高市早苗首相は12日の参院予算委員会で、国歌「君が代」について「歌詞の意味や解釈が統一されているわけではない」と述べた。自民党の今井絵理子氏への答弁。ただ、政府見解は「天皇を象徴とするわが国の繁栄を祈念する」という解釈だ。 今井絵理子氏「公式手話版を」聴覚障害のある息子を持つ今井氏は、11月に行われた聴覚障害者の国際スポーツ大会「東京デフリンピック」の開会式で手話の国歌が披露されたことを紹介。これは全日本ろうあ連盟が作成した「国歌の手話言語試行版」で、「国の責任で公式版に格上げし、ろうや難聴の子供たちが、アスリートたちが誇りを持って国歌を斉唱できるよう環境を整えるべきだ」と求めた。 これに対し、首相は「国歌を君が代と規定する国旗国歌法では歌詞と楽曲しか定められていない。つまり、歌詞の意味や解釈が統一されているわけではない。わが国では手話は一つだけではないと承知している。統一した国歌の手話表

皇室典範特例法案に関する全体会議後、記者会見を行う額賀福志郎衆院議長(右から2人目)ら=10日午後、東京都千代田区の衆院議長公邸(斉藤佳憲撮影)衆参両院は10日、安定的な皇位継承や皇族数確保などに関する全体会議を衆院議長公邸で開いた。政府の有識者会議が令和3年の報告書で示した提言のうち、皇統に属する男系男子の養子縁組による皇室復帰が議題となった。政府側からは対象となり得る男系男子が存在することや、現在の皇室の方々との関係についても「親戚として近い」との説明があった。 会議では、伝統的な男系継承の堅持にも資するとされる養子縁組案に対し、自民党や公明党、日本維新の会、国民民主党が「妥当」と評価した。これに対し、立憲民主党は慎重論、共産党は反対論を唱え、温度差が浮き彫りになった。 立民は養子縁組を巡る対象者の意思が未確認であることや、対象者の限定が「法の下の平等」をうたった憲法14条1項に抵触し

皇室の課題に関する全体会議後、記者会見を行う額賀福志郎衆院議長(右から2人目)ら=衆院議長公邸(酒井真大撮影) 第126代今上天皇まで例外なく男系継承で貫かれてきた皇位継承の最重要原則を、細心の注意を払って守り抜く必要がある。 天皇は立憲君主だ。君主の位の継承は正統性、安定性に直結するため、歴史と伝統を踏まえねばならない。 衆参の正副議長と各党派の代表者が、皇位の安定継承に関する全体会議を再開した。 額賀福志郎衆院議長は皇族数の確保策について今国会中に結論を得たいと表明した。会議では今後、「女性皇族の夫と子への皇族身分付与」と「皇統に属する旧宮家の男系男子の養子縁組による皇室復帰」の2点に絞って議論することになった。 秋篠宮皇嗣殿下のご長男である悠仁親王殿下の皇位継承時に他の皇族がいなくなる恐れがある。政府有識者会議がまとめ、令和4年1月に岸田文雄首相(当時)が国会へ提出した政府報告書は、

<日本政府に対する国連の女性差別撤廃委員会の勧告には強く賛成できるところも、反対したいところもある> 日本は1985年に、女性に対するあらゆる形態の差別を撤廃する条約(女性差別撤廃条約)を批准した。それ以来、日本政府は国連に対し、定期的に実施状況の報告書を提出することになっている。 今年10月末、9回目の日本政府報告に対して、国連の女性差別撤廃委員会が総括所見(勧告)を発表した。委員会の質問への政府の回答を読んだところ、評価できるところがあるのは事実だが、違和感のあるところもあった。同じように、委員会の総括所見の中には強く賛成できるところもあれば、反対したい部分もある。 ここ数年の日本で、法改正によって女性差別問題が改善されたのは、女性にのみ設けられていた再婚禁止期間の廃止や、レイプが合意のない性行為と定義されたことなどがある。そういった進歩は委員会も評価しているが、今は全く進んでいない部
ブラジルのルラ元大統領は3日、サンパウロでの集会で、政敵のリラ下院議長が自らの権力を増大させようとしていると批判する意図で「日本の天皇のように振る舞いたがっている」と述べた。地元メディアが報じた。 リラ氏は「日本で(政治的)権力を持っているのは首相で、天皇は統治していない」とルラ氏の認識の誤りを指摘した。 リラ氏はボルソナロ大統領派で大統領制と議院内閣制の双方を取り入れた半大統領制の議論を推進。ルラ氏は集会でリラ氏が「大統領の権力を奪い、下院に権力を持たせたがっている」と主張した。 10月の大統領選に出馬する見通しのルラ氏は世論調査で支持率首位を保っている。大統領時代の2005年に訪日し、当時の天皇陛下と会見した。(共同)

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