタン政府は、インドからのミサイル攻撃を受けたとし、これに対する報復を開始したと表明している。 インド政府は同日、カシミールのパキスタン側支配地域にある「テロリストの拠点」9か所に対し「精密攻撃」を実施したと発表。数日前には、パキスタンがインド側を攻撃し死者が出たと非難していた。(c)AFP

防衛省は、地上から艦艇を攻撃する自衛隊のミサイル部隊を新たに大分県に発足させました。計画しているミサイル部隊の配備が完了し、来年度から「反撃能力」としても使う長射程のミサイルを各部隊に配備していくとみられます。 目次 Q. 地対艦ミサイルとは? Q.自衛隊に地対艦ミサイル連隊はいくつある? 大分県の陸上自衛隊湯布院駐屯地に新たに発足したのは、地上から海上の艦艇を攻撃する「第8地対艦ミサイル連隊」です。 30日駐屯地で記念の式典が開かれ、本田防衛副大臣から山田大作連隊長に部隊の旗が手渡されました。地対艦ミサイル連隊の設置は全国で7つ目で、今の防衛力整備計画で掲げられたすべての連隊の配備が完了したことになります。 湯布院駐屯地の部隊は隊員がおよそ300人で、射程が百数十キロの「12式地対艦ミサイル」などが配備されました。防衛省は、12式地対艦ミサイルについて、有事の際に相手の基地などを攻撃す

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