東京 品川区で行われているリニア中央新幹線の地下トンネル工事の現場周辺で道路の一部が隆起した問題で、JR東海は、工事が関連している可能性があるとして、20日から現地調査を始めました。 10月28日…

東京都品川区のリニア中央新幹線第1首都圏トンネル工事現場近くの区道が隆起した問題を巡り、トンネル工学の専門家が現場を視察し、原因について「作業に使う気泡が地表付近まで上昇し区道を破損させた」との見解を示した。問題が起きた北品川工区では、住宅地の下で掘削が進む予定だ。果たして安全は確保されるのか。(中川紘希)

JR東海の丹羽俊介社長は名古屋市で開いた記者会見で、リニア中央新幹線の開業時期について「まだ申し上げることはできない」と述べ、見通しが立っていないと改めて表明した。
JR東海は29日、リニア中央新幹線の品川―名古屋間の工事費が、11兆円になりそうだと発表した。従来見込みの7兆円から4兆円増える。2035年の開業を前提に試算したが、実際の開業時期は見通せていない。…

JR東海は6日、リニア中央新幹線山梨工区で山梨県側から掘り進め静岡県内に達していた「高速長尺先進ボーリング」について、地質のもろい部分で穴が詰まり、中断したと発表した。今後、「先進坑」と呼ばれる幅約…

地下40メートル以深を掘るリニア中央新幹線のトンネル掘削現場に近い東京都町田市の民家の庭から水と気泡がわき出てから、22日で1カ月たった。工事との因果関係はいまだ特定されず、地域には不安がくすぶる。住民らが問題視するのは、JR東海の気泡や水への対応自体にとどまらない。同社の情報公開のあり方のほか、地元自治体の姿勢も適切だろうか。(中川紘希)

地下40メートル以深の大深度地下を掘るリニア中央新幹線のトンネル掘削場所に近い東京都町田市の民家の庭で10月22日、地下から水と気泡がわき出たため、この工区のシールドマシン(掘削機)による工事を同日以降に中断していることが、JR東海への取材で分かった。同社が工事との因果関係を調べている。(梅野光春、中川紘希)

JR東海がリニア中央新幹線の2027年の開業を断念したことを受けて、長野県の阿部知事や県内の沿線自治体のトップが18日、JR東海の本社を訪れ、社長と面会して新たな開業時期の明確化や早期の開業を要望しました。 18日は、長野県の阿部守一知事や沿線の市町村長ら6人が東京 港区にあるJR東海の本社で丹羽俊介社長に面会しました。 この中でJR東海がリニア中央新幹線の2027年の開業を断念したことを受けて、早期開業などを求める要望書を直接手渡しました。 要望書では、新たな開業時期について明確にすることや、未着工の静岡工区の工事に着手し早期開業を目指すこと、それに、飯田市に建設される長野県内唯一の新駅を中心にまちづくりや地域振興にJR東海が積極的に関与することなどを求めています。 このほか面会の場では、工事の環境への影響について地元に丁寧に説明することや、工事用車両による渋滞を解消するため道路の拡幅工

岐阜県瑞浪市大湫(おおくて)町でリニア中央新幹線のトンネル工事が原因とみられる共同水源などの水位低下が起きた問題で、工事主体のJR東海の担当者が、問題が公になる前の5月14日にあった県や市の幹部との会議で「多大な費用と時間を要するため、詳しい原因調査は考えていない」「工事を止めたからといって水位低下が収まるわけではない」と説明していたことが分かった。本紙の情報公開請求で開示された岐阜県の公文書に記録されていた。JR東海が当初、水位低下の原因究明よりトンネル工事を優先していた姿勢が明らかになった。会議の直後に本紙などが水位低下問題を報道。県や市、地元住民らの要請を受けてJRは工事を中断し、地...

Published 2024/05/14 22:26 (JST) Updated 2024/05/15 01:56 (JST)JR東海は14日、リニア中央新幹線のトンネル掘削工事を行っている岐阜県瑞浪市で、井戸など14カ所で水位の低下を確認したと明らかにした。他に地下水に影響を与えるような工事は行われていないため、同社はトンネル掘削が影響した可能性があるとしている。掘削工事は今後も慎重に続けるという。 同社によると、計32カ所の水源やため池、個人の井戸を調査したところ、うち14カ所で水位が低下し、一部は使用できない状況であることが分かった。 昨年12月と今年2月中旬、瑞浪市大湫町でトンネルの掘削中に湧水が発生。2月下旬、同社が設置している水位観測用の井戸で低下を確認したのを受け、調査を行った。

リニア中央新幹線について話す自民党の石破茂元幹事長=衆院第2議員会館で2024年5月8日、宮間俊樹撮影 リニア中央新幹線の着工に反対してきた静岡県知事の川勝平太氏が9日に辞職し、26日投開票の知事選の結果次第で、工事が進む可能性が出てきた。ただ、与党内にも「リニアは本当に必要なのか」と疑問を投げかける政治家がいる。自民党の石破茂・元幹事長だ。政界随一の鉄道好きは、「国家プロジェクト」と言われるリニア計画の何が腑(ふ)に落ちていないのだろうか。 【写真特集】「議論熟したの?」リニアを前に語る石破茂さん リニア中央新幹線は、最高時速505キロのリニアモーターカーを使い、東京―大阪間を67分で結ぶ計画だ。川勝氏が環境問題などから、県北部を通る南アルプストンネル(全長25キロ)の静岡工区の着工に反対。計画は大幅に遅れ、事業主体のJR東海は、品川―名古屋間の2027年開業を断念した。 川勝氏が失言問



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長野県大鹿村で行われているリニア新幹線のトンネル工事で、2022年4月以降、掘削に伴って出る水の量が増え、周辺の井戸の水位が低下していたことがわかりました。 調査はJR東海が2022年度に実施したもので、24日に県庁で開かれた環境影響評価の技術委員会で報告されました。 それによりますと、大鹿村では伊那山地(いなさんち)トンネルの工事に伴って出る1日当たりの湧水が、それまで500立方メートルだったものが、22年4月以降は、1,500~2,000立方メートルへと急激に増加。 工事現場近くの2か所の井戸の1つで2.6メートル、もう1つの井戸では5.2メートルそれぞれ水位が低下しました。JR東海は工事によるものと認め、周辺への影響を継続的に確認するとしました。 委員からは、村内の別の現場でも湧水量が多いとする指摘や、雨の量との関係などより詳細なデータを求める意見が出されました。
リニア中央新幹線のトンネル工事をめぐり、残土置き場の土地を買収するとうその説明をして、静岡県の会社から3億円をだまし取ったとして、都内のコンサルティング会社の代表が警視庁に逮捕されました。 逮捕されたのは、東京・千代田区にあるコンサルティング会社の代表、大森創容疑者(40)です。 警視庁によりますと、大森容疑者は、静岡県浜松市の会社に対し、リニア中央新幹線のトンネル工事の残土置き場として岐阜県内の土地を買収するなどとうその説明をして融資を申し込み、2017年8月ごろ、現金3億円を自身が実質的に経営する会社の口座に振り込ませたとして詐欺の疑いがもたれています。 事業が順調に進んでいるように装うため、うその土地の売買契約書を作成したり、工事を担当する建設会社の社員を知人に演じさせたりして、「事業がうまくいけば110億円の利益が出る」などと持ちかけていたということです。 この融資を不審に思った浜

JR東海が御嵩町に建設を計画しているリニア中央新幹線の工事の残土処分場について、日本生態学会のメンバーが生態系を守るため建設予定地を見直すようJR東海と町に要望しました。 リニア中央新幹線の建設工事をめぐっては、JR東海が御嵩町にある工区のトンネル工事で発生する土の処分場を建設したいとして町と協議を進めています。 一方、候補地を取り囲むエリアは、ハナノキなどの希少な植物が群生していて、開発に配慮が求められる環境省の「重要湿地」であり、生態系への影響を懸念する声が上がっています。 こうした中、日本生態学会の自然保護専門委員会のメンバーが27日、岐阜県庁で会見し、計画では当初よりも処分場の規模が縮小されているものの未だ群生地の中央部が含まれているため希少種が絶滅するリスクは残ると指摘しました。 また、ハナノキなどをほかの場所に植え替えても周囲の環境が異なるため保護するのは難しいと説明しました。

1月13日、静岡県の川勝平太知事に対して、辞任を求める署名活動が始まった。 署名サイト「Change.org」で、「静岡県議会の請願を受け入れない川勝平太知事の辞任を求める」として始まり、1月15日18時現在、3200人ぶんが集まっている。 【写真あり】2019年、静岡県を訪問した中国外相と会談する川勝知事 県東部にある函南町に、10万枚のソーラーパネルを敷き詰めるという大規模太陽光発電所(メガソーラー)建設計画をめぐり、町議全員が賛同した「林地開発許可の取り消しを求める」請願は、2022年12月、県議会でも全会一致で採択された。 しかし、川勝知事は、同年12月27日の会見で「住民の不安や懸念、今回の請願を重く受け止めている」と述べたものの、「現時点では許可の取り消しには至らない」と請願に応じない姿勢を示していた。 知事の辞任を求める署名が始まった背景には、膠着しているリニア問題もある。現


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