これははてなエンジニア Advent Calendar 2025 1日目の記事です。はてなでフロントエンドエキスパートをしている id:mizdra です。普段はJavaScript を書いてて、趣味で色々なツールを作ってます。 ところで最近、npmjs.com へのサプライチェーン攻撃が話題ですね。以前から npmjs.com ではサプライチェーン攻撃が発生していましたが、今年は規模が大きいものが頻繁に発生しています。 Active Supply Chain Attack: npm Phishing Campaign Leads to P... npm Author Qix Compromised via PhishingEmail in Major Suppl... DuckDB npm Account Compromised in Continuing Supply Chai

皆さん、AIコーディングやっていますか?CursorやClaude CodeやCline/Roo Codeのようなコーディングエージェントを使えば、AIがコードを書いてくれるアレです。バイブコーディングとも言いますよね。 筆者は、Claude Codeが定額で使えるようになった5月末からClaude Max で Claude Codeを使ってきたんですが、とにかくストレスがたまることが多かったのと、プラン改悪や、相次ぐClaude Codeの性能劣化で、ClaudeおよびClaude Codeから抜け出したい!と思って、ここ一ヶ月Codexを試してきました。 また、Vibe Kanbanというツールを使って、こちらも運用してきました。 結論からいうと表題の通り、Vibe Kanban + Codex の組み合わせが、Claude Code を使っていた頃より遙かに快適です! 実際に、業務を

Deleted articles cannot be recovered. Draft of this article would be also deleted. Are you sure you want to delete this article? こんにちは、とまだです。 Claude Code でコードを書いていて、「セキュリティ的に大丈夫かな?」とか「もっとパフォーマンス改善できないかな?」と悩んだことはありませんか? 最近話題の SuperClaude というフレームワークを使ってみたところ、コード品質の改善がとても楽になったので紹介します。 (追記:実践編はこちら) 忙しい人のために要約 SuperClaude は Claude Code を拡張する無料のオープンソースツール 専門家ペルソナが自動的に登場して最適な支援をしてくれる 16個の高品質なカスタムコマンドがすぐに
Claude Code で開発効率 85%UP!AI との往復を 20 回 →3 回に減らす実践テクニック 🎯 この記事で得られる成果 ⏰ 読了時間: 約 10 分 🎯 対象読者: Claude Code/Cursor/GitHub Copilot 使用者 📊 実証データ:GitHub PR 実例あり(53 分で実装完了) 💡 実装難易度: ★★☆☆☆(初中級者でも実践可能) 具体的な改善効果AI との往復回数が平均 85%削減(私の実測値) コード修正時間が 75%短縮 CI/CD エラー率が 90%低下 実際に私がこの個人プロジェクトで実践し、通常 20 往復以上かかる実装を 3 往復で完了させた手法を公開します。 ‼️【2025/08/13追加】Claude Code・AI駆動開発の関連記事 😩 あなたもこんな経験ありませんか? 「AI を使えば開発が楽になる」そう思っ

AI開発支援ツールが進化する中、有料ではなく「無料でどこまでできるか?」ということに興味のある開発者の方は多いと思います。今回AIに情熱を注いでいるエンジニアTom氏は、無料AIを使い分け効率的に作業する方法を説明したブログ記事「How I Code withAI on a budget/free」を公開して注目を集めています。 同氏が提案するのは、IDE統合型AI(例: Cline)を実行専用にし、Webチャット型AI(例: Claude, GPT-4o)で思考・分析を行うという使い分けです。ClaudeやGPT-4oなどのWebチャットAIは、設計・バグ分析・リファクタリングなど、文脈を理解する作業に強い反面、エージェント型のAIは「文脈の過不足」により、精度が低くなる傾向があります。 同氏は、ClaudeやGPT-4oに正確な文脈を渡すためのGUIツール「Code PrepGUI

「Claude Codeがアホになる問題」が勃発している最中、SerenaというMCPサーバーが「Claude Codeのコンテキスト消費を削減し、応答を改善する」という評価でユーザーたちの間で注目されています。 筆者も実際にSerenaを使ってみたところ、確かにコンテキスト効率の改善(入出力トークンの減少を指します)を実感できました。詳しく調べてみると、このツールは非常にユニークな発想で設計されており、一過性の流行として消費されるには惜しいと感じました。 そこで、本記事では、この機能の背景にある技術的な仕組みを詳しく解説したいと思います。実際の検証も交えながら、Serenaのアーキテクチャとその効果を分析していきます。 現在のコーディングエージェントが抱える課題現在のコーディングエージェントの多くは、コードを単なるテキストファイルとして扱って逐次的な処理をしています。この根本的なアプロー
Claude CodeのSub agentsという機能が今自分が困っているユースケースの改善に役立ちそうだったので使ってみました。 結論から書くと、1-2時間くらいでサクッと作った割には期待された効果を発揮できました。便利ですね。当面積極活用していきたいと感じました。 開発において定型的な作業は多く発生します。これまではそれをルールファイルに記載して制御していましたが、Sub agents に適切に分離することで、責務が明確になり、不要なルールを読み込まなくて良くなり、エージェント全体を通してルールと責務が整備できるようになったなと感じました。 Sub agents とは?Create and use specializedAI sub agents in Claude Code for task-specificworkflows and improved context mana

こんにちは、わさびーふです。 今回は Claude Code をより効果的に活用するための設定集「wasabeef/claude-code-cookbook↗」について紹介しようと思います。 もう冗長な作業をできるだけコマンドに落とし込むようにしています。特に Role 機能で専門家の視点を切り替えられるのが気に入っています。セキュリティとパフォーマンスの専門家に議論させたり、アーキテクトにレビューしてもらったり、議論を俯瞰して見ているような感覚です。 ⚠️ 前提 この Cookbook は私のワークフローに最適化されています。かなり個人的な好みが反映されていて、尚且つまだ活発に更新中なので、あくまで参考程度に見てほしく、使えそうなところだけ使ってみてください。 2025/07/24 現在までの設定なので最新はリポジトリを確認して下さい 個人的によく使うやつ /pr-auto-update

amazonの出したIDE「kiro」がめちゃくちゃ未来だったのでClaude Codeユーザーの人はみんな一度試してみてほしい どうもこんにちは、昨日AmazonがVS CodeベースのIDEである「kiro」をリリースしました この分野ではcursorやWindsurf、アドオンですがClaude Codeなど様々な選択肢があります そんな中であえてAmazonが出してきたIDEのコンセプトは Vibe coding ……ではなく、 Viable Code だそうです 細かい説明は公式HPを見てもらうとして、他との違いは 「仕様書駆動開発」 を明確に打ち出している点ですAIとのコーディングは難しい 特にClaude Codeを弄り倒している人なら常々感じてると思いますが、AIに適切な指示を与えて適切な作業をしてもらうのは非常に難しいです それを解決しようとみんな「sowで書いて」だっ

壁打ちの効果 Gemini の強みを活かすという目的以外に、Claudeに言語化を促すことで、改めて思考を整理させる効果も期待しています。 なお、ClaudeがGeminiを実際に使っている様子を眺めると、Geminiに投げているプロンプトが秀逸すぎて結構感動します。勉強になる〜 トークン消費の分散効果について 付随する効果として、調査をGeminiに丸投げする分、Claude側のトークン消費削減が期待できます。 gemini -p <質問内容> のコマンドがテキストを結構短め (内容は濃いめ) で返してくれるのもポイントです。 それぞれの苦手領域 得意領域があれば、苦手な領域もあります。それぞれのツールが、苦手領域について自分で自覚を持っていない、というのが痛いところ。 なお、かなり個人的な意見を含みます🙇 Claude Code 計画力・実装力に優れる反面、意志があまりにない。 「そ

本記事は、CI/CD連載の6本目の記事となります。 はじめにこんにちは。HealthCare Innovation Group(HIG)の山本竜玄です。本記事では、Gemma3とUnslothを組み合わせて、完全オンプレミス環境でのAIコードレビューができる環境を構築してみました。 フューチャーでは社内開発基盤運用チームが構築・運用するオンプレミス版GitLabを利用していますが、近年注目されるAIエージェントを導入する際に課題がありました。外部APIを利用する場合、セキュリティ審査プロセス、従量課金による予算管理の複雑さ、機密データの外部送信への懸念などが発生します。 そこで、LLMモデルを自前の環境に組み込み、プロジェクト固有のデータで追加学習を行うアプローチを試しました。Gemma3とUnslothの組み合わせにより、RTX 3060 12GBという家庭用レベルなGPU環境でもファ

「Cursor擦り倒すシリーズ」ということで何本か記事を書いてきましたが、ハタと気づきました。 「最近は Claude Code のほうをよく使っています。出しているアウトプットの総量は断然 Cursor より多いです。」 ということで、一旦 Cursor 擦り倒すは終了して、今度は「Claude Code」擦り倒してさらなる生産性向上に努めたい所存です。 ちなみに、Cursor 擦り倒すシリーズの 1 つ目の記事はこちらです。 はじめに 「Claude Code はいい感じにコードベースの意図をくみ取って、バシバシ開発してくれるらしい」と耳にして、Claude Code を導入した私は最初の一歩でつまずきました。ツール自体の学習コストよりも、運用に載せるまでの摩擦 はそれなりに大きかったです。 そこで私は、一枚の “初期設定プロンプト” を用意することにしました。結果から言えば、このプロ

roo-loggerというMCPサーバーを作ったので紹介します。これはCline MemoryBankとは違ったアプローチでAIの記憶を管理するツールです。 最近、AIとの協業どころかvibe codingで全て書かせてしまおうなんて話もある中で、「AIが何をしたか覚えていない問題」が顕在化してきました。特にRoo Codeのような自律型エージェントが大量のファイル操作やコマンド実行をする場合、同じセッションを使い続けることはコンテキスト長的に不可能です。 そして、MemoryBankはプロジェクトの知識を構造化するのに素晴らしいシステムですが、長引くにつれコンテキスト長を制御しづらくなるのと、「AIがどうして何をしたのか」の詳細な記録には向いていないと課題を感じていました。また、プロンプトで作り込むには仕組みが重たすぎるという気持ちも少なからずありました。 かといって備えなしにいきな

アイコンが変わったerukitiです。最近はやりのgpt-4o image generationを使って、顔だけだったアイコンに全身が追加されました。2023年4月10日に初めてのLLMプロダクトの開発キックオフからもうすぐで二年です。rat yearなこの業界なんで、変化がめまぐるしすぎますね。 今回は、真に高速なAIコーディングのメソッドを確立するために、中規模くらいのコードをコーディングエージェントのみに書かせる実験をしています。コーディングエージェントはCline派生であるRoo Code(以後Rooと呼ぶ)を使っています。 ※完全に個人研究としてやっているため、会社のリソースは使っていません。 作っているものはコーディングエージェントのコアライブラリ + おまけのCLI 規模としては136ファイル・26410行(一時期30000行弱までいった) なぜコーディングエージェントを使っ

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