1月下旬のNACSIS-ILL停止についての国立大学の広報を集めてみました。 多くの機関が、 停止期間 期間中、申し込みはできるけど、他機関への依頼はシステム再開後 期間前も、受付機関が停止していて入手が遅れる場合がある といったことを中心に広報されているようでした。 NACSIS-ILLというのが何なのか、という説明を工夫されている館もあり(埼玉大学さんなど)、参考になります。 機関名 お知らせ北海道大学 【本学構成員のみなさまへ】文献取り寄せサービスの遅延について 岩手大学 NACSIS-CAT/ILLシステムメンテナンスに伴う他大学資料の文献複写・相互貸借サービスの停止について 【1/17~1/31】 東北大学 文献複写/現物貸借サービス(ILL)の遅延について[2023/1/13~1/31] 茨城大学 【重要】図書館間相互貸借(貸借・複写)=ILLサービスの一時停止について(お知

2023/01/23 NIIとNTT、秘密計算システムの大学向けトライアルを開始 ~世界初の「AI 4大カテゴリの主要なアルゴリズムによる学習・推論が可能な秘密計算AIソフトウェア」を提供~ 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(東京都千代田区、所長:喜連川優、以下NII)は、オープンサイエンスの実現に向け、大学の研究データを適切に管理しつつ利活用を加速するため、秘密計算を用いた安全なデータ分析基盤に関する研究を進めています。 今回、日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:島田明、以下NTT)と共同で、データを暗号化したまま一度も元に戻さずに、世界初のAI 4大カテゴリの主要なアルゴリズムによる学習・推論が可能な秘密計算AIソフトウェアを利用できるトライアルを提供することになりました。本トライアルは、NIIとNTTの共同研究の一環として、NIIの計算機上で秘密計算AIソ
国立情報学研究所の公式キャラクター「情報犬 ビットくん」LINEスタンプに第3弾を追加 ~研究所オンライン公開での投票で選ばれた16種類を販売スタート~ 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NIIエヌアイアイ、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、NII公式キャラクター「情報犬 ビットくん」のLINEスタンプ(*1)の第3弾を作成し、LINEクリエーターズマーケット(*2)で1月22日(金)から販売を開始しました。本LINEスタンプ(コミュニケーションアプリ「LINE」で使用するメッセージイラスト)は、NIIとLINEが共同研究を開始(*3)したことを機に、NII公式キャラクター「情報犬 ビットくん」のイラストなどを用いて2018年9月に第1弾の販売をスタートしました。「情報犬 ビットくん」は、NIIの研究や事業の活動を幅広い年齢層に伝えるために誕生した公式キ

複雑化するIT環境において、運用管理の効率化を実現する手段の一つとして「インフラ運用のコード化」(Infrastructure as Code:IaC)が重要視される中、自動化に対する期待が高まっている。一方で、実際の運用現場は複雑だ。事業部門からの要望対応、突如発生した障害の解消作業など非定型業務が多々ある中で、自動化はもとよりIaCを実現させることも容易ではない。 2020年7月に開かれた「Cloud Operator Days 2020」では、国の研究機関として効率的な研究環境の構築と運用が求められる国立情報学研究所(以後、NII)でクラウド運用チームに所属するボイスリサーチ 取締役の谷沢智史氏が登壇。クラウド運用にまつわる課題にどう取り組んでいるのか紹介した。 「真のフルスタック地獄」で完全な自動化は難しい NIIでは、オープンソースソフトウェア(OSS)のクラウド運用基盤「Euc

各大学は今春、新型コロナウイルス感染症対応でオンライン授業の導入に動いた。それを陰で支えたのが、国立情報学研究所が開いたオンライン型シンポジウムだ。文部科学省幹部は「ここでの情報共有がなければ大混乱だった」と評価する。情報学研所長の喜連川優氏に同シンポジウムやオンライン授業ついて聞いた。 ―「4月からの大学等遠隔授業に関する取組状況共有サイバーシンポジウム」には、ピーク時に大学関係者ら約2000人が参加しました。失敗を含め各大学の状況を披露し合って考える場だそうですね。 「対面の説明会は500人がやっとだったので、サイバーシンポジウムは盛況だったといえる。十数回実施し、録画で後日の視聴も可能だ。(一般的に)文科省の通達は大学執行部で止まりがちだが、(シンポジウムでは)興味深いことに文科省担当者と現場の教員との間で、質疑応答などで多数のやりとりが出た。組織や立場を超え、皆で危機を乗り越えるた

国立情報学研究所が監修する「情報研シリーズ」(丸善ライブラリー)の最新刊「学びの羅針盤 --ラーニングアナリティクス」が、同シリーズの第23弾として1月28日に発売します。 書名 学びの羅針盤 --ラーニングアナリティクス:情報研シリーズ(丸善ライブラリー) ※丸善出版のウェブページにリンク 著者 古川 雅子 (国立情報学研究所 情報社会相関研究系 助教) 山地 一禎 (国立情報学研究所 コンテンツ科学研究系 教授) 緒方 広明 (京都大学 学術情報メディアセンター 教授) 木實 新一 (九州大学基幹教育院教授 ラーニングアナリティクスセンター長) 財部 恵子 (編集・ライター) 監修 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所 発行 丸善出版株式会社 ISBN 978-4-621-05389-8 定価 760円(税別) 内容教育や学習の現場で何が起こっているのか、ど

2020/01/28 米国 センター・フォー・オープンサイエンス(COS)と国際交流協定(MOU)を締結 ~研究データ管理基盤「GakuNin RDM」にCOSのオープン・サイエンス・フレームワークを採用~ 大学共同利用機関法人 情報・システム研究機構 国立情報学研究所(NII、所長:喜連川 優、東京都千代田区)は、2019年10月29日、米国 センター・フォー・オープンサイエンス(COS:Center for Open Science、所長:Brian Nosek、ヴァージニア州シャーロッツビル)と事業協力に関する国際交流協定(Memorandum of Understanding: MOU)を締結しました。本協定により、両機関は、研究データ管理の基盤技術の研究・開発において連携・協力を図り、オープンサイエンスのより一層の推進に貢献することを目指します。まず、NIIが開発を進める研究デー

Article 研究不正の反省から 独自の対策システムを開発 論文に関わる全ての研究データをアップロードして保管 17の研究室、約200人の教員・学生からなる基礎生物学の研究拠点である東京大学定量生命科学研究所。設立のきっかけは、その前身の研究所で発生した2件の研究不正だった。不正対策の取り組みについて、同研究所の泊 幸秀教授と須谷尚史講師、国立情報学研究所の込山悠介助教に話を聞いた。 泊 幸秀Yukihide Tomari 2003年東京大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻博士課程を修了。博士(工学)。米国マサチューセッツ州立大学博士研究員を経て、2006年、東京大学分子細胞生物学研究所 講師。 2009年同准教授、2013年同教授。また2017年より同副所長を務める。改組に伴い、2018年より東京大学定量生命科学研究所副所長・教授。小分子RNAの分子メカニズムについて研究を行う。 須

CORE releases CORE Discovery in Mozilla and Opera browsers CORE Discovery, a browser extension that offers one-click access to free copies of research papers whenever you might hit a paywall, is now published in Mozilla and Opera Stores. The plug in was originally released as aGoogleChrome extension. CORE presentsits fulltexts growth and introduces eduTDM at Open Science Fair 2019 CORE was act

RCOSでは国際交流や連携に積極的に取り組んでいます。7月中旬は、イギリスと韓国から研究データ発見に関するプロジェクトの方々を受け入れました。 イギリスのThe Open Univeristyからは、 COREというサービスを行っているPetr Knoth氏がいらっしゃいました。COREはオープンアクセスリポジトリの情報を集約して検索可能としている世界最大級のサービスです。OAなフルテキストの発見や抽出、リポジトリ毎のダッシュボードの提供なども行っています。RCOSの活動の中で直接関係しているのは検索基盤と公開基盤ですので、それらの情報共有や今後の連携についての議論を行いました。 また、オープンアクセスやオープンサイエンスに興味がある図書館員やリポジトリ担当の方々を対象に、講演も行っていただきました。 Petr Knoth氏の講演韓国科学技術情報研究院(KISTI)のResearch D

事業 大学間連携に基づく情報セキュリティ体制の基盤構築(NII-SOCS: NIISecurity Operation Collaboration Services) 大学間連携に基づく情報セキュリティ体制の基盤構築(NII-SOCS: NIISecurity Operation Collaboration Services) 概要 NIIでは、大学間連携に基づいてサイバーセキュリティ人材を養成すると同時に、攻撃検知・防御能力の研究成果を適宜適用することで、国立大学法人等におけるサイバーセキュリティ基盤の質の向上を図ると共に、サイバーセキュリティ研究の推進環境と、全ての学術研究分野に対する安心・安全な教育研究環境を提供するための研究開発等を進めています。 具体的には、平成28年度にサイバーセキュリティ研究開発センターを設置し、令和4年度にストラテジックサイバーレジリエンス研究開発センタ

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