---------- 灼熱の太陽の内部で起きている「核融合」を地上で再現することはできるのか? 夢の技術と思われていた核融合だが、すでに日本の研究機構がそれに必要な「1億2000万度」を達成したという。 ---------- われわれ現代人の生活は大量のエネルギーに支えられている。 そのエネルギーはたとえば、化石燃料(石油や石炭、天然ガスなど)を燃焼したり、風や水の流れを利用したり、核分裂反応を利用したりといった方法で得られる。 しかし、世界の人口増加やライフスタイルの変化は、ますます大量のエネルギー消費を招きそうだ。エネルギー不足を心配しなくて済むような、莫大なエネルギー源はないだろうか?SFの世界ではしばしば「夢のエネルギー源」が登場する。 たとえば大ヒットしたアメリカ映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。それ自体が夢の技術であるタイムマシン「デロリアン」は、未来の世界で夢の発電機
議事録のツイートへ沢山の反響を頂きましたので、ブログにまとめてみたいと思います。 優秀な戦略コンサルの仕事術は綺麗なパワポを作ることではなく、議事録ベースで大企業のコンセンサスを作っていくことだし、古来共産圏では書記長が一番偉いし、そもそも議事録取りは雑用なんかじゃなく、選ばれた人しか務まらない仕事でもあるんだけどね。AIで音声を書き起こすのが議事録ではない。 — 誇りで飯が(ry (@908_908) 2018年9月18日 大企業では(別に大企業でなくてもですが)、普通物事は簡単に決まりません。というのも、所有と経営が分離している非オーナー企業では、特定個人の意見を押し通すようなことができないためで、良く言えばこれがガバナンスというヤツなのですが、筆者の個人的な経験では、ビジネスの世界に唯一の正解はないとは言うものの、多くの場合「正しい方向性(Direction)」という広さでは概ね1つ
「<日銀>欧州中銀とのブロックチェーン実験結果を公表」というニュースがありました。昨年の12月に発表された共同研究の結果(参照記事)の結果が出たということです。 この共同研究は「日銀ネット」そして「TARGET2」という決済ネットワークをブロックチェーン技術で効率的に実行できるかを検証することが中心となっていたもの(両ネットワークをブロックチェーンで置き換えることを目指したものではありません)で、Project Stellaという名称が付けられています。 なお、ここで言う「ブロックチェーン」とは、ビットコインで使われているような元帳が世界中の数千台のコンピューター上に重複分散され、マイニング業者が膨大な電力を使って取引を検証するという「パブリック・ブロックチェーン」とは異なります。HyperLedger Fabricというミドルウェアを使った「プライベート・ブロックチェーン」です。ノード数
2017年4月から人生初めての新人研修講師を務めさせて頂くことになりました。プログラミング入門がテーマです。 先方は昨年までJavaでカリキュラムを組んでいたんですが、JavaをやめてPythonでやらせてもらえないかと提案し快諾頂きました。プログラミングの入門書を書いたから特に感じることなんですけど、Javaはプログラミングの初学者に向いていない言語だと思います。 クラスありきの言語設計 それがJavaの良いところでもあると思いますが、プログラミング自体が初めての方を対象に考えた場合、はじめの一歩として不適切だと感じます。 Hello Worldが重たすぎる お馴染みのHello Worldです。初めてのプログラミングで以下のコードを見たら、何のことやら分からないでしょう。 public class Test { public static void main(String[] args
「SIはクラウドビジネスモデルになぜ適用が難しいのか!?」でも書きましたが、なぜSIerは新規事業がうまくいかないのでしょうか。SIerが新規事業をするには、必要な仕組みと能力が足りてないのだと考えています。 今のSIerは、基本的に需要が右肩上がりな時代にハードウェア販売、ソフトウェア販売、受託開発を中心に成長してきました。ビジネスは非常にシンプルでローリスクローリターンなビジネスを展開してきたため、現在の新しい事業開発には全くついていけてないと言わざるを得ません。 ではなぜ失敗するのかを見てみましょう。 ①失敗が許されない そもそもSIerはどこも堅実なビジネスもモデルなので、社内評価が減点評価となっています。そうなると能力あるメンバーは、1名ぐらいアサインされるものの、ほとんどが能力あるメンバーがアサインされません。ただえさえハードルが高い新規事業にそんな状況であればうまくいくは
kayo-tozaki.hatenablog.com ↑前回のエントリーから早1週間。とある事案で1週間ぐらい溶かしてしまいました。 その抗いの過程的何かをまとめてメモしておこうかと。 ことのはじまり FreeNASを構築して、組み立てから予め予定していた設計通りにZFSを構築・設定をして、予めとっておいたバックアップデータをリストアしていったのですが、 リストアを始めてから2日目、データをコピーし始めたら… 「あれ?CIFSが落ちるぞ〜??Ping通るけどWebUIが読み込まないぞ〜〜〜??」 この時、まさか1週間溶かす事になるとは、知る由もなかった。 起こった現象 1) ZFS(raidz1-0) を組んだ ボリューム に CIFS を利用してWindowsからアクセスする 2) CIFS 経由で3GB以上のデータを移す 3) CIFS で接続しているドライブからの応答がなくなる。(転
今、東京都中央区の賃貸住宅に住んでいる。中央区歴8年その前は世田谷区に8年住んでいた。 子供3人と夫婦の5人家族。30代後半、中小企業の部長をしていて、共働き。 子供が増えたので、住宅問題が勃発し、60平米台の2LDKに肩を寄せ合うように住むことに限界を感じて近くのマンションを探し始めて、あちこち調べていて色々と思ったことを書いてみる。 1.ベイエリアのマンションを買ってるのはだれか? ベイエリアでもざっくり3エリアあり、八丁堀、新富町、築地、明石町、湊などの都市エリア。勝どき、晴海、月島、佃、豊洲(駅に近いエリア)などのメインベイエリア。豊洲(はずれの方)、有明、東雲、新豊洲などのネオベイエリアとしよう。 それぞれ住んでる人も、街の色彩も違うが、主に勝どき、晴海、月島、佃、豊洲の中心地の話をする。 このエリアはここ数年で恐ろしい程大規模タワーマンションが建っており、これからもっと立つ予定
研究者や研究に関わる大学生や大学院生は、一年を通じて研究室ゼミや学会などで研究成果の発表を行なわなければなりません。また、近年、科学者でない人たちに対する一般向けのプレゼンや講演(アウトリーチ活動)の機会も増えてきています。他にも、研究論文や報告書を書いたり、研究費調達のために予算申請書やプロジェクトの提案書を作成したりすることも、研究者にとって欠かせない仕事です。これらはいずれも情報を他者(研究仲間や審査員、一般市民)へ伝えようとする行為であり、正確かつ効果的な情報の発信が望まれます。しかし、自己流で資料を作成して、闇雲に情報を発信していても、スムーズに情報は伝わりません。ときには誤った情報が伝わってしまい、研究の価値を正当に評価してもらえないことさえ起こりえるのです。 情報を正確にかつスムーズに他者に伝えるためには、情報をデザインすること、つまり文章を読みやすく整えたり、図表を見やすく
@JUNP_Nです。日本語の表現は難しい。特に「開く(平仮名にする)」と「閉じる(漢字にする)」を意識しただけでも、文章が読みやすくなるとプロの編集者がTwitterに投稿した「特にこだわりがなければ開いた(平仮名にする)ほうが読みやすくなる表現」一覧が話題になっていました。 「特にこだわりがなければ開いた(平仮名にする)ほうが読みやすくなる表現」一覧Twitterで話題になっていたのは編集者をしているたられば(@tarareba722)さんが投稿していたツイートで、編集の仕事をしながら「特にこだわりがなければ開いた(平仮名にする)ほうが読みやすくなる表現」一覧として投稿した画像が13,000回以上RT、27,000回以上お気に入りされ話題になっています。本日も素人さんの原稿をチェックしているのですが、先日少し書いたように「特にこだわりがなければ開いた(平仮名にする)ほうが読みやすくなる
経緯textlintとRedPenのどちらを使うかを悩み、「会社で使うWindowsのPCにインストールしやすいから」という理由でRedPenを選んでから、数か月がたちました。そんな中、昨日、自分の頭の中に神が降りてきました。 RedPenがWordに対応していなくて困ったが、PandocをかませてWordをmarkdownにすればいいだけだった。 — こんごー@頑張らないために頑張る (@kongou_ae) 2016年4月29日 RedPenはWordファイルに対応していません。ですが、Pandocを使ってWordファイルをMarkdownに変換すれば、RedPenでWordファイルの内容をテストできます。なぜ今まで思いつかなかった。 実践 Pandocはインストーラを使ってインストールします。RedPenはGitHubで配布されている圧縮ファイルをCドライブ直下に展開します。 Pa
この本の概要 アプリケーションの開発手順,製品のユーザマニュアルなど,ドキュメントの多くはエンジニアによって作成されています。ドキュメントの品質が低い場合,読み手が誰であっても内容の理解に時間がかかります。ドキュメントは簡潔で内容を正確に伝えるものでなければなりません。エンジニアにとってドキュメント作成は避けて通れません。いまやドキュメント作成はコーディングと同様にエンジニアに必要な技術なのです。本書は,ソフトウェア開発の技法に基づいてドキュメント作成を支援するシステムを構築します。このシステムではGitを用いたバージョン管理,GitHubによる共同編集,RedPenによる品質チェック,CIツールによる継続的改善などを利用します。 応用としてAsciidoctorによるドキュメントのスタイル調整について解説します。Webでの公開に耐える品質はもちろん,技術文書の電子出版においても役立つ内
ドキュメント作成システム構築ガイド を読み終えたので、その感想です。GitHubとCIサービスの組み合わせ方、gitやmarkdownの初歩的な使い方も丁寧に書かれているので、意外と新人向きの書籍かもしれません。 発売前に、エクセルで手順書を作るのはきっとやめた方がいいという自分の投稿に、その解決策としてCIに沿ったライティングの情報を追加したのですが、それが著者のお一人の目に留まったらしく、なんだか恐縮です。 概要 ソースコードの品質を高めるために、継続的インテグレーション(CI)が導入されてきたように、ドキュメントに対してもそれをやろうというものです。そのために バージョン管理システム(Git) Gitで差分が見やすい軽量マークアップ言語(markdown,asciidocなど) 文章を校正するためのツール(RedPen,textlintなど)PDFやHTMLなどに出力するためのツー
本投稿では自宅やオフィスといったネットワークに接続されている機器がインターネットに対してどのような通信をしているのかを監視するため、Raspberry Piを使ってインターネットと自宅・オフィスネットワークを行き来する通信をキャプチャできる環境を低価格で構築する方法について解説します。 はじめに:なぜ自宅やオフィスのネットワーク監視が必要か インターネットの普及とともにインターネットに接続して動作する機器は急速に増加しました。昔は一般的な家庭やオフィスでもインターネットに接続するものなどせいぜいPCが1、2台でしたが、今やテレビ、ゲーム機、ビデオレコーダー、スマートフォンなど様々なものが自宅やオフィスのネットワーク・WiFiに接続して何かしら通信をしており、その台数も同居人・オフィスのメンバーの人数に応じて多くなります。 IoTというトレンドワードもあり、照明器具やおもちゃなど新たにネット
IoT(モノのインターネット)時代の到来を目前に控え、先行企業の動きが活発化している。製造業のサービス化は水面下で急速に進んでいるが、残念ながら日本企業の存在感は薄い。 かつて日本の半導体メーカーや電機メーカーはビジネスモデルの転換が遅れ、国際競争力を失った。このままでは、重厚長大産業の分野でも同じ結果になりかねない。残された時間はほとんどないことを考えると、欧米企業の傘下入りなど現実的な選択肢も必要かもしれない。 ■ GEとシーメンスが立て続けにIoT関連の買収を実施 先月、偶然にも同じ日にIoT関係の大型買収案件が立て続けに発表され、関係者を驚かせた。 米ゼネラル・エレクトリック(GE)は11月14日、在庫管理や人事管理システムを開発する米サービスマックスを9億1500万ドル(約990億円、当日のレート)で買収すると発表した。GEはIoTビジネスのプラットフォームとなるシステム
わたしが中小企業診断士の資格を取ったのは、もう20年以上も前のことだ。その頃、診断士の試験は「鉱工業」「商業」「情報」の3コースに分かれていた。どの試験を通っても、おなじ診断士の資格を名乗れる。わたしは情報系を選んだ。「情報」コースには、さらに専門試験科目が「流通情報」と「生産情報」の二種類あったので、わたしは「生産情報」を選んで試験を受けた。工場づくりをビジネスとするエンジニアリング会社に勤める人間としては、当然の選択であった。 ちなみに診断士試験に「情報」コースができる前は、「鉱工業」と「商業」の二種類しかなかった。これはちょっと不思議である。だって、まるで中小企業には製造業と流通業しかないみたいではないか(鉱業も入っているが、石炭産業の盛んだった戦後ならいざ知らず、鉱業にはほとんど大企業しか残っていない)。しかし、たとえば運送業にも建設業にも、中小企業はたくさんある。それなのに専門試
国立研究開発法人科学技術振興機構(以下、JST)は、「科学技術イノベーションの創出に向けた研究開発戦略の立案」、「科学技術イノベーション創出の推進」、「科学技術イノベーション創出のための科学技術基盤の形成」等を柱に、日本の科学技術の発展のために事業を行っている。大学や公的機関と企業の研究や開発を JST が繋ぎ、日本の科学技術の底上げや国際的な科学技術の共同研究等を推進している。 情報発掘業務重要な取り組みの一つとして、社会課題の解決に向けて、新たに研究者や研究機関を発掘していくことがある。これから必要となる研究分野に関する情報をいち早く察知し、集中的に国の研究費を配分することで、より強力に科学技術を推進している。すなわち、科学技術の強いところを更に伸ばし、弱いところを補強するための施策である。集中的な配分先を決めるためには、JST が過去に推進した研究を含めた国内外の研究情報を広範囲に収
慎重さと大胆さのバランスが肝になる計画PDCAサイクルの最初は計画(Plan)だ。 私の感覚ではPDCAで失敗する人の50%はこの計画フェーズで失敗している。失敗する原因は大きく分けて2つある。慎重になりすぎるか、雑になりすぎるかだ。このあたりは本人の性格や企業文化などで違いがよく出る。 石橋を叩いてなお、ためらってしまうような慎重派なら、計画と聞くだけで体がこわばる。「計画を立てるなら絶対に間違ってはならない」と思うからだ。 もしこれが会社で、新規事業を検討している経営者が慎重派だと、おそらく社員たちは延々と市場調査に駆り出されることになるだろう。その間にも市場はどんどん変化するというのにである。そして毎月の会議で議題に取り上げられては「もう少し様子を見よう」というお決まりの文句が発せられることになる。こうしたリーダーがいる組織はPDCAサイクルが回りにくい。 かたや思いつきで動く人が
もはやバスワードの域を脱した“DevOps”。「自社でも始めたいが、その環境構築のノウハウがない…」という企業は「Oracle Cloud Platform」の活用をお勧めする。これを用いたDevOpsの利点と具体的な環境構築のポイントを2回にわたって紹介する。 調達&コスト面で優れるクラウドがDevOps普及の追い風に アプリケーション開発と運用の垣根を取り払い、ソフトウェアが生み出す価値を最大化するための開発/運用アプローチとして「DevOps」への関心が高まっている。近年はDevOpsの実践基盤としてパブリック・クラウドを活用することで開発/運用の基盤を統一し、基盤調達にかかるコストや時間の大幅削減が可能となっており、これも普及の追い風となっているようだ。 オラクルも、企業アプリケーション開発でDevOpsの実践やクラウドの活用を検討する企業に向けて、多彩なPaaSを取り揃えるパブリ
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