小野路町にある民家の玄関先で水がわき出し気泡が発生してから、およそ半年。「リニア中央新幹線の工事によるものでは」と周辺地域などから声が挙がるなか、JR東海は4月17日に地中を掘り進めていた調査を終了したと発表した。今後は結果を取りまとめ、小野路町周辺住民らに対する説明会を開催するとしている。 この気泡が発生したのは昨年10月。住民が発見し、町田市の水道課に調査を依頼したところ、水道水ではないことが判明。地域住民らで構成される「リニア中央新幹線を考える町田市民の会」が現地で気泡を採取し気体を酸素濃度計で計測すると、その他の場所でおよそ20%だった数値が1・0%に――。閉鎖した空間にたまると危険な「酸素がほとんど含まれていない状態の空気が発生している可能性がある」とし、リニアの工事に採用されている気泡式シールド工法と呼ばれる方法によって引き起こった可能性が高いとした。 また、「気泡が地表から漏

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