Javaはなぜ変わらなくてはならなかったのか。JavaOne改め「Oracle CodeOne」の基調講演で語られた理由。Oracle CodeOne 2018 米オラクルがOracle OpenWorld 2018と同時開催していたイベント「Oracle CodeOne 2018」は、昨年までJavaOneとして開催されていたイベントです。今年から「CodeOne」と名称が変わりました。 このイベントがJavaデベロッパーにとって最大のイベントであることに変わりはありません。初日の基調講演は「 The Future ofJava Is Today」としてJavaの最新動向と今後が紹介されました。その内容をダイジェストで紹介しましょう。Javaが迎えた変化の理由とはJavaと言えばこの人。米オラクルJava Platform Groupチーフアーキテクト Mark Reinhold氏

Java10以降、Java SEのリリースサイクルを6カ月単位とすることが発表されてしばらく経ち、また、予告通りJava11からいよいよJavaのサポート体制も変更となった。本稿ではJavaを使い続けるリスク、あるいはほかの言語ランタイムを使い続けるリスクについて検討してみたい。プログラム言語は用途に応じて様々なものが使い分けられている。特に本稿では選択肢が多く、またJavaのシェアも高いサーバーサイドのWebシステムという戦場で検討してみたい。 「Javaリスク」という単語、語呂が良い— なぎせ ゆうき (@nagise) 2018年10月11日 pic.twitter.com/tBGvupxtJ4— rf (@rf0444) 2018年10月11日 ランタイムの有償化リスク 無償で提供されていたプログラム言語のランタイムが、突如有償化するリスクをまず考えてみよう。この点で、Javaは
Oracle JDKの配布とサポートが少し前に変更され、Oracle JDKやオラクルのOpenJDKビルド、他プロバイダのOpenJDKビルドを利用する際の権利に関して不透明なところが少なからずあります。無償アップデートや (新規と既存の) 有償サポートモデルがさまざまなベンダから提供される予定もあり、検討の余地があります。このドキュメントには要約バージョン と全詳細がある詳細バージョンのセクションがあります。 要約バージョン今もOracle JDKやオラクルのOpenJDKビルド、他プロバイダのOpenJDKビルドを無償で取得できます (このニュアンスについては以下のコラムや以降のセクションを読んでください)。これは複数のプロバイダがJava SE仕様の実装を提供するからこそ可能となっているのです。Java SE / OpenJDK / オラクルのOpenJDKビルド / Oracl
Java 11正式版がリリース、本バージョンからOracle JDKのサポートは有償に。OpenJDKで無償の長期サポート提供は現時点で期待薄Java 11正式版がリリースされました。Java 11は2017年9月から始まった6カ月ごとのJavaバージョンアップサイクルからちょうど1年となるバージョンであり、また2014年3月に登場したJava 8以来、4年半ぶりに長期サポート(LTS:Long Term Support)対象となるバージョンでもあります。 JDK 11 General Available Release is Out! #OpenJDK #JDK11 Download: https://t.co/GxeXcyGUiv ReleaseNotes: https://t.co/h5tqx7d9U5 pic.twitter.com/XByIzINXCj —Java (@j


概要 米Oracleが2018年6月21日、Java SEの有償サブスクリプションモデルである、Java SE Subscriptionを発表しています。 当記事では、米Oracleが発表している内容(公式ブログによるクイックサマリー、および、製品ページに掲載されたJava SE Subscription FAQ)を日本語に翻訳してまとめています。 なお、実際に購入を検討される際は日本オラクルにご確認いただくことを推奨します。Oracle公式ブログ「Java Platform Group, Product ManagementBlog」 引用元: https://blogs.oracle.com/java-platform-group/a-quick-summary-on-the-new-java-se-subscription本文(日本語訳): 新しい Java SE Subscr


Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article?JavaのサポートについてのまとめJavaのライセンスやサポート状況について混乱が発生しているように思います。Javaのサポートを各団体がどのように行なっているかをまとめてみます。 知っておいてほしいのは、Javaの実装やサポートはOracle JDKかOpenJDKの二択、ではなくAdoptOpenJDKやAzul Zulu、Corretteなど多くの選択肢があるということです。 ここでサポートはバグやセキュリティに対応したパッチがリリースされることを表しています。Javaのリリースサイクル これまで、Javaは3年ごとを目標に結

オラクル、JavaやJavaScript、Ruby、Pythonなど多言語対応を単一ランタイムで実現する「GraalVM」をオープンソースで公開。Twitterが本番環境で採用JavaやJavaScriptなどには、それぞれその言語を実行するためのランタイムが存在します。JavaならJavaVM、JavaScriptならJavaScriptエンジンといった具合です。 米オラクルがオープンソースで公開した「GraalVM」は、これまで言語ごとに個別に用意されていたランタイムを統合し、単一の高性能なVMにするという同社の研究の結果開発された汎用仮想マシンあるいは汎用ランタイムです(米オラクルのブログ、日本語訳)。GraalVMのWebサイトには、次のような説明が記されています。GraalVM is a universal virtualmachine for running appli

あなたにとって重要なトピックや同僚の最新情報を入手しましょう最新の洞察とトレンドに関する最新情報を即座に受け取りましょう。 継続的な学習のために、無料のリソースに手軽にアクセスしましょうミニブック、トランスクリプト付き動画、およびトレーニング教材。 記事を保存して、いつでも読むことができます記事をブックマークして、準備ができたらいつでも読めます。

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめに やあ (´・ω・`) ようこそ、バーボンハウスへ。 このmysqlはサービスだから、まずsystemctl startmysqld して落ち着いて欲しい。 うん、「また」なんだ。済まない。 仏の顔もって言うしね、謝って許してもらおうとも思っていない。 でも、このタイトルを見たとき、君は、きっと言葉では言い表せない 「ときめき」みたいなものを感じてくれたと思う。 殺伐とした世の中で、そういう気持ちを忘れないで欲しい そう思って、この記事をかいたんだ じゃあ、注文を聞こうか。 というわけでmysqlをdisります。disるだけな

Sun MicrosystemsがOracleに買収されたのが2009年ですから、あれから7年が経ちました。 2013年、Javaは大人になったはずだった 僕は2013年に「イマドキのJavaとORACLEについて - arclamp」という記事をアップし、次のように書きました。 そんなわけで「ORACLEはJavaにコミットしているのか?」という質問が無意味なぐらい、ORACLEはJava技術だけではなく、Javaユーザーの方を向いているのです。 もちろん、ORACLEは(SUNに比べて)イノベーションが足りないとかスピード感がないとか批判もできるのですが、これだけエンタープライズのユーザーが増えた中では、Javaの後方互換性を保ちつつ、着実に進化していく、つまりは引き続き安心してJavaを使うことができるというのは大きな価値でしょう。 そう、Javaは本当の意味でオトナになったのかもし

qiita.com これの話。ブコメに書こうとしたら4000字は入らなかった。MicrosoftJava VM かつてのWIndows には MS 製のJava VM が搭載されていました。 古代のJava は「Write once, run anywhere」を掲げていた通り、クライアントサイドでJava アプレットとして利用されるのが主流でした(サーバーサイドで動くようになって、真価を発揮した感じがあります)。 しかしJava VM の仕様は、パフォーマンスについての記述は曖昧になっており、OS ごとの実装の違いによって、実行速度に顕著な差がありました。Windows の Sun 純正のJava VM は性能が悪かったため、MS は独自のJava VM を開発し、Internet Explorer にバンドルしました。調子に乗った MS はWindowsGUI
Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? はじめにJavaAPI を巡ってOracle とGoogle の訴訟が続いています。世間の論調を見ていると、「Oracle 対Google」の構図を「プロプライエタリ対オープンソース」と位置付け、あたかもGoogle が正義の味方であるかのように扱っていますが、この件に関しては、私は逆の立場です。むしろ、「Google けしからん」と思っています。私がそう思う理由をここに書きます。Java の互換性Android が登場するずっと前から、業界の皆は、JCP (Java Community Process) に則り、協議の

印刷する メールで送る テキストHTML電子書籍PDF ダウンロード テキスト電子書籍PDF クリップした記事をMyページから読むことができますOracleは米国時間1月27日、2017年にリリース予定の「Java Development Kit 9」(JDK 9)でJavaブラウザプラグインを非推奨とし、その後のリリースでは廃止すると発表した。 この決定の背景には、ブラウザベンダー各社のプラグイン離れがある。Oracleはブログで、「近代的なブラウザを開発しているベンダー各社は、自社製品でのプラグインのサポートを制限したり、廃止する方向へと動いているため、Javaプラグインを使用したアプリケーションを手がける開発者らは(プラグインを必要とする)Javaアプレットから、プラグインを用いない『Java Web Start』技術への移行などの代替選択肢を検討する必要がある」と述べ

TheOracle JDK License has changed for releases starting April 16, 2019. The newOracleTechnologyNetwork License Agreement forOracleJava SE is substantially different from priorOracle JDK licenses. The new license permits certain uses, such as personal use and development use, at no cost -- but other uses authorized under priorOracle JDK licenses may no longer be available. Please review the
空コミットとは、あるトランザクションでDMLの実行は無いがコミットする、ことを指す。一般的に通用する用語かどうかは謎だが、ひとまずこのエントリ内ではそういうもんとして話を進める。Oracleでコレがどういう時に現れるかというと、たとえばFOR UPDATE句を多用するシステムが考えられる。トランザクションの終わりで必ずコミットさせるようにして、ロックの解放漏れを防ぐのが目的である。 何もコミットするものがなければREDOログは発生しないハズなので、空コミットの負荷はほとんど無いと考えられる。が、実際どんなもんなのかをやってみるのが、このエントリの趣旨である。 環境DB CentOS-6.4-x86_64OracleDatabase Express Edition 11g Release 2 ツールOracleSQL Developer 4.0(4.0.1.14.48) RLog
「『グーグルCEOの行為は”邪悪”だった』:オラクルCEOエリソン氏、L・ペイジ氏を語る」なんて記事がCNETに出ています。エリソン氏がインタビューにおいて、グーグルに対する知財訴訟におけるその企業姿勢について、グーグルの企業モットーである”Don’t beEvil”を引き合いに出して批判したというお話であります。 オラクル対グーグルの裁判は、アップル対サムスン裁判の陰に隠れて目立たなくなっている感もあるので、現状どうなっているかをここで簡単にまとめておきましょう(参考資料:WikipediaのOracle v.Googleのエントリー等)。 この訴訟は、オラクルが、買収したサンマイクロシステムズのJava関連の著作権と特許権をAndroidが侵害しているということで、2010年7月に北カリフォルニア連邦地裁でグーグルを訴えたことに始まります。 まず、特許権の方ですが、米国特許6061

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