アメリカのAI新興企業の「アンソロピック」に著作物を不正に使われたとして作家らが訴えていた裁判で、会社側が、少なくとも日本円にして2200億円を支払って和解することで合意しました。アメリカのメディアは、AIをめぐるほかの訴訟にも影響を与える可能性があると指摘しています。 この裁判は、アメリカの作家らが、著作物をAIの学習のために不正に利用されたとしてアンソロピックを訴えていたもので、アメリカの複数のメディアは5日、会社側が少なくとも15億ドル、日本円で2200億円を支払う和解案に合意したと伝えました。 和解案が裁判所に認められれば、AI企業による著作権侵害の賠償額では、最大規模になるとしています。 アンソロピックは、2021年に設立されたAI開発の新興企業で、訴訟の長期化よりも、和解によって開発を優先させたい思惑があるものとみられます。AI開発をめぐっては、アメリカや日本のメディアが、記


将棋中継を視聴し「棋譜」を再現 リアルタイムでライブ配信→配信停止 賠償求めた「将棋ユーチューバー」が逆転敗訴「自由競争の範囲を逸脱」大阪高裁将棋動画の配信をめぐり、注目の判決です。「囲碁・将棋チャンネル」が日本将棋連盟から権利を得て配信した中継を視聴し、棋士の指し手を示す「棋譜」を盤面上にリアルタイムで再現、自身のチャンネルでライブ配信した男性ユーチューバーが「同チャンネルの申請で配信が停止され損害を被った」として、賠償を求めていた裁判。2審でユーチューバー側が逆転敗訴する結果となりました。 中継を視聴して… 棋譜をリアルタイムで再現しライブ配信 1審・2審判決によりますと、男性ユーチューバーは2020年9月~2023年1月、日本将棋連盟から放映権・配信権を得た「囲碁・将棋チャンネル」による、将棋のタイトル戦や公式戦の中継を視聴。棋譜をリアルタイムで盤面上に再現した動画を計10本、Yo


生成AIのリスクなどを議論する政府の有識者会議は、重大な問題が発生した場合に国が原因究明や指導を行うための法整備が必要だとする報告書案をまとめました。これを受けて石破総理大臣は、必要な法案の作成を急ぎ早期に国会に提出する考えを示しました。 有識者会議の報告書案は26日、総理大臣官邸で石破総理大臣も出席して開かれた会合で示されました。 この中では、生成AIは産業の効率性や国民生活の利便性を大きく向上させる可能性がある一方、AIによる偽サイトを使用した詐欺など犯罪の巧妙化にも利用され、多様なリスクが顕在化しつつあると指摘しています。 そのうえで、AIによって国民の権利や利益が侵害される重大な問題が発生した場合、国が原因究明や関係者への指導・助言を行うほか、事業者に情報提供などの協力を求められるよう法整備することが必要だとしています。 これを受けて石破総理大臣は、政府のAI政策の司令塔としてすべ

日本の漫画やアニメを無断でネット上に掲載する「海賊版サイト」の被害を防ぐため、文化庁は、サイトに掲載された画像などをAIを使って検知する新たな対策システムの構築を目指すことになりました。文化庁によりますと、海賊版サイトによる被害額は推定で年間2兆円に上り、深刻な事態となっていて、特にことしの夏以降は複数のサイトの出現などでアクセス数も急速に増えているということです。 このため文化庁では、より実効性の高い対策を進めるため、AIを使った検知システムの構築を目指すことになり、関連の事業費として今年度の補正予算案におよそ3億円を計上しました。 具体的には、海賊版サイトのレイアウトや広告、出版社から提供を受けたコンテンツの画像などの情報をAIに学習させて自動的にサイトを検知するシステムの開発を進めるほか、検知されたコンテンツについて権利者が削除申請の手続きをスムーズに行える仕組みの構築を目指すこと

石川県の馳浩知事が、東京駅前でウェディング衣装姿で撮影している写真を当事者の許諾を得ずにSNS「フェイスブック(FB)」に投稿していたことがわかった。馳知事はテレビ局制作の映画をめぐり、自身や県職員の映像を「無断で使用された」と肖像権の議論を求めている最中だが、自身が肖像権を侵害した形だ。 馳知事が投稿したのは、「馳浩(はせ浩)石川県知事」のアカウント。19日午後に「東京駅前、寒い中、結婚式目前の若いお二人が、仲良く記念撮影。絵になります」とのメッセージを添えて、ウェディング衣装姿で写真撮影をする男女とカメラマンと思われる女性が写った写真を投稿していた。 20日午前の定例会見で、記者に当事者の許諾を得たかについて問われると、「残念ながら、許諾を得ておりません」と無断での投稿を認めた。さらに、肖像権の侵害の可能性を問われると、「その通りだと思うので、配慮をしたい」と認め、「担当者と相談して、

https://anond.hatelabo.jp/20221202230458 もう読売新聞が一行見出しに著作権を訴えてニュースサイトを訴えた裁判のことを知ってるネット民もいないんだなと。 読売は伝統的にアンチネット。自社コンテンツを他者が使うのは1文字たりとも許さないって態度だった デジタル版無料記事は今の朝日・毎日以上に文量が渋かった 流石に今はそれだけでは飯食えないと分かって緩んできて全文公開が増えたけど(Googleニュース問題とかでIT企業側の金払いが良くなったためである)、はてブに記事履歴を残すことは今も許しておらず、はてブで読売新聞のURLを指定して検索しても何も出てくることがない。 だから、この前の村田兆治の火災事故死のニュースで読売新聞が「手にたばこを持ってた」って盛大に誤報してタバコの不始末で火事を起こしたように伝えて故人の名誉を貶めても全く炎上しなかった。

漫画のセリフなどを丸写しする、いわゆる「ネタバレサイト」をめぐり、警察が東京 渋谷区にあるサイト運営会社と経営者を近く、著作権法違反の疑いで書類送検する方針を固めたことが捜査関係者への取材で分かりました。ネタバレサイトはサイトの開設やアクセス数が増え、出版業界が著作権を侵害するとして警戒を強めています。 大手出版社、小学館のアプリで掲載されている漫画「ケンガンオメガ」はネタバレサイトにセリフなどが無断で掲載され、去年3月、東京地方裁判所は著作権侵害に当たると判断し、サーバーの管理会社に発信者情報の開示を命じました。 出版社側から被害の相談を受けた福岡県警察本部が捜査を進めた結果、東京 渋谷区のサイト運営会社の40代の経営者が、この漫画の数話分のほぼすべてのセリフや、ストーリーを説明した文章を無断で掲載した疑いがあることが、押収した資料などから分かったということです。 警察は著作権法違反に当

(1/28追記:当記事は、はてな運営からプライバシー侵害の疑いで公開停止要請が出され、一時非公開としていました。当記事が非公開になったことに北村紗衣氏が困惑していると知人から教えてもらい、その旨をはてな運営に伝えたところ公開許可となりました。皆様にはご心配をおかけ致しました)本ブログが一時凍結致しまして、皆様にはご心配をおかけ致しました。 ブログの凍結と一部ブログ記事の削除は、北村紗衣氏の代理人である谷村紀代子弁護士の申請によるものです。記事公開の理由、凍結・削除に至る経緯については追ってご説明致します。 記事の削除が遅れましたのは、メールチェックを怠っていたこと、最近在宅勤務が続いて久々に出勤したことによるもので、意図的に遅延したわけではございません。 なお、谷村氏からは別途、書面協議の要請が出ておりますが、北村氏との紛争については和解で解決しておりますので、今は代理人等はどなたも立て
近畿大学(大阪府東大阪市)は6日、法学部の男性准教授(37)を諭旨解雇の懲戒処分にしたと発表した。准教授が執筆した書籍10冊の計91カ所に、他の著者の書籍11冊からの無断転載が計155ページ分あったという。このほか論文の盗用を認めているといい、大学が今後調査する。 近大によると、処分は5日付。准教授は2013~19年、授業で使うテキストや新入生に配る小冊子など計10冊に無断転載をした。語尾や接続詞を変えただけで、一つの章12ページをほぼ丸写しした部分もあった。 5月に、転載元の書籍の出版社からの指摘で発覚。大学の調査に、准教授は「教育用の文献には、研究論文ほど厳しく著作権が適用されないと思っていた」との趣旨の説明をしたという。だが6月には、外部の研究者から大学に「准教授の論文2本の中で、自分の論文を盗用された」との通報もあり、准教授は盗用を認めたという。 准教授は民法が専門で、近大が11年

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