劇場アニメ『攻殻機動隊』(1995年) どうも、管理人のタイプ・あ~るです。 さて先日、『攻殻機動隊』の新作TVアニメに関する情報が発表され、ファンの間で話題になりました(制作は『犬王』や『映像研には手を出すな!』のサイエンスSARUが担当)。 theghostintheshell.jp 何故そんなに話題になったのか?というと、『攻殻機動隊』は今まで劇場版やTV版など何度もアニメ化されていますが、士郎正宗先生の原作に準拠した作品はほとんど無かったからです(PS1のゲームに収録されたムービーが最も原作に近いと言われている)。 ところが、今回公開されたポスターや特報映像を見ると”原作の絵”をそのまま使っているではありませんか! これを見たファンは「ついに士郎正宗の原作に忠実なアニメが作られるのか!?」と期待値が爆上がりしているわけなのです。 youtu.be が、そもそもなぜ『攻殻機動隊』のア

スーパーロボット大戦OEで、なんと漫画版の名台詞がボイス付きで流れるというサプライズがありました。 「あたしのイングラムはなぁ…」「あたしが毎日乗って…」 「少しづつ動きを覚えさせて…」「ここまで鍛え上げたんだ…」 「あんたが気まぐれで遊ぶ玩具とはなあ…」「違うんだぁ!!」 この野明の台詞は、 押井版野明の「レイバーが好きなだけの自分に甘えていたくない」(だから、レイバーのテストパイロットを辞めて、正義のために戦う) という台詞とは対照的で、 レイバーが好きで、レイバーのために働く自分へのプライドを感じさせる名シーンだと思います。 このように、ゆうきまさみと押井守は同じ題材、同じキャラクターを扱いながらも、まったく違った切り方を見せていると思います。 その際たるものが「警察官」という職に対する価値観だと思います。 まず押井守版の後藤隊長は、 「まともでない役人には2種類の人間しかいないんだ

伊藤和典氏についてはこちらをご参照ください。 「うる星やつら」「機動警察パトレイバー」「平成ガメラ」などを手がけ、某漫画の「文芸部の伊東くん」としても有名(下参照)。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BC%8A%E8%97%A4%E5%92%8C%E5%85%B8 押井、伊藤両氏は「ヘッドギア」の一員として共にOVAや映画版のパトレイバーを作ったことになりますが、実写版は監督の押井氏以外、他のヘッドギアメンバーは関わっていません(もともと押井氏は、自然発生的に集まった他のメンバーとは違い、後から呼ばれた客分的存在でした)。 そんな立場から、伊藤氏が押井実写版を見た感想です。一流の脚本家が語る創作論、ストーリーテリングの技法論としても面白い。

多分押井守は「人間を取り巻く環境、観察しコントロールすべき対象の一つ」くらいにしか思ってないでしょう。 あるいは人間の文化を形作る要素の一つとして、 あくまでも人間の行為(と犬)に関心を向けるのが押井守かなと。

パトレイバー2を見返したので回答したいと思います。 泉ノアがテストパイロットをしている機体がデータ収集の為のテスト(訓練ではないと思います)が終わったときにメカニック?が、無線?で「状況終了」といっています。 また、劇中53:17あたりで自衛隊ヘリが「八咫烏(やたがらす)よりサクバ?、カムヤマト?の通過を確認、送れ」といっています。 「状況終了」と「送れ」を使っているのでそれなりの取材をしたのだと思います。 その上で、考えますと、以下はやはり間違っています。 橋を爆破する時に、東京で待ち構えていた警察ヘリ(と思われます)に不振に思われ、 「前方を飛行中の編隊へ、攻撃ヘリの出動要請は出ていない、所属、官制名?を名乗れ、聞こえるか?」 「ソンゼロ?より各機へ、時間だ、状況を開始せよ」 「了解、状況を開始する」 「おい、今のはなんだ? 状況ってなんだ?」 という台詞の流れになっています。 この後

Anonymous Mon Aug 06 21:13:20 2012 No.69699250 >初期の作品 可能性に満ちていて、優秀な映画監督になりそうな兆候を感じる。素晴らしい >パトレイバーと映画版パトレイバー エンターテイメント性や映像美だけじゃなく、キャラクターの魅力や感動に満ちたストーリーテリング。素晴らしい作品 >パトレイバー2 the Movie アメージング。芸術的傑作。人間行動の詳細な分析と社会批評に満ちている その上、史上最もサスペンスに満ち溢れていて独特の雰囲気を持つアニメ映画の一つでもある。緊張感が凄まじい >Ghost in the Shell あらゆる賞賛に値する最高傑作。ストーリー、キャラクター、制作費、発想、全てがトップレベル 哲学的なテーマを陳腐に感じさせること無く上手く扱っている。マトリックスを含む全ての世代の映画監督と映画に影響を与えた >Ghost
トップ >映画・テレビWebサービス >Googleマップ5周年イベントで押井守監督の空間や時間への考え方についてこってりと聞くことができました いしたにまさきの新刊:HONDA、もうひとつのテクノロジー ~インターナビ×ビッグデータ×IoT×震災~ 01 それはメッカコンパスから始まった|Honda、もうひとつのテクノロジー 02 ~インターナビ×GPS×ラウンドアバウト~ 運転する人をサポートすること|Honda、もうひとつのテクノロジー 03 ~インターナビ×災害情報×グッドデザイン大賞~ 通行実績情報マップがライフラインになった日 2010.08.09 先日、まさに六本木ヒルズに引っ越しをしたばかりのGoogleで「Googleマップ5周年ユーザー / パートナーイベント」が開催されました。 イベント全体の流れは以下の3部構成。Google マップ 5周年を振り返って:GEO
特別展 押井守と映像の魔術師たち 八王子市夢美術館 2010.07.16(金)〜 09.05(日)10:00 - 19:00 入館18:30 ただし8/7,8は 21:00まで 監修 押井 守 特別協力 バンダイビジュアル/Production I.G/DEIZ/バルク/モーターライズ/水野プロダクション/八八粍 篠原重工のある八王子の地(^^)に初めて降り立ち、題記展示会を見てきた。 展示全体については、関連リンクに示した各Blogの記事を参照いただきたい。 僕はとにかく表向きに展示が公にされていない(未完成ゆえいろいろと権利関係がややこしいのだと想像される)『ガルム戦記 G.R.M. THE RECORD OF GARM WAR』に特化してレポートしたい。 なにしろ『G.R.M.』に関するスタンスは徹底しており、会場で最もインパクトがあり素晴らしい展示品であるその関連資料が、全236ペ

「すがすがしいくらいに完敗だった」と素直に負けを認める押井守監督 25日、池袋テアトルダイヤで映画『アサルトガールズ』公開記念トークショーが開催され、押井守監督、徳間書店の雑誌「COMICリュウ」編集長の大野修一が登場した。映画『アサルトガールズ』写真ギャラリー この日は、気心の知れた大野編集長がトークの相手とあって、リラックスムードの押井監督。客席に向かって「クリスマスなので、誰も来てないかなと思ったけど、みんなけっこう寂しいんですね」とジョークをとばすなど、口先もなめらかだった。 ADVERTISEMENT そんな監督は、先日、映画『アバター』を観てきたばかりだと切り出すと、「あれは事件だよ。全員に観て欲しい映画だね。こちらがやりたかったことを全部やられちゃった。ハリウッドの物量だけの映画なら悔しくないけど、(監督の)キャメロンは頭がいいよね。あれには10年かけても追いつけない。映画

千葉繁も出演するに一票 「かー、面白いコトやってやがんな チクショー」 とか云ってでしゃばってくるんだ・・・
押井守や大島渚は世間的に「鬼才」という異名で呼ばれることが多い。しかし、彼らのどの部分がどう「鬼才」であり、何を根拠に「鬼才」と呼ぶのか。 わが道を行く制作姿勢はたたえるべきだし、作品それ自体の独自性、独創性は抜きん出てるしすごいことは分かる。すごいことは分かるが、その魅力の根源が作品のどこに秘められているのか、それを語ろうとしたとき上手い言葉が出てこない。 であるから、その語りにくさも含めてひとくくりに「鬼才」という言葉で片付けられてきた作家でもある。 さて鬼才の代表選手・押井守である。 最初にここで採用する評論スタイルを書いておく。今はひよって見る影もない蓮實重彦だが、自分は彼にものすごく影響を受けている。特に彼の映画批評や文芸批評にはものすごく感化された。 そして、彼ら=鬼才と呼ばれる作家を解体する時に、蓮見の表層批評はとても役に立つ。今では表層批評は一世代前の古い批評のように思われ
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