生成AIのリスクなどを議論する政府の有識者会議は、重大な問題が発生した場合に国が原因究明や指導を行うための法整備が必要だとする報告書案をまとめました。これを受けて石破総理大臣は、必要な法案の作成を急ぎ早期に国会に提出する考えを示しました。 有識者会議の報告書案は26日、総理大臣官邸で石破総理大臣も出席して開かれた会合で示されました。 この中では、生成AIは産業の効率性や国民生活の利便性を大きく向上させる可能性がある一方、AIによる偽サイトを使用した詐欺など犯罪の巧妙化にも利用され、多様なリスクが顕在化しつつあると指摘しています。 そのうえで、AIによって国民の権利や利益が侵害される重大な問題が発生した場合、国が原因究明や関係者への指導・助言を行うほか、事業者に情報提供などの協力を求められるよう法整備することが必要だとしています。 これを受けて石破総理大臣は、政府のAI政策の司令塔としてすべ

日本の漫画やアニメを無断でネット上に掲載する「海賊版サイト」の被害を防ぐため、文化庁は、サイトに掲載された画像などをAIを使って検知する新たな対策システムの構築を目指すことになりました。文化庁によりますと、海賊版サイトによる被害額は推定で年間2兆円に上り、深刻な事態となっていて、特にことしの夏以降は複数のサイトの出現などでアクセス数も急速に増えているということです。 このため文化庁では、より実効性の高い対策を進めるため、AIを使った検知システムの構築を目指すことになり、関連の事業費として今年度の補正予算案におよそ3億円を計上しました。 具体的には、海賊版サイトのレイアウトや広告、出版社から提供を受けたコンテンツの画像などの情報をAIに学習させて自動的にサイトを検知するシステムの開発を進めるほか、検知されたコンテンツについて権利者が削除申請の手続きをスムーズに行える仕組みの構築を目指すこと

石川県の馳浩知事が、東京駅前でウェディング衣装姿で撮影している写真を当事者の許諾を得ずにSNS「フェイスブック(FB)」に投稿していたことがわかった。馳知事はテレビ局制作の映画をめぐり、自身や県職員の映像を「無断で使用された」と肖像権の議論を求めている最中だが、自身が肖像権を侵害した形だ。 馳知事が投稿したのは、「馳浩(はせ浩)石川県知事」のアカウント。19日午後に「東京駅前、寒い中、結婚式目前の若いお二人が、仲良く記念撮影。絵になります」とのメッセージを添えて、ウェディング衣装姿で写真撮影をする男女とカメラマンと思われる女性が写った写真を投稿していた。 20日午前の定例会見で、記者に当事者の許諾を得たかについて問われると、「残念ながら、許諾を得ておりません」と無断での投稿を認めた。さらに、肖像権の侵害の可能性を問われると、「その通りだと思うので、配慮をしたい」と認め、「担当者と相談して、

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