マグミクス ドラマ 「熊本編」も近い? 『ばけばけ』松江の寒さが耐えられないヘブンの今後に注目 トキとの距離も縮まりそう 「熊本編」も近い? 『ばけばけ』松江の寒さが耐えられないヘブンの今後に注目 トキとの距離も縮まりそう 2025.12.02 マグミクス編集部 2025年後期のNHK連続テレビ小説『ばけばけ』は『知られぬ日本の面影』『怪談』などの名作文学を残した小泉八雲(パトリック・ラフカディオ・ハーン)さんと、彼を支え、さまざまな怪談を語った妻の小泉セツさんがモデルの物語です。 ※この記事では『ばけばけ』のネタバレに触れています。 第10週では主人公「松野トキ(演:高石あかり)」の未来の夫「レフカダ・ヘブン(演:トミー・バストウ)」が、松江の冬のあまりの寒さに苦しんでいる場面が描かれています。47話ではついに倒れ、気管支カタル(気管支炎)になってしまいました。 ヘブンのモデルであるラフ

歌麿、政演、北斎、そしてこれから登場するであろう写楽…。江戸文化を彩る絵師が次々と登場する大河ドラマ『べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~』(NHK)。しかし作品そのものは現代でもよく知られていても、「作品が完成に至るまで」について記した資料はあまり残っていません。そんな中、どのようにして絵師たちの生きざまや技を表現しているのでしょうか?その舞台裏では、どのような工夫や苦労が?『べらぼう』で浮世絵指導を担当する向井大祐さんと松原亜実さんにお話を伺いました。(取材・文:婦人公論.jp編集部 吉岡宏) 「ついに大河が!」 ――大河ドラマでの浮世絵指導について、オファーを受けた時のお気持ちを教えていただけますか? 向井さん:僕自身は浮世絵の研究をしている日本画家です。自分の絵を描く傍らで、浮世絵の復元模写ということをやってきました。NHKとの縁は、2017年、北斎の娘を宮崎(*崎はたつさき)あおいさんが

明治期の島根・松江を舞台にした朝ドラ「ばけばけ」がはじまった。ヒロイン松野トキ(髙石あかり)の父・司之介(岡部たかし)は“無職の元武士”として描かれている。史実は一体どうだったのか。ルポライターの昼間たかしさんが、朝ドラでは語られない史実をひもとく――。 働かない“元武士”の父親 小泉セツと小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)をモデルとした髙石あかり主演のNHK連続テレビ小説(通称「朝ドラ」)「ばけばけ」は、明治初期の松江を舞台に、没落士族の娘と異国の英語教師の出会いを描くものだ。 初回放送では、オープニング(主題歌)に入る前のアバンタイトルで、結婚後にトキ(髙石)とヘブン(トミー・バストウ)が怪談を語る様子を紹介。その後にトキの少女時代に戻って物語は始まった。 明治8(1875)年。松江市に暮らす松野家の家族は人々が寝静まった深夜、一家そろって憎い相手に呪いがかかるよう祈願する「丑の刻参り」

被爆80年の企画展「ヒロシマ1945」を見学し、インタビューに答えた吉川晃司さんとの一問一答は次の通り。(金崎由美、里田明美) ―広島出身の被爆2世として、被爆80年の節目をどのような思いで迎えていますか。 世界中で懐疑的な思想や、きな臭さがどんどん増していると感じる。 子どもの時にボーイスカウトの活動をしており、8月6日の平和記念式典に参加していたが、正直言って特別深い思いや考えを持っていたわけではなかった。音楽活動を通して、子どもたちと平和の歌を作るなどしながら、言葉にしたり文字にしたりすることが大事だな、何か担えることがあればできる限りのことをしたいな、と思うようになった。 ―お父様の実家が原爆ドームの対岸にあった吉川旅館ですね。 若い頃は全く知らなかった。父が入市被爆の体験を語ることはなかったが、ここ10年、20年かな、ぽつりぽつりと話すようになった。伝えておかないと、と思うよう

【NHK公式】第29回に登場した『江戸生艶気樺焼』は、黄表紙の最高傑作といわれています。実際の内容を全ページご紹介します。 #大河べらぼう

江戸時代の浮世絵師 喜多川歌麿の版画「ポッピンを吹く娘」のうち、これまで海外にしか現存していないとされていた初期に刷られた作品が、国内にも残されていることがわかりました。 「ポッピンを吹く娘」は東京国立博物館が所蔵するものなど、数点が現存する版画で、美人画を得意とする喜多川歌麿の代表作の1つです。 先月から東京国立博物館で始まった特別展に、「ポッピンを吹く娘」が展示されているのを知った都内の美術商から、同じ作品があるという連絡が博物館に寄せられ、調査したところ本物だとわかったということです。 作品の題名部分には、東京国立博物館が所蔵する「婦女人相十品」ではなく、「婦人相学十躰」と書かれていることから、より古い初期に刷られたものだと判断したということです。 初期に刷られた作品は、ほかにハワイのホノルル美術館が所蔵するものがあります。 今回の作品は、40年余り前にフランスでオークションに出品さ

「パンクロックの女王」として知られる米国の歌手で詩人のパティ・スミスさん(78)が4月28日、広島市を訪れ、被爆者の小倉桂子さん(87)と対話した。父は日本軍と戦った兵士だったというパティさんは、被…

「男たるもの、一国一城の主になってこそだろ!」と大文字屋からはっぱをかけられた蔦重。初恋の相手、瀬川と一緒に店をやる夢はかないませんでしたが、祝新装開店! ついに吉原大門前に自身の独立した店舗「耕書堂」をオープンすることに。この店をさらなる足掛かりにして、蔦重は江戸のメディア王への階段を勢いよく上っていきます。 今回の「『べらぼう』の地を歩く」は台東区千束に「耕書堂」跡地を訪ねます。 ※この記事は、NHK財団が台東区と一緒に制作するPR冊子「べらぼう+台東区」のための取材などをもとに構成したものです。 吉原大門の前、五ご十間道じっけんみち沿いに義兄・次郎兵衛じろべえの茶屋がありました。蔦重がその軒先を借りて書店兼貸し本屋「耕書堂」を開いたのは、安永元年(1772)、蔦重23歳のころ。蔦重はこの店から遊女を花に見立てた『一ひと目め千本せんぼん』や朋誠堂ほうせいどう喜き三さん二じによる『娼しょ

温泉ペンギン @pen_pen2020 遅れて「べらぼう」11話視聴。 役者への差別が描かれていたが、ドラマの描写は差別の説明として不十分だと思われるので、自分の所見を書く。(以下長文) まず「四民」という台詞。感想でも「士農工商」という言葉を多く見る。 ある程度の年齢以上の世代(自分含む)は↓のような図を教わったと思うが pic.x.com/Rilh5R1ucO 2025-03-21 00:02:00温泉ペンギン @pen_pen2020 このピラミッド図式は江戸時代の身分制度を表すのには不適切であると、近年の研究で明らかになっており、最近の教科書では使われていない。 江戸時代の身分制度は「士農工商」ではなく、農民(百姓)が工・商より上位でもない。また「穢多・非人」と呼ばれる被差別民が社会の底辺にいたわけでもない。 pic.x.com/plciJVi3VJ 2025-03-21 00:

【NHK公式】「べらぼう」の世界を紡ぐ森下佳子さん。2度目の執筆となる大河ドラマについて、蔦屋重三郎の人物像や作品に込めた思いなどを伺いました。 #大河べらぼう

ドラマ「SHOGUN 将軍」でゴールデングローブ賞助演男優賞(テレビドラマ部門)を受賞し、国際派俳優として注目される浅野忠信(51)。長女のSUMIRE(29)、長男のHIMI(25)もモデルやシンガーソングライターとして活躍中。そんな一家の面々を陰で支えてきたのが、浅野忠信の母、浅野順子さん(74)だ。 順子さんは、戦後、日本に駐留していたアメリカ人調理兵の父と元芸者の母の間に生まれ、1960年代、山口小夜子やキャシー中島も所属し、横浜・本牧のディスコで華やかに遊ぶことで知られていた美少女グループ「クレオパトラ党」の一員だった。さらに、60歳を過ぎて出会った恋人に才能を見出され、画家デビューしたという特異な経歴を持つ。 彼女と同時代を生きてきた畏友、ミュージシャンの近田春夫さん(73)を聞き手に迎え、稀代の女傑の半生を彼女のアトリエで掘り下げる。 >【画像】現在の浅野順子さんや10代の頃

大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」。横浜流星さん演じる蔦重こと蔦屋重三郎が、出版の世界で成り上がる波乱万丈の物語です。 前回の記事では、かつて吉原遊郭があった「べらぼう」ゆかりの地を訪ね、蔦重とその時代を読み解きました。 街の人に「蔦屋重三郎」について聞いてみると… 「蔦屋ってあのTSUTAYA?」「TSUTAYA作った人?」 多くの人が口にしたのは全国に店舗をおく書店の名前。蔦重との関係を調べました。

2000年慶應義塾大学環境情報学部卒業、2002年同大学院政策・メディア研究科修士課程修了。 同年NHK入局。2025年大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」にチーフプロデューサーとして制作に携わる。 津田 1月から江戸時代の出版人、蔦屋重三郎(つたやじゅうざぶろう)(1750~1796、以下、蔦重)を主人公にしたNHK大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺(つたじゅうえいがのゆめばなし)~」が始まりますね。私は蔦重の時代に活躍した浮世絵師で戯作者の山東京伝(さんとうきょうでん)(1761~1816)の弟・山東京山(さんとうきょうざん)(1769~1858)を研究していますので、江戸の出版人が主人公の大河ドラマが始まると聞いてとても楽しみにしています。 「べらぼう」に登場するかはわかりませんが、その京山は、曲亭馬琴(1767~1848)が「伊波伝毛乃記(いわでものき)」で中傷したことで、こ

編集者A(以下A):今から1000年以上前の平安時代に女真族に攻められた「刀伊の入寇」。この合戦で大宰権帥として対峙したのが藤原隆家(演・竜星涼)です。関白藤原道隆(演・井浦新)の四男(劇中では次男)として生を受け、道隆がもう少し長生きしたら、順風満帆な貴族生活をおくったと思われる貴種です。ところが、父道隆が亡くなったのちは、道長(演・柄本佑)と兄伊周(演・三浦翔平)との権力闘争に巻き込まれ、不遇な日々を過ごしました。 ライターI(以下I):その隆家が刀伊の入寇に際して、大宰府で活躍するわけですから、世の中ほんとうにわかりません。 A:歴史が面白いと思うのは、隆家の子孫のことですね。平治の乱の首謀者となった藤原信頼、その兄弟で奥州藤原氏のもとで藤原秀衡に娘を嫁がせ最後の当主泰衡の外祖父となった藤原基成などは隆家の子孫なのですよね。藤原基成は1993年の大河ドラマ『炎立つ』では、林隆三さんが

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