■第11回図書館総合展/学術情報オープンサミット2009」のポスターセッションでお茶の水女子大学附属図書館が最優秀賞を受賞しました。 お茶の水女子大学附属図書館は、2009年11月10日(火)~12日(木)にパシフィコ横浜を会場として開催された「第11回図書館総合展/学術情報オープンサミット2009」(3日間の来場者数24,500人)のポスターセッションに参加しました。 第11回図書館総合展/学術情報オープンサミット2009 会期中の来場者投票による集計の結果、お茶の水女子大学附属図書館のポスター『壁を壊した図書館 ~お茶大図書館活性化の ヒ・ミ・ツ ~』が、有効投票数の9%を獲得し、最優秀賞に選ばれました。 今回のポスターセッションには、団体、個人を含めて、約50点が出展されていました。 お茶大図書館が「壁を壊して」作ったのは、ラーニング・コモンズやカフェだけではありません。 前例や体制
当研究所は、情報学という新しい学問分野での「未来価値創成」を目指すわが国唯一の学術総合研究所として、ネットワーク、ソフトウェア、コンテンツ等の情報関連分野の新しい理論・方法論から応用までの研究開発を総合的に推進しています。学術コンテンツに関しては、学術コミュニティにとって不可欠なコンテンツを大学等との密接な連携により形成・確保し、付加価値を付けて広く発信するための情報基盤(次世代学術コンテンツ基盤)の構築を進めています。今回の出展では、4月にリニューアルしたCiNii(サイニィ:NII論文情報ナビゲータ http://ci.nii.ac.jp )等の学術コンテンツ事業に加え、学術認証フェデレーション(Shibboleth(シボレス)認証によるEリソース利用)等を紹介いたします。11月11日には、学術コンテンツを巡る最新動向にフォーカスしたフォーラムを第6会場で終日開催しますので、ぜひご来場
だいぶ遅くなってしまいましたが、図書館総合展のその後の補足を2件です。エントリがおそくなったのはひとえにブログ主が怠惰であるからに他なりません。 1. 2日目ユサコ社主催「EX Libirisが実現するサービスの統合化と利用者環境の向上」について、不明だったプレゼン冒頭の論文について、ユサコさんから情報をいただきました!! ありがとうございます。別にこちらから要求したわけではなく、ユサコさんが拙Blogを読んで、ご好意から連絡をいただいたものです。重ねて感謝。 プレゼンの内容については2日目その2のエントリをご覧ください。 さてそこでは、 P. W. Anderson More Is Different, " Science New Series, Vol. 177, No. 4047 (Aug. 4, 1972), pp. 393-396 を引用して話を進めていたのでしたが、その引用部分
The 4th season - Story of the one person library and "full stack" librarian.図書館総合展3日目。この日はサンメディアさん主催のフォーラム「図書館資料を100パーセント有効活用!「OPACを超える瞬間~図書館の現場から」」から。その他、詳しいレポートは以下のblogを併せてどうぞ。 どろぶねMk-II "図書館総合展3日目" システム担当ライブラリアンの日記 "(図書館総合展)OPACを超える瞬間、サンメディア主催. 2009.11.12." 発表は九州大学の片岡さんと慶應義塾大学の田邊さんから。冒頭に「『九大だからできる』『慶應だから』ということではなく、互いに知恵を出し合って、危機を乗り越えることが大事」「いい話を聞いた、だけで終わらず。後につなげていく、続けていくことが大事。」と発表のスタンスが語られた。 ま
お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。 202506« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»202508 みなさんこんにちは ヒロセさんありがとうございましたー。 さて、パシフィコ横浜より、無事生還いたしました。 こちら、放送席よりMMCキンタカです。 ヒロセさんに引き続き、恐れながら後出し予約を試みております。 さて、今回の図書館総合展。 今回は「お茶の水女子大学デジタルアーカイブズ~資料に薫るオチャノミズム~」 というテーマで、 ポスターセッションと二回の口頭発表に参加しました。 たなべさんやヒロセさんの記事にある、一回目の発表は こんな感じで、 寸劇「デジタル

ずいぶん遅くなってしまいましたが(苦笑)、2009年図書館総合展フォーラムレポート、〆は3日目ほぼ1日をかけて開催されたシンポジウム、「学術コンテンツのデジタル化と情報利用行動の変化:SCREAL調査の意義とこれからの大学図書館」です! プログラムページ http://www.screal.org/apache2-default/symposium2009.html シンポジウム中、再三話題にあがっているSCREAL(学術図書館研究委員会)のサイト(報告書も全文無料で閲覧可能です!) http://www.screal.org/apache2-default/ 3日目はARGカフェもあるのにそっちに顔出さないで*1・・・ということの言い訳のために色々な方に言って回ってはいたのですが。 そもそもSCREAL調査自体、自分の研究分野ど真ん中ストライクでありそりゃ聞かないわけにはいかないだろうと
ついに、 2009-11-10(Tue)〜2009-11-12(Thu): 第11回図書館総合展/学術情報オープンサミット2009 (於・神奈川県/パシフィコ横浜) http://www.j-c-c.co.jp/library/ が開幕。 初日の今日は会場が近場ということもあって、オープニングのセレモニーから出席してみた。実はオープニングを見るのは初めて。図書館総合展全体を通しての感想は3日間の会期終了後に書きたいが、第11回となる今回は昨年の第10回に続き、 ・「第10回図書館総合展に向けて−ささやかな願い」(編集日誌、2007-11-12) http://d.hatena.ne.jp/arg/20071113/1194907239 で記した願いがまた幾つか実現しており感慨深い。出展者でも講演者でもなかった一来場者の声に耳を傾けてくださった図書館総合展運営委員会の方々に感謝したい。 さ

図書館総合展2日目。あいにくの雨でかなり寒い。今日は終日予定が入っており、司会2本に講演1本。 まず最初は、 ・CiNiiリニューアル記念 ウェブAPIコンテスト優秀作品発表会 http://d.hatena.ne.jp/sogoten/20090929/p14 追々、国立情報学研究所のサイトにも応募作品すべてを含めて公開されると思うが、優秀作品は以下の5つ。 β http://cinii.mydns.jp/hiro/ 柿島大貴、康大樹、増田佳那子(筑波大学 情報学群 知識情報・図書館学類3年) 結城市関連論文ナビゲーター http://www.lib-yuki.net/ronbun_navi.html 牧野雄二(ゆうき図書館) DashSearch http://www.ahirulab.com/dashsearch.html 後藤孝行(総合研究大学院大学) Interoperable

図書館総合展もついに最終日。朝から ・図書館グッズが利用者と館員を元気にする!−実例発表・討論・物々交換会 http://d.hatena.ne.jp/sogoten/20090928/p11 の物資搬入を手伝い、そのままフォーラムに参加。 最後に5分ほど時間をいただき講評的なコメントをさせていただく。要するに、どうせグッズをつくるなら、作り手の自己満足に終わらせず、それこそ売り物になるレベルのものを目指すくらいの気持ちでいようといった趣旨。それまでの盛り上がりに水を差すことになるのは十分にわかったが、グッズの場合、ただ楽しいだけでは必ず続かなくなるので、あえて苦言を申し上げた次第。 昼からは、 ・Library of the Year 2009 最終選考会 http://d.hatena.ne.jp/sogoten/20090928/p17 に参加。 優秀賞を受賞した ・大阪市立中央図書

いきなり小ネタだが、公共図書館のカウンターは要チェックや。 というのも、そこには「誰かが予約して、これから貸出される本」や「たったいま返却された本」が並んでいるから。つまり本屋やAmazonの瞬間最大風速のオリコンチャートではない、ナマの「求められている本」があるのだから。 しかも、同じ人が予約した/返却したカタマリで並んでいるから、好みの本を見つけたら、その隣の本をチェックせよ。いわゆるAmazonの「この本を買った人は~」を、図書館で実現するわけ。人はカタマリで本を借りる。特に育児書やビジネス本はこの傾向が強い。でも、こんなことせずとも、貸出履歴をもとに、図書館がオススメしてくれたら―― というわけで、11/11、図書館総合展のフォーラムに行ってきた。「図書館総合展2009」は、図書館に関わる企業や団体を集め、最新情報の提供と情報交換を目的としたイベント。完全に内輪向けのものだが、いち

図書館総合展の一日目に行きまして、なんか書かなきゃいけないような気になったので書いてます。 私が参加したのは、「財政危機をチャンスに変える思考と戦略〜低成長時代の図書館サービス指導理念」だったのですけど、結局図書館ってなんのためにあるのよ?図書館員ってなにをする人なのよ?っていういつもの疑問がベースになって、それぞれの経験から好き勝手言うみたいな内容でしたね。上山先生から出されたエアロプレインモデルとか図書館突然死説とかハコモノ積極利用の提案とか岡本さんのオープン志向への誘いとかビジネス支援批判とかはおもしろかったですね。同じ日に行われた「10年後の図書館と大学」の方のかたつむりさんとこのレポートとどろぶねさんとこレポートを読んでもやっぱりベースは一緒で、みんな好き勝手言ってるみたいですね。今は業界全体でのブレインストーミングの時期なのかもしれません。 これからいよいよ図書館戦国時代の佳境

お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。 202506« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»202508 もできりこです。再び、こんばんわ。図書館総合展のことばかり書いてきましたが、私からの報告はこれでラストです。 あとは、今回初参加のきんたかさんや他のスタッフからの報告、感想に譲ります。 今回は、お茶大としては、ポスターセッションおよび口頭発表に参加したというのが、 いちばん大きな出来事です。ポスター構想から制作中からずっと楽しかったのですが、やはり発表中がいちばん楽しかったです。 最終日まで、多くの方にポスターを見ていただき、お読みいただき、 そして「元気が出

2009.11.11.(水) 15:30~ (2009.12.4.追記) Shizukuの講演スライドはここにあります: http://www.shizuku.ne.jp/forumppt.php #参りました。自分の関心はインターフェースとかに寄っていて(それだけではないという意見も増えてきているけど)、 #それぞれの発表が、それぞれゆっくり聞きたい/聞かないと理解しきれない 充実した内容だった。 ポイントは、Shizukuの新バージョンを2010年2月13日に公開すると宣言されたところか。 以下、聞きながら書いた割と簡単なメモです。 ※詳しく読みたい人はこちら [図書館][エレクトリック]【2009年図書館総合展フォーラムレポートその4】2010.2.13に何かがおこる?! あるいは、「要は勇気がないんでしょ」in図書館 ―『貸出履歴を利用した新しい利用者支援の展開』リターンズ htt

(*)他にこんな詳細な記事もあります。 ・どろぶねMk-Ⅱ http://dorobunemk2.blog42.fc2.com/blog-entry-27.html ・図書館退屈男 http://toshokan.weblogs.jp/blog/2009/11/11th_3rdday.html <2009.11.28.追加> #参加者数:会場が満席にならないほど なお、最後に田邊さんから種明かしがありましたが、このフォーラムのタイトルは、 リッツ・カールトンが大切にする サービスを超える瞬間 から取られたそうです。 私も読んだことがありますが、お勧めします。 ■次世代OPACとは?(九大、片岡さん) ●OPACに代わる検索プラットフォームがなぜ必要か? ・人の行動様式の変化 ・九大「とにかく検索」(アクセス統合) ・ブランド化=学生の覚えやすさ ・主に海外事例紹介 ■OPACを超える瞬間:

お茶の水女子大学附属図書館のLiSA(Library Student Assistant)の活動ブログです。LiSAは、LiSAメンバーと図書館スタッフの協働による図書館活性化のための活動です。 202506« 12345678910111213141516171819202122232425262728293031»202508 もできりこです。こんばんわ。 前のめり系人種の特徴でしょうか。 すでに10日~12日の図書館総合展が遠い過去のような気がしてきています。 いろいろな方のブログで、総合展の見聞録や感想がアップされているのを拝見して、 私も、10日の「10年後の図書館と大学」フォーラムで、「図書館にこだわらない」と発言したことに ついて、フォローしておきたくなりました。 #前のめり系人種にとっては、これは稀有な事象です。 以下、ご興味のある方だけどうぞ・・・ なんでも、10日のフォ

過日行われた、図書館総合展にいってきた。 いろいろなフォーラムがあることは知っており、とにかく終日聴きたい催しばかりだったが、仕事と体調で結局行ったのは最終日。しかも着いたのはお昼近くになってしまった。 まずはお楽しみにしていたポスターセッション。 ひとわたり拝見したところで、口頭発表の会場に入る。惜しむらくは、人が少ないこと。みな外の飲食店に長い行列ができているからか。一所懸命練習等をしてきているだろうにと少々気の毒。 その中で、hatekupo的に一番よかったのは お茶の水女子大学附属図書館LiSAのみなさん。 各方面で御活躍の“もでき”さんの「壁を壊す」話は思わず吸い寄せられたし、共感する。願わくば“壊す”話をもう少し聴きたい。が、時間は時間なのでまたの楽しみ(の機会があればいいが)にする。スピリチュアルなお話のあとは、“きんたか”さんらのデジタルアーカイブスについての実践的・実用的
今よりもうちょっとだけ頑張りたいライブラリアンの皆さんに、「明るく楽しく前向きに」なってもらえるよう、応援するブログです。 井上昌彦@空手家図書館員は、このブログを通じマイ・ビジョン「情報のチカラで、世界をもっと幸せにする!」の実現を目指しています。 (旧「空手家小学生の闘病記」も収録。10万人に一人の小児脳腫瘍と明るく強く闘った、最愛の娘・れいこと井上家の闘病記) 何と! このブログのアクセスが、5,000件を突破しました! カウンターを設置して4ヵ月半あまり、予想よりもはるかに早く進んでいます。 これもひとえに、この拙いブログを読んでくださっている皆さんのおかげ。 当初は、一日5アクセスくらいなんだろう、と思っていました。何しろ、カウンターも、4桁しか用意しなかったぐらいです。(笑) 先日のエントリーで、お茶の水大学の茂出木さんの講演をお聞きしたことを書きました。 そうしたら何と、茂出
図書館総合展の第1日に行ってきて、特別フォーラム「財政危機をチャンスに変える思考と戦略−低成長時代の図書館サービス指導理念」に参加したことは先日書きましたが*1、ようやく参加記録をまとめることができました。ただし、私が当日メモしたことを文章化したので、発表されたことと微妙にニュアンスが違っているかもしれませんが、その点はご了承いただければと思います。 特別フォーラム「財政危機をチャンスに変える思考と戦略−低成長時代の図書館サービス指導理念」 日時: 11月10日(火) 13:00〜17:00 講師: 上山真一(慶応義塾大学総合政策学部教授、経営コンサルタント) 根本 彰(東京大学大学院教育学研究科教授) 岡本 真(ACADEMIC RESOURCEGUIDE編集長) 山田真美(作家、日印芸術研究所言語センター長) コーディネーター: 高山正也(独立行政法人国立公文書館館長) まずは、財政
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